総長・校長室より

総長・校長室より

附属中学校3年生(14回生)修学旅行結団式ー明日から3泊4日の北海道ー(R4.9.12)

 9月12日(月)4時間目に、附属中学校3年生(14回生)が明日9月13日(火)から16日(金)まで3泊4日の北海道への修学旅行の結団式を行いました。3年ぶりの北海道への修学旅行で、本校の大きな魅力です。

 テーマは「北海道はでっかいどー」~感謝・成長・メリハリ・楽しむ~です。

 校長の私からは、修学旅行の3つの目的を確認し、け「健康管理」、け「けじめをつける」、く「悔いのない」修学旅行にして欲しいと話しました。

 安西教頭先生からは、この中で私1人が北海道に行きませんが、附属中学生を大木に例え、生徒のみんなが一緒になっての取組は、大木の根っこの部分で大切であると話してもらいました。全国基礎学力調査の素晴らしい結果から、生徒に身についている力の説明もありました。

 学年主任の岡山先生からは、旅行委員への感謝の気持ち、保護者への感謝の気持ちを忘れず、修学旅行で成長して、楽しんで欲しいとの思いを伝えられました。

 最後に、「北海道はでっかいどー」と、生徒と教員全員で拳をあげて、明日からの修学旅行を盛り上げようと1つになりました。

 明日は、朝6時半に姫路駅集合で、神戸空港から新千歳空港へ出発し、16日の20時半に姫路駅到着の予定です。生徒全員が成長した姿で、無事に帰ってくることを願っています。

 修学旅行中の状況は、HPの附属中学校の「生徒の活動」で紹介します。

                                         校長 小倉 裕史

 

 

 

 

 

兵庫県立大学特別選抜における基礎学力調査(入試)を実施(R4.9.10)

 9月10日(土)、附属高校3年生37人が、兵庫県立大学特別選抜の基礎学力調査を受験しました。

 本校は、兵庫県立大学の附属の高校であり、大学6学部への特別推薦制度があることが、大きな魅力・特色です。

 工学部、理学部は、朝8時30分から、環境人間学部、国際商経学部、社会情報科学部、看護学部は9時から開始で、数学、英語が必修で、学部に応じて国語、理科(化学、物理、生物)、小論文が実施されます。

 兵庫県立大学の各学部の魅力を知り、意欲のある生徒を推薦しています。兵庫県立大学へは、昨年度は47名の合格者があり、県内の高校の中では、一番多くの生徒が兵庫県立大学へ進学しています。

 今年度は、残念ながら社会情報科学部への希望者がなく、5学部への希望者となりましたが、生徒たちは夏休みも登校して質問したり励まし合って頑張ったり、今日の日に向けて体調を整えて精一杯努力してきました。

 受験する生徒達に、校長の私からは、夏休み明けの8月30日に、校内で実施されるが大学の基準で評価されるので高い得点が求められることとともに、武田信玄が「人として成長し、信用を得るために、大切な心がけが1つは、自分のしたいことより、嫌なことを先にせよ」であり「この心構えさえあれば、道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ」と言っていることを例に挙げ、全力で嫌なことから頑張ることが、緊張している今も、今後の人生にも大切であるのでしっかりと頑張るように励ましました。また、9月7日には武尾総長から、ケアレスミスを防ぎ見直しをしっかりして最後まで諦めずにしっかりと頑張る心構えとともに励まして頂きました。

 しっかりと、ベストを尽くす結果を出して欲しいと願いながら、受験者の生徒の姿を応援しながら巡回しました。

 まずは、県立大学への第1関門をしっかりと突破して欲しい。

                                        校長 小倉 裕史

 

附属中学校のALTの着任式ー2人のALTで国際理解教育のさらなる推進ー(R4.8.30)

 2学期制である本校は、中学校、高等学校とも夏休みが明けて8月30日からスタートしました。

 附属中学校では、7月に離任されたアビゲイル先生の後任として、8月に着任された新しいALTの先生の着任式を行いました。着任されたのは、Georgia Lee Denbigh(ジョージア・リ・デンビ)先生で、カナダから来られました。

 大学院では科学を学ばれ、趣味はアウトドアのようで、英語の授業やESS部の活動でお世話になります。

 本校のALTは、附属中学校に2人、附属高校に1人と3人が、常に教育活動に手厚く関わっていただいています。

 国際理解教育を特色にした本校の更なる推進に、生徒と共に頑張っていきたいと思います。

                                        校長 小倉 裕史

 

創立30周年記念式典実行委員会が発足(R4.8.27)

 8月27日(土)、令和5年度に、附属高等学校が創立30周年を迎えることから、附属中学校・高等学校創立30周年記念式典実行委員会が、発足しました。

 委員長は、創進会(同窓会)の岡田慎平会長で、副委員長に、高校PTA会長、中学校PTA会長、校長、創進会副会長の4人とし、顧問に創進会前会長と総長の2人がなり、その他、本校の総務・広報部長や同窓生の教員、高校教頭、中学校教頭、事務長、高校と中学校の各学年主任や、PTA副会長、歴代の中高のPTA会長、本校の卒業生など、約30人が役員となって、記念式典に向けて意見交換をしました。

 実施は、令和5年11月11日(土)に本校体育館で実施します。

 記念事業として本校に残すものの検討や記念誌の発行、記念講演の講師、寄付の依頼、来賓の選定など、様々なことをこれから決めていくことになります。

 創進会(同窓会)と中高PTAと本校教職員が連携して、在校生にとっても意義ある式典になるように、生徒にもアンケートを取ることでまとまりました。

 次回は、11月12日(土)に、式典約1年前に第2回実行委員会が開かれます。素晴らしい式典になるように検討していきますので、保護者や卒業生の皆さんのご意見も、お聞かせ頂ければと思いますので、よろしくお願いします。

                                         校長 小倉 裕史

附属中高合同教員研修会ー良いとこ見つけで活力ある職場づくりー(R4.8.23)

 8月23日(火)、本校の中高の教員を対象に、中高合同研修会を実施しました。テーマは「教員に求められる役割と職責~活力ある職場づくり~」で、校長の私が講師を担当し、中高教員約50人が10班に分かれて取り組みました。

 各教員の「自分の強みや持ち味」をラベルに書いて希少性や有用性を分析し、自分の強みを・持ち味を大切にして欲しいと伝えました。

 学校改善と学校教育目標の意味と、Society(ソサエティ)5.0の時代を迎え、学習指導要領の改訂の趣旨と評価の観点について伝え、学校の使命と力の入れどころを押さえ、本校をSWOT分析することにより、外部環境と内部環境の強みを改めて考えてもらいました。

 緑に囲まれた学習環境で、保護者が意欲的であり、兵庫県立大学からの独自の支援や県立大学への特別推薦制度があること。中高一貫校で意欲の高い優秀な生徒が多く、意欲ややる気の高い教員が多く、寄宿舎があり施設も充実していること。

など、本校の強みは他校にないことが多く、強みを活かしてさらなる特色づくりを進めたいと思いました。

 教員一人一人の働き始めてからのキャリアを振り返り、どのような時に力量が付いたか、満足度が上がった時の身につけた能力を振り返り、自己の振り返りには意義があることも伝えました。

 教員の中にはメンタリングやキーパーソンの重要性を伝え、さらなる協力体制のある組織づくりが、働きがいのある職場づくりであることを話しました。

 やってみせ 言って聞かせてさせてみて 褒(ほ)めてやらねば人は動かじ

 話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば人は育たず

 やっている姿を 感謝で見守って 信頼せねば人は実らず

と、山本五十六の言葉を伝え、教員同士も、生徒に対しても、「ほめて任せて信じれば、人は動く・育つ・実る」ことを確認しました。

 教員一人一人が、明日から実行しようと思うことを振り返って、研修を終えました。

 さらに、素晴らしい学校を目指して、教職員と共に頑張っていきたいと思っています。

                                          校長 小倉 裕史