取り組みのハイライト

2022年12月の記事一覧

令和4年12月27日DXスタートアップ研修

普通科生徒(1年)1名、グローバルリサーチ受講生(1年)4名と創造科学科7期生(1年)7名を対象に、「DXスタートアップ研修」を実施した。多くは自宅から参加し、一部校内第一STEAM ROOMで実施した。

前半はDXの事例として「web3.0時代のメタバース」というタイトルで株式会社OPSION 深野崇社長から講義を受けた。初めに、仮想オフィスRISAにログインし、各自で設定したアバターで入った。RISA操作説明とテレワークの現状、テレワークで起きる課題とRISAによる解決について説明していただいた。続いて、新しく開発された「AZITO」の紹介をしていただいた。参加者がそれぞれクリエイターとなって、NFT技術を用いた売買が行える、そのステージとしてAZITOを開発されたことを説明していただいた。

 後半は、株式会社dotの冨田侑希社長から、「ワクワクしながら、新しい事業を考えよう!」というテーマで講義をしていただいた。次に、「happy innovation」というワークショップを行い、問いを掛け合わせてアイデアを考えた。チームdotのメンバー6名がファシリテーターとなり本校生徒からアイデアを引き出していき、2時間半の活動のあとに生徒が考えたアイデアを発表し共有した。

 最後に、本日の研修の締めくくりとして、実際に起業するにあたり、どのような支援を得ることができるのかを知るために、神戸市役所医療・新産業本部新産業部新産業課の武田卓課長から「神戸市スタートアップ支援事業について」というテーマで、神戸市が行っている具体的な支援について講義をしていただいた。

 

  

  

令和4年12月21日 第9回「第1学年STEAM係」ミーティング

第2学年各クラス2名の計16名で構成されたSTEAM係によるミーティングが行われた。

今回は、「2学期活動報告会」と題して、4つの班の活動内容、成果物、できたこと、できなかったこと、一人一人の感想を共有した。

「動画編集班」は大山での野外活動をまとめた動画を保護者説明会で上映させてもらった。また、編集と改良を重ねた超大作動画(30分程度?)を、学年集会で上映させてもらった。

「3Dプリンタ班」は、夏期休業期間中にできなかったスマホスタンド約30個の印刷を終えて、参加者に渡すことができた。また、生物教員から欲しいとリクエストのあったT2ファージ(大腸菌ウイルス)を制作し、プレゼントした。

「ドローン班」は、体育祭の映像を360度カメラやドローンを用いて撮影した。編集やアウトプットする場面は持つことができなかったが、映像の可能性について考えることができた。

「SNS班」は、ネット掲示板での新たな繋がりの構築を計画していたが、調べれば調べるほど管理とリテラシーの問題で工面することが分かり、システム運用までこぎつけることができなかった。現存する掲示板の運営が大変であることを様々な角度から知ることができた。

学校で大きな役割をいただいた班もあれば、行動に起こすまで漕ぎ付けなかった班もあるが、成功も失敗も含めて、各々が次につながる形で報告会を終えることができた。

  

令和4年12月19日 第7回 第1学年総合的な探究の時間(STEAM)


第1学年323名を対象に、7回目となるSTEAMの授業を実施した。

全8クラス各8班の計64班が製作した動画を、8部屋に分かれて上映した。これまで学んできたsociety5.0やモビリティ―(鉄道・船・車)、自動運転、エネルギー、地図の収益化などのテーマを盛り込んで、第三者に伝える動画を作成しており、各班分かりやすく遊び心満載の作品となっていた。昨年度に比べて映像編集経験のある生徒の割合が増えており、どの作品も優劣をつけられない出来栄えであった。今回教材を使用させていただいたブリタニカ・ジャパンの江口さんより、優秀作品3作品を製作した全員にブリタニカ賞を授与していただいた。

動画作成の際に著作権については大きく触れなかったこともあり、本HPに製作動画を掲載できないのが残念ではあるが、本校にお越しの際はぜひ見ていただきたい。