日誌

万葉の庭(12)南天

期末考査が終わった12日(木)、2年生が舎外清掃をして落ち葉を片付けてくれたので、万葉の庭がすっきりとしました。少し早いですが、お正月準備です。

その片隅に南天(ナンテン)の赤い実が目立っています。

子どもの頃、南天の葉を耳に、目は赤い実で雪ウサギを作った人もいるでしょう。昔から、ナンテン=難転=難を転ずる、に通じることから縁起の良い木とされ、庭木として親しまれてきました。正月の飾り物にもよく使われます。
 門松に 紅ぎっしりの 実南天  山口誓子

また、実を乾燥させたものには咳止め効果があり、のど飴の原料として使われるほか、葉には殺菌、防腐効果があることから料理にも添えられます。

期末考査が終わって、生徒たちはほっと一息。残り2週間となった2学期をしっかり締めくくって、冬休みと新年を迎えましょう。 頑張れ!ひがはり生