2025年12月の記事一覧
人と自然科 1年生 「第7回ひょうごユースecoフォーラム」参加
兵庫県の環境や生き物への取り組みを行っている人や団体が集まってそれぞれの取り組みを発表し、未来の環境について話し合う「ecoフォーラム」に参加しました。
有馬高校からは外来種のバッタが農業へどのような被害を与えるかについての研究発表を行いました。
その後、グループディスカッションでは環境保全や循環型の社会の実現に向けて話し合い、理解を深めることができました。
人と自然科 2・3年生 「地域自然保護」夢プログラムの実施
3年生が有馬富士公園で「地域の自然に触れながら楽しむことのできるプログラム」を4月から考えてきました。公園に何度も足を運び、専門員の先生にアドバイスをもらいながらこの日に向けて計画したプログラムを2年生に体験してもらいました。
思っていたようにスムーズには進まない点もありましたが、2年生も自然に親しみながら有馬公園について楽しく学ぶことができました。
三田駅前花配布
今年も1年、有馬高校を支えてくださった地域のみなさまに日頃の感謝の気持ちを込めて本校で栽培しているパンジー苗の配布を行いました。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
メリークリスマス!
2学期が終わりました
12月24日(水)2学期終業式を行いました。
校長講話では、毎年話題になる「今年の漢字」を取り上げながら、今年度、そして生徒が生まれた年はどのような
ことがあったか、振り返りました。一人ひとりでは、様々な漢字が思い浮かぶと思いますが、2008年の「変」のよう
に、自分を変えられる新年を迎えてもらいたいです。
2学期以降、様々な分野で活躍した生徒たちの表彰式も、この後行いました。
第76回日本学校農業クラブ全国大会 令和7年度西関東大会 での優秀賞、および サービスエリアにおける高校生
メニュー開発コンテストでの入賞に対して、学校長より賞状がおくられました。
このほかにも、部活動、読書感想文など、多岐にわたって多くの生徒が頑張ってくれました。
最後に生徒指導部長より、
〇集団生活の中で、どうすれば周りの人も自分も気持ちよく過ごせるか、視点を変えて考えてみる。
〇自分自身が変わらないと、「幸せ」にはならない。
〇困りごとがあれば、必ず保護者・学校・警察などに相談し、犯罪に巻き込まれないようにする。
ことを重点に講話があり、「3学期、元気な姿で始業式に出られるように」という言葉で締めくくられました。
2学期もあたたかく見守ってくださり、ありがとうございました。
3学期もよろしくお願いいたします。
ARIMA探究Ⅰ 共生社会グループの取り組み
2年生 総合的な探究の時間
12月21日(日)10:00~15:00
「総合的な探究の時間」に、防災をテーマに探究を行っている3名が、有馬富士共生センターで行われた防災パーティーに参加しました。
このイベントには防災に取り組んでいる団体が多く参加しており、その方たちの声や参加してくる地域住民の様子や声を聴いてきました。文献やインターネットからは得られない情報や現状を知ることができました。
本校防災ジュニアリーダーが進行する避難所運営ゲームにも参加し、地域の方と一緒に避難所運営についても学びました。
探究に生かせそうな資料もたくさん入手することができました。またアンケート調査も実施させていただきました。ご協力いただいた方、ありがとうございました。
共生社会グループにはこの他にも、地域包括支援センター職員(10/7)、地域医療に携わっておられる方(10/29)や消費生活センター職員(11/10)、リハビリの仕事をしながら地域食堂を運営している方(12/13)にインタビューに行った生徒もいます。その活動をとおして得たことを、分析し社会の問題や課題の解決し、誰かを笑顔にする方法を見つけて欲しいと思います。
3学期も楽しみながら探究を続けていきましょう。
人と自然科2年「野菜」専攻班の実習開始です
期末考査も終了して2年生は来年度の専攻班で実習開始です。
来年度の野菜班は12人のメンバーで活動します。
今回の実習はタマネギの除草・追肥・防寒対策です。
3年生が9月に種まき、11月に定植したタマネギです。
成長スピードはゆっくりですが、この時期に除草をしっかりとする
ことが栽培のポイントになります。
1株ずつ丁寧に雑草を抜き取っていきます。
小雨も降り、強い風でしたが、黙々と抜いていきます。
かなり寒い気温でしたが、『マイナス言葉は言わない』野菜班の目標です。
除草を終われば追肥と防寒対策のために、もみ殻を散布します。
この時期の追肥は根張りを良くして耐寒性を高める効果があります。
追肥も1穴につき2粒ずつ、正確さが求められます。
2時間の実習で予定していたタマネギ圃場全ての除草・追肥・防寒対策を
怪我なく終えることができました。これも野菜班の目標です。
1年間で、多くのことを学び、楽しく実習をしていきましょう。
そして、1年後には『野菜のプロになる』これも目標の1つですよ。
人と自然科3年野菜班 黒豆の脱粒・選別&ダイコン収穫
3年野菜班「総合実習」の授業も残りわずかです。
今回は黒豆の脱粒・選別とダイコンの収穫です。
黒豆は田んぼの畔に植えていた『丹波黒』です。
『丹波黒』は黒いダイヤと呼ばれお正月には欠かすことのできない食材です。
11月下旬に収穫して約2週間乾燥させました。
1莢ずつ、手作業でA品 ・B品 ・豆殻に分けていきます。
約1時間かけて7㎏の脱粒と選別を終えることができました。
今年は害虫の被害も少ない上々の黒豆を収穫することが
できました。
次に9月に種まきした『桜島大根』の収穫です。
このダイコンは世界最大のダイコンと言われ、最大で30kgになるそうです。
有馬高校では、初のチャレンジです。
残念ながら、最大のものでも4kgちょっと・・・。
目標としていた10kg超えはなりませんでした。
鹿児島と比べて、土の性質や気温が寒いこと、間隔の狭さが
原因かもしれません。
自発的に様々なことに取り組んでくれるメンバーとの実習もあとわずか。
少し寂しい担当者です。
令和7年度「税に関する高校生の作文」で表彰されました!
12月12日(金)の14:00から校長室にて、「税に関する高校生の作文」の表彰式を行いました。
昨年は表彰対象者がひとりでしたが、今年は2人(前川さん、竹内さん)でした。この日は兵庫税務署から訪問を受け、署長さんから直接賞状と記念品をいただきました。
現在は1年生の夏課題を兼ねて応募していますが、高校生であれば応募は可能です。
有馬高校の学校設定科目「ARIMA探究」では文章を書く場面が多々があります。このようなコンテスト等を利用することで、自分の文章力の向上によい機会になるのではないかと思います。みなさんのチャレンジを待っています。
(なお、三田市保護司会から依頼された「社会を明るくする運動~高校生エッセイコンテスト~」への応募もありました)
農業法人仕事説明会への参加
12月15日(月)人と自然科の生徒6名が、加古川総合文化センターで開催された「農業法人仕事説明会」に参加しました。
当日は、県内の14社の農業法人の方々や農業大学校の方から直接お話を伺うことができ、非常に貴重な経験となりました。
経営規模や栽培品目、農業の魅力や大変な点などについて、多くの質問に丁寧に答えていただきました。
どの法人の方も農業の魅力を熱意をもって語ってくださり、将来のビジョンや多様な農業の可能性を示していただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
2学年 進路ガイダンス
12月10日(水)放課後、2学年進学希望者対象に進路ガイダンスを実施しました。講義棟では、講師の先生お招きし、進路実現のために今からすべきことなどについて講演をしていただきました。
また、看護・医療分野への進学希望者対象に、看護医療進路ガイダンスを行いました。分科会では理学療法士や臨床検査技師など13分野に分かれ、大学や専門学校の方から直接お話をお聞きすることができ、自分の興味がある分野についての理解を深めることができました。
育友会学年部 活動「寄せ植え講座」を開催しました
12月13日(土)10:00~
本校の農場にて、門松風寄せ植え講座を開催しました。
30名近くの保護者の方が参加されました。
職員による見本を見ながら、寒さも忘れるほど
それぞれ工夫をされ2時間かけて思い思いの作品を作ることができました。
これでよいお正月を迎えることができると思います。
参加していただきました保護者の皆様ありがとうございました(^^)
第5回ひとはく連携セミナー「タンガニイカ湖での調査」
人と自然科1年生学校設定科目「人と自然」の授業で実施している人と自然の博物館との連携セミナー「ひとはく連携セミナー」。第4回目は、高橋研究員より「タンガニイカ湖での調査」をテーマに、古代湖やそこに住む魚の生態、進化について講義を頂きました。
まず古代湖とは、10万年以上水がある湖のことを指します。世界には20ほどの古代湖が存在しており、最も古いものは4500万年前にできたとされ、地球上の20%の水を占めるバイカル湖です。今回のメインテーマであるタンガニイカ湖は、1000万年前にできたといわれています。コンゴ民主共和国・タンザニア・ザンビア・ブルンジ、これらの4つの国に囲まれている透明度の高い湖です。(乾季には水が濁るそうです。)また、南北に長く、全長約650km、兵庫県三田市から宮城県仙台市までと同じ距離ほどあり、地球上の18%の水を占めると言われている巨大な湖です。
そんなタンガニイカ湖には、シクリッド(カワスズメ)科の魚が約200種(そのうち、固有種が197種)も生息しています。シクリッド科は、形態・生態・遺伝的に多様で、食性では、岩に生えた藻を食べる「藻食性」や生きた魚の鱗を食べる「鱗食性」の魚などがいます。食性によって歯の形態も異なり、「藻食性」の中でも「単細胞藻類」を食べる魚はブラシのような歯を持っていたり、「糸状藻類」を食べる魚は藻を挟んでちぎり取ります。「鱗食性」の魚は、鱗が歯に引っかかるように発達しています。肉食の魚もおり、鋭く尖った歯を持っています。
講義中盤では、実際に高橋先生が現地調査で訪れたザンビアでの暮らしについて教えていただきました。ザンビアの首都である「ルサカ」では、英語が公用語として話されていますが、「ベンバ」や「ニャンジャ」といった言語も話されているそうです。また、アフリカでよく食されているホロホロチョウやブカブカの燻製、「シマ」と呼ばれるトウモロコシを原料とした主食など、食生活についても詳しく学びました。さらに、サバンナモンキーやカメレオンなど、現地で見かける生き物についても教えていただきました。ちなみに、ザンビアに住む人々にとって、カメレオンは「恐ろしい生き物」なのだそうです。(毒を持っていると思っている人がいたり、体の色が変わったり目がバラバラに動くのが怖いのではないか、と先生はおっしゃっていました。)
そして最後に、生物の進化について説明していただきました。一つの祖種から多くの種に急速に分化し、分化した種が異なる環境に適応する力を持つことを適応放散といいます。そしてタンガニイカ湖のシグリット科の魚においては、口内保育という独特の育児方法と岩住みという特徴から異所的種分化を行いやすいということが分かってきたとのことでした。さらに、自然選択と生殖隔離の両方に影響を与える形質「マジックトレイト」の一例として、オスとメスでサイズが異なる例などを教えていただきました。
しかし近年、環境汚染や外来生物により、タンガニイカ湖の生態系が変化しつつあるそうです。様々な問題が挙げられますが、特に地球温暖化が深刻な影響を与えています。通常は湧昇流が強く、湖底にある多くの栄養が魚の住んでいる浅場に供給されますが、地球温暖化により、湧昇流が弱まることで湖の水の流れも弱まり、湖底の栄養が魚の住んでいる浅場に供給されにくくなってしまうことで魚が減っています。
これらの主な原因は、先進国が出す二酸化炭素です。貴重な生態系を守るために、私たちにもできることがある、と、環境保全ついても考えられる機会となりました。
高橋先生、貴重な講義をありがとうございました。