兵庫県立 有馬高等学校
Hyogo Prefectural Arima Senior High School, Since 1896
学年・専門部
福祉講演会(認知症サポーター養成講座)
11月9日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市地域包括支援センターの岡本さま、岬さまより認知症サポーター養成講座を実施していただきました。
認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し,患者支援の活動を行う人で、厚生労働省が,地域・企業・学校などで開催する養成講座を受講した人に対して認定する名称です。今回受講したのは2,3年生の15名でした。
初めに三田市の高齢化の状況をお聞きし、これからますます認知症高齢者が増えていくだろうという予測をお聞きしました。そのような状況下で私たちができることはあるのか、コンビニのレジ対応を例にグループで考えてみました。適切な対応について、話し合い実演する中で、気づきもたくさんあったようです。
認知症の方に寄り添い、パートナーとしてともに見守れるよう知識を深めていきたいと思います。本日はありがとうございました。
76回生総合的な探究の時間~自己探究について~発表①②
総合学科2年次生は、三田市の魅力化をグループで考えたのち、それぞれ個人の興味・関心に応じた自己探究を進めてきました。SDGsの観点から探究テーマを探しつつ、自己の課題解決に向かって研究した成果を発表しています。食品ロス問題や、海洋プラスチック、絶滅危惧種など切り口は様々ですが、身近な解決策はそれぞれ共通するものがあるように感じます。
11月1,8日とそれぞれのクラスで発表が進んでいます。あと3回でクラス発表を終えたのち、1月10日(火)には代表者発表会があります。どのようなテーマが発表されるのか楽しみです。
人と自然科秋の農業祭まであと4日 花の寄せ植え作成しました
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと4日となりました。農業祭に向け、毎年大人気のギンナンの調整、ゴールドクレストのクリスマス装飾、3年生の課題研究の模造紙作成など、準備に大忙しです。
さて、人と自然科学校設定科目『ガーデニング』の授業では、こちらも秋の農業祭に向け恒例&大人気となっている、花の寄せ植えを今年も制作しました。
寄せ植え制作に向け、座学で花を生活に取り入れる意義や、色彩や明度など色が持つ性質、配色の方法、高さや茎を強調するタイプやボリューム感が出るタイプなどそれぞれの花が持つ性質やその活かし方などを学びました。早速ハウス内ににあるビオラ・パンジー・デージー・ゴールドクレスト、アイビーなどの苗から各自イメージ通りの花苗を選びました。
そして鉢に培養土を入れ、選んだ花苗を鉢の中に並べていきます。高さを考えたり配色を考えたり・・・ポイントは4日後の農業祭にどのように草花苗が生長しているか想像すること。つぼみの位置などを計算し、当日咲いた花が前を向くように配置します。
出来映えはいかがですか?納得のいく寄せ植えが出来上がりましたか?最後に購入してくれた人にメッセージを書きました。
そして一カ所に集め、かん水しました。
完成した作品はこちら。個性あふれる作品ばかりですね。
今回制作した寄せ植えは、秋の農業祭 環境・果樹と緑のブースにて販売します。
生徒は自分たちが作った寄せ植えが売れるか、ドキドキしています。気に入った寄せ植えが見つかった方は是非ご購入ください。
福祉講演会(レクリエーションについて)
11月8日(火)2年生「社会福祉基礎」選択生徒に向けて、兵庫県レクリエーション協会より、石川先生にお越しいただき、ご講話を頂戴いたしました。
レクリエーションのスタートとして、アイスブレーキングの手法を教えていただきました。初対面の人に安心してもらうには、明るい笑顔と元気な声が一番大切です。また、簡単な動作に声を出しながらの「同一動作」「同時発声」をすることで、一体感が生まれるそうです。
プログラムを立てる上では、導入が大切で、1対多人数の構成がとられます。例えばじゃんけんで3回勝ったら座ってもらう、後出しじゃんけん、もしかめにのせて肩たたき、茶つぼ、隣組体操などたくさんのactivityを体験することができました。
また後半には、石川先生オリジナルで作成された道具を使ってのレクリエーションも体験させていただき、大いに盛り上がりました。今回教えて頂いた手法を織り交ぜながら、宅老所で実施するレクリエーションを企画していきたいと考えています。石川先生、ありがとうございました。
人と自然科 第41回全国豊かな海づくり大会の会場装飾の一部を担当します
11月11日(土)~12日(日)明石市を中心に第41回全国豊かな海づくり大会が開催されます。全国豊かな海づくり大会は、水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、つくり育てる漁業の推進を通じて、水産業の振興と発展を図ることを目的として、都道府県ごとに毎年各地で開催されています。
ちなみに兵庫県は、昭和57年の第2回大会以来、全国で初めて2度目の開催地となります。
式典会場である明石市民会館、放流会場となる明石港周辺にはプランタや飾花などで全国から来られる来場者をお迎えします。その装飾を担当するのか県下11校ある農業系高校であり、有馬高校も約70基準備しています。
有馬高校が植栽するのはパンジー、ビオラ、サルビアの3種類の草花苗です。この日に満開になるよう計算し、9月に播種を行いました。
そして発芽した芽を9月中旬にポリポットに鉢上げ。
10月後半にプランタに定植しました。
1年生から3年生の生徒が役割分担し、普段の授業や実習で習得した技術を活かし、プランタを作り上げていきました。現在の様子はこちら。
現在順調に生育中です。本校生徒が栽培し定植したプランタには『県立有馬高等学校』のステッカーが貼られてています。
会場を訪れた際は是非有馬高校の生徒が栽培し作り上げたプランタを探してみて下さい。
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