学年・専門部
人と自然科 野菜班「初夏の収穫」
5月も下旬、一足早く初夏のような気温です。
1年生の『総合実習』で「ニンニク」、3年生で「タマネギ」の収穫を行いました。
まずは1年生、秋に植えたニンニクを収穫します。収穫するコツは、葉を持ち真っすぐ上に
引き抜くことです。
抜いたあとは、根を切り、しばらくの間、乾燥処理を行います。
1年生も入学して1ケ月が過ぎ、農場での実習もスムーズに行えるように
なりました。
次いで、3年生です。
ニンニクと同じく、真っ直ぐに引き抜き、根を切り調整します。
この後、ヒモをつけて、吊って乾燥させていきます。
後作(サツマイモ)の都合で収穫が早くなってしまい、玉が小さかったのは
残念でした。
これから夏野菜の管理が本格的に始まります。実習の様子はこれからも
お伝えしていきます。
人と自然科 2年生 草花「世界にひとつ!新しいパンジーの開発を目指して」
草花の授業では草花の品種改良について学んでいます。
学校で栽培しているパンジーやビオラと、
学校周辺で見ることのできるスミレとの交雑が可能かを調べるため、
交雑育種を行いました。
地域自生のスミレから花粉を採取し、校内で栽培しているパンジーやビオラに受粉を行いました。
はたして有馬高校オリジナルのビオラが生まれるのでしょうか。
楽しみに様子を観察したいと思います。
春季オープン・ハイスクール
5月10日(土)、春季オープン・ハイスクールを開催しました。
およそ500人の中学生、そして保護者の方に来校していただきました。
まず、人と自然科の紹介が行われました。人と自然科では、「農業を学ぶ」と同時に「農業で学ぶ」を教育の根幹としています。日々の実習や「課題研究」、農業祭などの行事への取り組みを通して、社会人として求められる「主体性」「行動力」「チームワーク」などを身につけます。そして「課題研究」での成果を活かした進学も含め、学年、進路指導部、そして農業部が一体となって、生徒の進路実現をバックアップしていきます。説明会では、在校生も登壇し、授業や農業クラブの活動について紹介しました。
次に、総合学科の紹介が行われました。総合学科では、国公立・難関私立大学への進学を目指す「アドバンストクラス」、そして興味・関心や進路に応じて、様々な学びを実現できる六つの系列「グローバル系列」「ビジネス系列」「看護・医療・福祉系列」「保育・栄養系列」「健康スポーツ系列」「芸術系列」があります。また、社会との関わりの中で自分の生き方を考える「産業社会と人間」、それをふまえた学校設定科目「ARIMA探究」が設けられています。説明会では、それぞれのクラス・系列・授業を代表して在校生が順番に登壇し、自らの学びについて熱く語りました。
本日は4時間目が公開授業となりました。説明会終了後、中学生が思い思いに授業を見学に来てくれました。
興味・関心を呼び起こす授業があったら幸いであると、職員の一人として切に願っております。
ご多用の中、本校まで足をお運びくださいました皆様に、心よりお礼申し上げます。
また、本日はお越しになれなかった方も、次回 7月29日(火)に開催されます夏のオープン・ハイスクールには、ぜひご参加くださいますよう、お願い申し上げます。
人と自然科 農業クラブ 「兵庫県農業クラブ理事会」in山崎高校
今年度の農業クラブで行われる行事などの確認や相談を
兵庫県11校の農業高校の生徒の代表が集まって話し合いを行いました。
会議の後は交流会が行われ、ピザ窯を使った調理体験も行われました。
できあがったピザをみんなで楽しみながら他校の生徒とも親交を深めることができました。
農業クラブの活動が活性化するよう協力してがんばります。
人と自然科「クラインガルテン」~開講式、第1回講座
人と自然科では、生徒と応募された一般の方がともに学ぶ講座
「チャレンジ教室」を実施しています。
3年生の学校設定科目『クラインガルテン』もその1つです。
本年度は生徒14名と一般受講生7名、合計21名が参加しています。
第1回目の講座を5月7日(水)に実施しました。
まずは、開講式です。校長先生のあいさつの後、
『ヘルツリッヒヴィルコムン(ようこそ)、これから一緒に体験できることを
嬉しく思います』とドイツ語を交えての生徒あいさつ、それぞれの自己紹介を
行いました。
開講式の後、さっそく圃場に出て授業のスタートです。
授業最初の説明も生徒が行います。今回は苗の植え付けがテーマです。
最初は、果実の重さで株が倒れないように支柱をします。
次いで、植え付ける苗の配置を行います。1学期はトマト、ナス、ピーマン、シシトウ
クウシンサイ、つるなしインゲン、エダマメをそれぞれの担当区域で栽培します。
配置が決まれば植え付けです。植穴の深さは浅すぎず、深すぎずがポイントです。
また、植え付け当初は水切れをおこさないようにウォータースペースをつくるのも
ポイントの1つです。
最後にたっぷりと水やりをして完成です。
一般受講生の皆さん、11月までの授業よろしくお願いします。
生徒の皆さん、今までの農業学習の成果が発揮できるようにしましょう。
人自然科 野菜班の実習風景~苗の定植
3年野菜班では4月の耕うん、元肥散布、整地を経ていよいよ
苗の植え付けです。
2~3人で5グループを作り栽培をします。今年、栽培する野菜は
「トマト」・「ナス」・「キュウリ」・「ピーマン&シシトウ」・
「オクラ&ズッキーニ」です。
それぞれの野菜の特性に合った支柱やネットも自分たちで考えて組み立てて
いきます。どうすれば、ネットがピーンと張れるか、支柱がずれないように
結ぶか苦戦しながらやっていきます。
次に植え付けです。今までの「総合実習」や授業で習ったことを思い出して
植えていきます。
これは日頃の実習の成果です。スムーズに終えることができました。
ここの圃場では、自分たちで計画して管理・収穫・調整・販売まで一連のことを
自分たちで考えて栽培していきます。メンバーで協力して良い野菜づくりをしていきましょう!
人と自然科 2年生 フローラルアート「目指せ!テーピングマスター」
フラワーアレンジは細い針金を使う「ワイヤリング」と専用のテープを使って固定する「テーピング」の2種類の技術を基本とします。
この2つの技術をマスターするために、2回にわたって練習を行いました。
テープがうまく巻けなかったり、抜けてしまうアクシデントもありましたが、何とか練習の甲斐もあってテーピングもワイヤリングもマスターすることができました。
次のステップが楽しみです。
人と自然科 1年生 農業と環境「圃場の準備・観察」
4月21日に播種(種まき)を行ったスイートコーンも発芽してきました。
実際にまいた種の数と発芽した数を数えて発芽率の計算も行いました。
80%を超える安定した発芽率は確保できたでしょうか?
80%を下回っていた場合は何が原因かを考察してみるのも農業の学びのひとつとしてしっかり考えました。
圃場では耕運機である程度の畝(作物を植える土の盛り上がった所)はできているのですが、表面や谷の部分は鍬を使って整地しなければなりません。
使い慣れない谷あげ鍬(ぐわ)を使って畝たてを頑張りました。
いよいよ次回はスイートコーンを植え付けに進んでいきます。
めきめき成長する生徒もスイートコーンも楽しみな夏になりそうです。
人と自然科 3年生 地域自然保護「ありまふじ公開セミナー」
公開セミナー1回目は有馬富士公園の中の自然や様々な植物について学ぶガイダンスでした。
まず、会議室でマムシなど園内の危険な生物についての説明を受けてから園内の説明に移りました。
園内では有馬富士の景色や、この時期しか見られない植物や生物、園内に設置されたアトラクションなどについて体験的に学ぶことができました。
「エゴノキ」の果実を使った簡単な実験では生徒たちも新鮮な驚きを見せてくれました。
園内散策の後は、ワークショップとして簡単な木工を行いました。
あっという間の2時間でしたが、地域の自然にどっぷりひたる貴重な時間となりました。
人と自然科 2・3年生 「春の農業祭」
春休みの間から着々と準備を進めていた春の農業祭が実施されました。
生徒たちも早々と登校して準備を進めてくれていました。
開会式では有馬高校のオリジナルの法被(はっぴ)を着た校長先生による挨拶、農業クラブ会長による挨拶がありました。
その後、各グループに分かれ、販売実習がスタートしました。
例年通り、多くの地域の方々が来校してくださり、大盛況となりました。
生徒たちも地域の方に商品の説明などを行い、コミュニケーションの力もめきめき向上している様子がみられました。
たくさんの方々と触れ合うことができた充実した1日となりました。
次回は「秋の農業祭」が11月8日(土)に実施されます。
今回よりグレードアップした生徒が農業祭で見られることを期待しています。
80回生オリエンテーション合宿3日目後半
1~3組はアドベンチャーラリーのあと時間に余裕があったため、近くの海へ!
カッター研修が中止になるぐらいの強風が吹き荒れる中でしたが、新しくできた友達と、合宿の最後の楽しい時間を過ごしました。
そして昼食後は全員集まって退所式・解団式を行いました。お世話になった施設の方にお礼の意味を込めてもう一度学年全員で校歌を歌いました。
そして最後は生徒代表から。いろんな人に対して感謝の気持ちを持ちましょう、という内容の素晴らしいスピーチでした。
14時30分ごろ、宿舎を出発、途中休憩の後に16時40分ごろ学校到着してそのまま解散となりました。
3日間の疲れもたまっていることでしょう。
明日は代休なのでしっかり休んで、また木曜日から元気に登校してくれることを楽しみにしています。
(木曜日は時間割通りの7時間授業です。)
施設の方も最後におっしゃっていましたが、これからの学校生活が大切です。
失敗もたくさんしながら、いい思い出をたくさん作って成長していきましょう!!
人と自然科 2年「野菜」の授業風景
人と自然科は、農場で実習だけをしているわけではありません。
教室で野菜の特性や栽培環境などについても学びます。
今日は、野菜苗のスケッチをして良い苗の条件について学習をしました。
スケッチする苗は春休みの実習で鉢上げしたものです。
ただ、絵を描くだけでなく、葉の形や色、特徴などもメモしていきます。
この特徴が野菜の分類でも役立ちます。
それぞれの野菜苗の特徴は解りましたか?
いよいよ、今週の19日(土)は春の農業祭です。皆様の来場をお待ちしています。
80回生オリエンテーション合宿3日目
いよいよ迎えた最終日。
今日は朝から天候に恵まれません。
昨日は外でできた朝のつどいも、今日は体育館での開催です。
同じ宿舎に寝泊まりする南あわじ市役所の方々とともにラジオ体操などを行いました。
その後、1〜3組はカッター研修の予定でしたが、残念ながら強風により中止となり、代わりにアドベンチャーラリーと呼ばれる3つの室内レクリエーションを体育館で行いました。
①ブラインドスクエア
目隠しをした状態で10人1組の班でひもを1本持ち、指定された形を作っていきます。
②キーパンチ
1-30の数字がランダムに置かれており、それを班員で順番に踏んでいくゲームです。
③パイプライン
水道管を半分に切ったパイプの上をゴムボールやビー玉を転がしていきます。
どのゲームもシンプルなゲームですが、意外と考えなければならないことが多く、また仲間とのコミュニケーションが必須でした。
クラスでのチームワークをこれから築きあげていきたいですね!
一方、4~6組は予定どおり飯盒炊飯を実施できました。
今最後の昼食を食べ、2時過ぎには宿舎を発つ予定です!
80回生オリエンテーション合宿2日目後半
飯盒炊飯とカッター研修を終えたあとは、集団行動練習とブレインストーミングを行いました。こちらは集団行動の様子です。体育の授業でもこれからまたやっていくのでしっかり覚えましょう。
そしてこちらはブレインストーミングの様子です。
クラスで8班に分かれて「どのような高校生活を送りたいか」というテーマについて話し合い、ポスターにまとめました。
そして夕食後は校歌コンクール。
各クラス練習の成果を存分に発揮して合唱を披露しました。特に、校歌の歌詞の内容が伝わるように工夫して歌いました。
また、隊形や歌い方をこだわったりするクラスもあり、クラスの色が徐々に出てきた感じです!
結果、優勝は5組!!
準優勝は4組でした。
結果ももちろん大切ですが、練習を通じてクラスメイトと仲を深めるきっかけになったようです。また、伝統ある有馬高校の校歌を引き継ぐことができました。
最終日に向けての室長会議の様子です。
80回生オリエンテーション合宿2日目前半
オリエンテーション合宿2日目の前半の様子をお伝えします!
昨日の悪天候とはうってかわって快晴の朝でした。本来なら6:45に朝のつどいが始まる予定でしたが、15分前の6:30には全員が集合を完了していたのでつどいを予定よりも早く始めることができました。時間に関して非常に高い意識で行動できている80回生です!
その後は朝ごはんを食べ、今日はクラスごとに分かれて行動です。
1-3組は飯盒炊爨でカレー作り!
火を起こしたりカレーの具材を切ったりと、班員で協力しながら取り組みました。
水を入れすぎてスープカレーのようになった班や、ご飯が硬かった班など失敗もありましたが、それも楽しんでいる様子でした!
4-6組はカッター訓練です。
ボートに乗って仲間と協力して声をかけ合いながらオールを漕いでいきます。
海は少し風が強かったてすが、頑張って漕ぎました!
80回生オリエンテーション合宿1日目後半
宿舎に到着後は待ちに待った晩御飯!
バイキング形式で自分の好きなものを取って食べます。
今日のメニューはハヤシライスやフライドチキン、ポテト、サラダ、野菜とチキンのトマト煮込み、などでした。おいしそうに食べる生徒たちの様子です
食事後は入浴、そして明日の校歌コンクールに向けて各クラスで練習です。
入学後まだわずか一週間とは思えないほどしっかり歌詞を覚えて、歌う姿はさすがでした。
明日の本番が楽しみですね!
なお、22:30の消灯時間よりも早くに寝ている班もありました。疲れもあるでしょうし、今夜はよく眠れそうです。
80回生オリエンテーション合宿1日目
いよいよオリエンテーション合宿がスタートしました。
1日目午前中は自転車講習会です。
あいにくの曇天ですが、講義と実習にしっかりと取り組んでいます。
かなり強い雨風の中北淡震災記念公園を見学しました。
人と自然科 2年生 ナチュラルキープ「無煙炭化器を使った間伐材の利用に向けて」
有馬高校には敷地内に敷地内に竹林があります。管理を怠ると一気に成長して「放置竹林」になってしまいます。この日は事前に伐採しておいた竹を無煙炭化器に入れて燃やし、竹炭の制作を行いました。
完成した竹炭は土壌改良剤などに使用し、持続可能な地域資源の活用を目指した農業の実現を目指して利用していきます。
人と自然科 2年生 フローラルアート「ガイダンス」
人と自然科では専門の授業の一環としてフラワーアレンジについて学ぶ授業「フローラルアート」という科目があります。
2年生第一回目の授業は花と人とのかかわりや、実習を行うにあたっての注意点など基礎的な内容について学びました。
今後、実習を重ねてアレンジメントの技術を獲得し素敵なアレンジメントで誰かをハッピーにできる日を楽しみにしています。
人と自然科 野菜班 実習の風景
新学期も始まり、本日より「総合実習A」の授業も開始です。
13人の野菜班生徒も春休みの実習を経て一回り成長しました。
本日はそれぞれが担当する露地の畑の準備です。
まず、石灰の散布です。土の酸度を中和するために栽培前には欠かせない実習です。
粒子が細かく、拡散しやすいので風向きなどを注意してかつ均一になるように散布します。
次に散布した畝上を撹拌するために小型管理機を使用します。春休みの実習でも1度しましたが、
長い距離をまっすぐに進めていくのは難しいものです。
苦戦した生徒もいましたが・・・何事も経験ですね。
この後、5月の苗の植え付けまで基肥散布や整地などすることはたくさんあります。
これからの実習もしっかりやっていきましょうね。