学年・専門部

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有高祭レポート②

6月14日、有高祭2日目のスタートです!

2日目は約300名の保護者の方やご家族の方々が、朝早くからお越しくださいました。今日も真夏を思わせるような暑い中でしたが、多くの方々がお時間を取って有高生の活躍を見に来てくださいました。本当にありがとうございました。

本日もステージ発表や露店、展示がそれぞれのブースで繰り広げられました。

こちらは清陵会館。マンガアニメーション部、書道部、ESS部、写真部、美術工芸部の日頃の活動の成果が展示されていました。

書道部は中庭で迫力あるパフォーマンスを披露してくれました。

日々の鍛錬の現れ。観客を魅了する、滅多に見ることのできない風景でした。

こちらは本館3階で行われていた茶華道部と図書委員会、「生涯スポーツ」の研究発表掲示。

茶華道部のお手前は、毎年恒例、人気です。時間になると多くの人が、しばしの静寂を求めて訪れていました。部員の所作も板について、手慣れた手付き、手慣れた接待をしていました。

図書委員会は委員会活動ながら、一人一人が役割分担を担い、『クイズ本トレ』を展示していました。クイズ形式で本を身近に感じて、読書の魅力を伝えようと委員が準備をしました。

今日も各場所で、「笑顔満祭」の模様でした。

有高祭レポートはまだまだ続きます!

 

 

有高祭レポート①

真夏日を思わせるような快晴の下、1日目に当たる6月13日、令和6年度有高祭がスタートしました。

今年度の有高祭テーマは『笑顔満祭~最高の瞬間を共に~』です。

1年生は初めての、3年生は最後の有高祭です。全クラスがそれぞれの立場で、協力しながら最高のパフォーマンスを見せてください。そして、笑顔満祭で取り組み、表現し、笑顔満祭の2日間にしてください。

有高祭の模様を数回に分けてお届けしますので、こちらのブログを見て、ご家庭でも『笑顔満祭』になっていただけると嬉しいです。

では初めに、校長先生、生徒会長からの挨拶の後、オープニング生宣伝がありました。生だけに臨場感があり、ノリに乗っての宣伝は、会場を巻き込む興味深いものでした。

舞台発表の最初を飾ったのは筝曲部です。琴の雅な音色に現世をしばし忘れてしまうかのようでした。古典音楽は滅多に聞くことができませんので、生徒にとっても良い刺激となったことでしょう。

3年生の本日発表された3クラスの劇も、各クラスで音響や道具、衣装に趣向を凝らし、脚本を練りに練り、監督の指導の下での練習の成果を遺憾なく発揮していました。笑いあり、感嘆あり、苦笑あり。そして、堂々とした3年生の姿は、眩しく映りました。

こちらは体育館前。2年生の露店が立ち並び、風に乗ってお腹を刺激する良い香りが漂う場所でした。美味しそうな物を手に持って嬉しそうに移動する生徒の表情は、普段見られないものでした。人は美味しいもの、楽しい雰囲気には弱いですね。

そして教室棟では1年生が展示を披露してくれています。

アトラクションあり、ゲームあり、力作ありです。

笑顔満祭。いろいろな場所で笑顔が満開でした。

ご来校いただきました約180名の保護者やご家族の皆さま、バザーを担ってくださいました育友会役員の方々、暑い中ありがとうございました。

明日もそれぞれの心と表情が笑顔満祭の1日となることを願いつつ、有高祭レポートは続きます!

 

 

 

 

 

人と自然科でトライやるウィークの中学生頑張りました

 6月3日(月)~7日(金)の5日間、狭間中学校の2年生の生徒2名が有馬高校人と自然科の農場、学校園庭で「トライやるウィーク」を頑張りました。

  兵庫県では中学2年生を対象に、職場体験、福祉体験、勤労生産活動など、地域での様々な体験活動を通じて、働くことの意義、楽しさを実感したり、社会の一員としての自覚を高める事を目的に「トライやるウィーク」が展開されています。そして有馬高校でも毎年、農業や植物管理の仕事を実際に現場で体験したいという中学生を人と自然科の農場で受け入れています。

 まずは事前訪問の様子から。校長室を訪ね、先生方の前で決意文を読んでくれました。

 

  「野菜の育て方を学びたい」「継続力や集中力を身に付けたい」「健康に優しいい野菜の栽培方法を体験したい」と意気込みを発表してくれました。そして校長先生からも「熱中症に気を付けて、そして指導を担当する先生方の話をしっかり聞いて、体験からいろいろなことを学んでください。がんばってください。」と励ましの言葉を頂きました。

 そしていよいよ「トライやるウィーク」開始です。

 人と自然科は野菜・草花・果樹と緑の3つのコースがあり、それぞれのコースで様々な農業体験を行いました。

 例えば野菜コースではトマト苗の定植やキュウリの収穫・袋詰め作業、タマネギやニンニクの調整

 果樹と緑コースでは、ブドウの整枝作業や樹木の剪定作業

 そして草花コースでは花壇や花苗の管理作業を行い、最終日には販売所で花苗の販売実習も行い、来校された地域のお客様に人と自然科の生徒が栽培した草花苗を実際に販売しました。

 そして校務員さんと一緒に行った学校樹の剪定作業でトリマーを、芝生の管理として芝刈機を実際に操作して管理作業を体験しました。

 5日間のトライやるウィークはあっという間に終了。最後にお礼と報告のため、教頭先生を訪ねました。二人ともトライやるウィーク前の比べて自信に満ちた表情のように感じました。

 5日間慣れない作業でとても疲れたけど、全ての体験が楽しく充実していたとのこと。一番印象に残ったのは二人ともキュウリの収穫・袋詰め作業だったようです。教頭先生からも、「体験中大変だったこと、困ったことをどのようにしたら解決できるのか。それを考えるのが君たちの役目です。将来農業をしなかったとしても今回の体験が二人のこれからに生きてきます。残りの中学校生活も楽しんでくださいね」と励ましの言葉をいただきました。

 最後は恒例 農場長との記念撮影です。

 

 5日間体を動かす作業ばかりで大変だったと思います。まずはゆっくり休んで下さい。そして残りの中学校生活、充実した時間にして下さい。有馬高校の先生方も二人を応援しています。

人と自然科 1年生農業と環境の授業で田植え実習を行いました

 6月6日(水)1年生「農業と環境」の授業で、手植えによる田植え実習を行いました。この日に向け、有馬高校の水田でも事前に2年生「農業機械」の授業で耕うん実習を行い準備を進めてきました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 さて、2時間目が終わり、いよいよ田植え実習ということで、みんなサンダル姿で集合してきました。

 

 まずは実習前の事前学習です。田植えの手順や苗の植え方、水分補給や着帽、タオルを首に巻く・・・など熱中症予防についての注意点などについて重点的に説明を受けました。

 この日実習を仕切るのは、摂南大学に在籍し、農業の教師を目指している2名の教育実習生です。一人は人と自然科を、もう一人は総合学科を卒業された先輩です。人と自然科には農業の学びを活かし、国公立大学や難関私立大学に進学し、毎年のように卒業生が、教育実習生として戻ってきています。

 令和5年度人と自然科 進路実績はこちら.pdf

 また有馬高校では総合学科の生徒も2,3年生の選択科目で農業の授業を受講することができ、今回教育実習で戻ってきてくれた生徒のように、授業で農業に興味を持った生徒が農学部に進学し、関連産業に就職している生徒もいます。

 総合学科の教育課程表はこちら

 ホワイトボードを使った説明も終わり、いよいよ水田に向かいます。そして水田でも実演を交えて最後の説明を受けます。

 

 イネの苗を受け取り、一列に並びます。 そして早速田んぼに入りましょう。畦を踏んではいけません。裸足で水田に入るということで、最初は躊躇している生徒もいましたが、すぐにやる気モードに突入です。

 

 そしていよいよ田植え開始。苗を3本取り分けます。このとき、根のかたまりの部分を持ってちぎらないと、根が切れて活着しにくくなります。そして教育実習生の合図で一斉にイネの苗を植えていきます。ちなみに有馬高校で今年栽培するイネは「ヤマフクモチ」という品種のもち米です。

 

 イネの苗は玉ヒモ(20cmおきにイネの苗を植える場所の印がついたロープ)に沿って、1カ所に3本ずつ、中指の第1関節の深さまで植えていきます。ロープを持つ生徒も真剣です。

 

 そして一歩下がって自分の足跡を消します。ここで重要ポイント。一連の作業が終わったら全員で腰を上げること。これが全体を教育実習の先生が玉ヒモを持つ生徒に次に進める合図を出すきっかけになります。

 

 膝下まで沈む水田に足を取られてしまう生徒もいましたが、楽しく真剣に実習を行うことができました。

 そして開始1時間30分が過ぎたころ、1枚の田んぼにイネの苗ををまっすぐ等間隔に植えることができました。

 

 足を洗って振り返り。教育実習生からも、一生懸命頑張ったということでほめてもらえましたね。みんな達成感と充実感に満ちた表情でした。

 

 今回手植えをしたもち米は、10月下旬に収穫を迎える予定です。有馬高校では毎年手刈りで収穫しています。

 昨年度の稲刈りの様子はこちら

 そして今年は11月9日(土)に予定されている秋の農業祭にて、もち米、そしてこのもち米を使って加工した「焼餅入りおしるこ」として販売予定です。楽しみですね。

 昨年令和5年度の秋の農業祭に関する記事はこちら 

 収穫まで皆様しばらくお待ち下さい。

人と自然科「クラインガルテン」④トマトのえき芽取り

今回の授業ではトマトのえき芽取りを行いました。えき芽とは主茎と本葉の間から発生する芽のことです。

通常のトマト栽培では主茎を1本にする仕立て方にします。そのため、発生するえき芽は除去

する必要があります。今回も生徒の説明からスタートです。

えき芽の発生する位置や実際のトマトを使って再確認です。受講生の方も

生徒の説明を真剣に聞いてくれています。下調べした成果がありましたね。

ただ、えき芽が大きくなりすぎている株もあり、なかなか難しい管理となりました。

ちなみに、えき芽を取ることで、①主茎に養分が集中する ②日当たりや風通しがよくなる

などの効果があります。

陽射しも強くなってきましたが、和気あいあいと会話をして楽しく実習を終える

ことができました。来週のクjラインガルテンもお楽しみに!