学年・専門部

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壮行会・生徒会選挙

真夏を思い出させるような9月11日午後、体育館に全校生徒が集まりました。

水泳部の2年生が近畿大会出場を決め、激励の壮行会が行われました。

紆余曲折を経て手にした近畿大会出場権。

その喜びと重みを心に刻んだ決意表明は立派でした。有馬高校の代表として、また兵庫県の代表として力を発揮してくれることでしょう。

校長先生、生徒会長からも有高生の思いを乗せて、代表して激励の言葉をいただきました。

近畿大会出場おめでとうございます!そして、頑張ってきてください。

 

壮行会の後は生徒会選挙が行われました。

生徒会の一員となって生徒の皆さんを支え、学校をより良くしていこうと意気込んでいる11人が壇上に立ち、決意表明演説をしました。

皆さんが承認すれば、新たな生徒会役員の誕生です。

校庭の木々も少し秋色に色づき始めました。

時は少しずつ、前に進んでいます。

 

 

人と自然科 地域自然保護 ありまふじ公開セミナー 中間発表会を行いました

 人と自然科3年生学校設定科目『地域自然保護』の授業では、県立有馬富士公園をフィールドとし、1年かけて公園を訪れるゲストに公園の自然を感じてもらうための体験プログラムを生徒自身が企画し、実践する授業を行っています。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 授業は4月からスタートし、今日まで公園を管理しているパークセンター職員から説明を受けたり、実際に公園で活躍されている夢プロ団体の皆さんから里山を活かした体験プログラムを受けたり、昆虫採集をしたり、自分たちで公園内を調査したり・・・とにかく公園について知る活動を続けてきました。

 『地域自然保護』今年もスタートしました・・に関する記事はこちら

 『地域自然保護』 現地フィールドワーク 有馬富士公園について知る・・に関する記事はこちら

 『地域自然保護』 現地フィールドワーク 里山を存分に楽しむ・・・に関する記事はこちら

 『地域自然保護』 現地フィールドワーク 里山管理を体験する・・・に関する記事はこちら

 『地域自然保護』 現地フィールドワーク 有馬富士公園の昆虫を調査する・・・に関する記事はこちら

 そして9月10日(火)には1学期に公園で体験し、学んだことを1枚の有馬富士公園巨大地図にまとめ、 アドバイザーとしてお世話になっている、人と自然の博物館研究員の先生方、管理者であるパークセンター職員、行政からは宝塚土木事務所の職員をお招きし中間発表を行いました。

 この日に向けて生徒は同じ班の生徒同士でディスカッションを重ね、一生懸命準備してきました。

 

 そして発表当日も、直前まで役割分担など最終をしていました。

 

 いよいよ発表スタートです。1班10分から15分の持ち時間で発表を行います。

 

 まず自分たちで考えた班名について紹介した後、夢プログラム体験や公園を散策しながら調査して感じたことについて発表します。

 そして公園で3か月間活動したからこそ気づいた、有馬富士公園の魅力、そして改善点について行政や管理者であるパークセンターの方に直接伝えました。

 

 そして最後は自分たちがホストとして提供したい夢プログラムの企画案を紹介しました。有馬富士公園の見どころをめぐるクイズラリーや謎解き、園内の植物や絶景を説明する看板やQRコードの設置など、高校生らしいアイデアが多く提案されました。

 発表後の質疑応答でも、職員だけでなく生徒からもたくさん質問や意見の発言があり、時間が足りないほど活発な意見交換が繰り広げられました。

 

 ちなみに各班が作成した模造紙はこちら。

 

 生徒が自分たちで描いたイラストや、有馬富士公園の見どころの写真が多く紹介されているこれらの模造紙は、有馬富士公園内にある三田市自然学習センターに一定期間展示させていただきます。公園を訪れた際はぜひご覧ください。

 さて中間発表も終わり来週からは、実際に来園者に提供する夢プログラムを高校生が企画していきます。そして12月には実際に高校2年生の後輩を有馬富士公園に招待し、自分たちが企画した夢プログラムを実践します。

 昨年の先輩が企画・実施した夢プログラムに関する記事はこちら

 大変ですが楽しみながら頑張っていきましょう。最後に中間発表を聞きに来てくださいました皆様、忙しい中お越しいただきありがとうございました。 

タイ王国より教育視察訪問団が来校!

本日(9月10日)、タイ王国の教育省の方、校長先生や教頭先生で構成される教育視察訪問団が来校されました。

 

本校校長による歓迎あいさつの後、本校の教育目標や学校の概要について説明しました。

 

タイ王国にはない定時制高校の仕組みや、本校の特色である選択科目や農業の専門科目について興味を持ってくださり、様々な意見交換をすることができました。

  

その後、人と自然科の「地域自然保護(有馬富士公園の活用について)の発表会や大温室の見学、ブドウの収穫体験などを行いました。

 

最後に訪問団より本校へ記念品の贈呈がありました。

 

国際交流を通して、世界の教育がより良いものになることを願っています。

人と自然科  有馬高校にブドウの季節がやってきました(一般販売はしておりません)

 いよいよ新学期を迎えました。様々な作物を栽培している人と自然科では、大型台風の接近にやきもきしましたが、被害もほとんどなくほっと胸をなでおろしています。そして在校生、保護者の皆様に心待ちにしていただいているブドウもいよいよ収穫となりました。

 ブドウ栽培もスタートしました・・に関する記事はこちら

 ブドウ栽培 ジベレリン処理を行いました・・に関する記事はこちら

 ブドウの栽培 現在摘粒作業中です・・・に関する記事はこちら

 収穫までもう一息 ブドウの袋掛けを行いました・・・に関する記事はこちら

 今年の夏休みは後半までほとんど雨が降らず、かん水作業が大変でした。そしてもう一つ頭を悩ませたのがアライグマによる食害です。電気柵を張るなど対応しましたが、少しの隙間から潜り抜け、何度か被害にあってしまいました。

 夏休み中のかん水作業や草刈り作業も少し紹介している、フラワー装飾技能士に挑戦しました・・・に関する記事はこちら

 そして校内販売を前に、ブドウの栽培を主に担当した3年生、2年生の生徒が品質を確認するため、お試しで収穫し、調査をしました。さあ、ブドウ畑に入っていきましょう。

 

 まずは3年生。果樹と緑コースを選択している14名の生徒が高級ブドウのピオーネを担当しました。たくさんある房の中から調査用の1房(一番立派な房)を選びます。窓から色づきを確認し・・・

 

 どきどきしながら袋から取り出してみると・・・立派なピオーネが顔を出しました。

 

 早速収穫しましょう。ゆっくり丁寧にハサミを入れていきます。

 

 屈折糖度計で糖度を、上皿ばかりで重さを測定し、データを記録します。大きさも700g前後にそろっていました。目標一房600gなので、なかなかの出来栄えです。糖度は目標17度をほぼすべての房がクリアしていました。

 そして2年生の生徒も、学校設定科目(有馬高校人と自然科にしかない科目)『果樹と緑』の授業で栽培したベリーAの収穫、調査を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 全員初めての収穫ということで、担当の先生から収穫方法について説明を受けます。ブドウは粒に『ブルーム』という粉のような油脂成分をまとっており、これをとらずに収穫、調整することがポイントです。

 

 3年生同様丁寧にはさみを入れ、ゆっくりと袋から取り出してみると・・・

 濃紫色のブドウが顔を出しました。房も詰まっており、摘粒作業がうまくいっていますね。

 

 早速収穫。丁寧にはさみを入れていきましょう。自慢の一品です。

 収穫後持ち帰り重さを量ってみると・・・ベリーAの糖度の目安の17度をほぼ全てが超えており、20度近くある房もありました。また重さは600g~900gと言うことで少しばらつきがあり、大きく作りすぎた房もありましたね。来年果樹と緑コースを選択し、ピオーネを栽培する生徒は再チャレンジしましょうね。

 

 さて、有馬高校ではピオーネ、ベリーAの他に、マスカットオブアレキサンドリアの栽培をおこなっています。そして収穫したブドウは有馬高校保護者、生徒限定で販売します。(以前は一般の方にも販売していましたが、販売数が限られているため、地域の方にご迷惑をおかけしてしまったことが理由で、現在一般販売はしておりません。本当に申し訳ありません。)

販売日時は学校行事等を考慮し

第3学年保護者・生徒 9月18日(水)15:40~

第2学年保護者・生徒 9月11日(水)15:10~

第1学年保護者・生徒 9月13日(金)15:10~

 です。詳しくは生徒が持ち帰った『有高産ブドウ販売会について』のプリントをご覧ください。(保護者の方が来校していただく際、当日このプリントが保護者である証明になりますので必ずご持参ください。)

 整理券の配布についてですが、今年度は6時間目の授業で販売会場準備を行う予定にしており、目安として準備が終了した14時15前後から整理券を配布する予定です。(あくまでも目安です。)

  また、ピオーネ、マスカットは数が少ないため、例年一人1セットの数量制限をお願いしています。(特に今年は樹の更新を行っているため、ピオーネが例年よりも少なめとなっています。)授業の一環と言うことでご理解ご協力をよろしくお願いします。

 

 みなさまのお越しをお待ちしております。

人と自然科「クラインガルテン」2学期その1

9月になり、朝晩は少しは涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い日々が続きます。

2学期の「クラインガルテン」もスタートしました。2学期は、ハクサイ・ダイコン・

カリフラワー・ブロッコリーなどを栽培していきます。

本日は、ダイコンの播種を行いました。今回は、「YRくらま」・「源助大根」・

「紅心大根」の3品種を栽培していきます。

播種する前にダイコンの根が真っすぐに伸びるようにしっかりと耕します。

耕した畑に1穴に3粒ずつ播種していきます。

来週はハクサイなどの定植を行う予定です。