学年・専門部
ARIMA 探究Ⅰ 「修学旅行のポスター作成」
12月23日(月)の3,4限目に2年生総合学科の生徒は修学旅行のポスター作成に取り組みました。
もう一か月以上も前のことになりますが、思い出を振り返りながら各クラス、各班で工夫を凝らしながら上手にまとめていました。
なお、今回作成したポスターは2月に行われる生徒活動発表会で掲示を行う予定です!
2学期終業式
寒さが増してきました。年末目前の12月24日(火)、本校は2学期終業式を迎えました。
今学期末は感染症対策を考慮して、リモート配信による終業式でした。
ホームルームでの終業式を各クラスで粛々と執り行いました。
校長先生より終業式の式辞をいただきました。
新しい年を迎えるにあたり、今年の学業や生活の総括をして運気を呼び込めるように備えていきましょう。
3年生は受験を控えている人もいますが、受験本番はこれからです。自分を信じて、本番までの伸びしろを最大限に生かして力が発揮できることを祈ります。
冬休みは生活のリズムを保ちながら、安全で充実した休暇をすごしてください。
校内も新年に向けて寒空の中、校務員さんが手入れをしてくださっています。
皆さんも気持ちのよい新年を迎えられるよう、身の回りや心を整理してください。
新学期、元気にお会いしましょう。
良いお年をお迎えください。
『富岳』と『人と防災未来センター』を巡る!理系☆スタディツアー
12月17日(火)に2年5組と1年生の希望者8名の合計45名で、
「『富岳』と『人と防災未来センター』を巡る!理系☆スタディツアー」
と題して神戸に行きました。
阪神淡路大震災から来年で30年となることから、
理系の2年5組だけでなく、1年生の理系志望者からも希望を募り、
「過去から学び、未来につなぐ」をテーマにバスツアーを行いました。
まずは、理化学研究所 計算科学研究センター内にあるスーパーコンピュータ「富岳」を見学しました。
「京」の後継機として誕生した「富岳」は、衰退の激しい性能競争において、
4つのタイトルのうち「HPCG※」と「Graph500※」において10期連続世界一を成し遂げるなど、
未だトップを走り続けるスパコンです。(※詳しくは富岳のHPをご覧ください。)
生徒たちはそのスケールの大きさに驚くとともに、
コロナ禍のマスクの性能調査など自分たちの身近なところで活躍していたことを知り、
富岳の凄さについて質問が飛び交っていました。
次に向かった人と防災未来センターでは、
阪神淡路大震災で被災された方から当時の様子を直接伺うことができました。
経験しなければ想像すらできない過酷な様子を、
当時の感情をそのまま乗せて、絶望や希望をお話してくださり、
生徒たちは圧倒され、話に引き込まれていました。
またセンター内には、当時の映像や資料、そして地震について学べるブースが数多くあり、
一つ一つ食い入るように見ていました。
この経験が生徒たちを強くさせてくれたと感じることのできる一日でした。
人と自然科 第20回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストにて日本一 金賞&文部科学大臣賞を受賞
12月14日(土)名古屋市中小企業振興会館 吹上ホールで開催された第20回NFD全国高校生フラワーデザインコンテストに、予選会を勝ち抜いた本校農業クラブフラワーアレンジメント班の生徒2名が出場し、日本一の「金賞・文部科学大臣賞」受賞という快挙を成し遂げました。
この大会はフラワーデザインの甲子園ともいえるイベントで、全国の高校でフラワーアレンジメントを学ぶ生徒が日本一を目指し挑戦する憧れの大会です。新型コロナウィルスの感染拡大により現地開催が見送られてきましたが、今年、約6年ぶりのリアル開催となりました。
人と自然科といえばフラワーアレンジメント。2、3年生で学校設定科目「フローラルアート」を選択した生徒が日々、知識や技術を習得しています。
さらに技術を習得したい生徒は、農業クラブフラワーアレンジメント班に所属し、放課後や休日も練習を行い、国家資格であるフラワー装飾技能士の資格取得や全国大会への挑戦に向けた練習を行っています。先日もフラワーアレンジメント班の生徒2名がもう一つの全国大会、全国産業教育フェア 全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに兵庫県代表として出場し、入賞には及びませんでしたが大健闘しました。
今年10月に開催された全国産業教育フェア 全国高校生フラワーアレンジメントコンテストに関する記事はこちら
今回は同じフラワーアレンジメント班に所属している生徒が大会に挑戦。大会に向けてデザインを考えました。今回の大会テーマは『多様性』です。ちなみに大会に向けて選手が考えたデザイン画はこちらです。
斬新なデザインですね。そして花台は自分で制作。完成までに2ヶ月以上かかりました。そして本番に向け、特別非常勤講師の先生からの指導を受けながら何度も練習を重ねました。
大会当日、予選会を勝ち抜いた35名の選手が全国から集まりました。作品は幅 700mm×奥行 600mm×高さ 1000mm以内で、70%以上が生花で構成されるというルールがあります。制限時間は2時間です。本校から出場した2名の選手も、全力を出し切れたようです。
今回有馬高校から出場した選手の作品はこちら。
I.Yさん タイトル『由縁』
地球の歴史を珪化木と猿の腰掛で表現し、長い年月をかけて変遷する多様性の中を生き抜いてきた生物の様子を生命力あふれる竹と花で表現しました。
S.H さん タイトル『繋』
温暖化など地球環境が激しく変化する中で生き残り、次世代へと続いていく植物の進化を表現しました。
どちらも素晴らしい作品ですね。そして2時間半後、会場に全員集合。結果発表&表彰式で受賞者の名前が呼ばれます。
そして、なんと本校から出場したI.Yさんが、見事日本一の金賞&文部科学大臣賞を獲得するという快挙を成し遂げました。(審査員特別賞・スワ ミヤ賞も同時受賞です)有馬高校勢としては2年ぶりの日本一です。
日ごろの練習の成果が実を結びましたね。本当におめでとうございます。S.Hさんも惜しくも入賞を逃しましたが、審査員や全国から来られた先生方から大会評価をいただくことができました。素晴らしいです。
最後に作品を背に二人で記念写真を撮りました。
出場した選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。1年生も先輩の活躍に負けないように練習頑張りましょう。そして中学生の皆さん。人と自然科に入学し、先輩と一緒に日本一を目指してみませんか。お待ちしています。
ARIMA 探究Ⅰ 「コース別発表会」
12月16日(月)の3,4限目を用いて、2年生総合学科の生徒はコース別代表者発表会を行いました。
生徒は「グローカル」、「サイエンス」、「共生社会」、「生活デザイン」の4分野に分かれており、それぞれの中でさらに3~4の講座に細分化して探究を行っています。12月初旬に、それぞれの講座で各自のテーマについて発表した後、その中で選ばれた代表者1名が、今回各分野の中で発表を行いました。
また、それぞれの分野の発表に外部から講師をお招きし、様々な指摘をしていただきました。
発表を見た生徒の振り返りの感想には、「自分の探究はまだ調べ学習の域を出ていないと思った」や「探究を進めるには明確な問いや今後の課題が大切だと思った」というようなものがありました。
探究に終わりはありません。今回得た「気づき」から自分の探究をさらに深めていきましょう。