学年・専門部
理科 三田小学校との小高連携授業
11月10日(木)の3年生課題研究の授業のなかで、三田小学校の4年生をお招きしての理科教室を実施しました。
本校総合学科の3年生で生物実験講座・化学物理実験講座の選択者が、小学生に「理科の面白さ」を伝えるために、計画を練り、自分たちで運営を行いました。
生物実験講座班は、顕微鏡での観察や人体模型を使ったクイズ等を行いました。
化学物理実験班は、スライムつくりや液体窒素を使った実験ショーを行いました。
がんばって準備した甲斐もあり、小学生たちに「おどろき」や「発見するよろこび」を感じてもらえたようです。この機会を通して、理科好きの子供たちが少しでも増えてくれると嬉しいですね!
本校生徒にとっても、得るものが大きい良い1日となりました。お疲れ様でした!
人と自然科秋の農業祭まであと3日 青パパイヤ収穫しました
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと3日となりました。農業祭に向け、モチ米やギンナンの袋詰め、1年生が農業と環境の授業で栽培しているダイコン・ハクサイ品評会のための展示台準備など、大忙しです。
さて、今年人と自然科で新たな栽培品目に加わったのが、『青パパイヤ』です。今年入学した1年生から教育課程か少し変わり、新しい学校設定科目『果樹と緑』そしてコースにも『果樹と緑コース』が新設されました。
また、今年3月にはデジタル社会に対応した産業教育設備整備事業により、本校のシンボルである大温室がリニューアル。その大温室ではバナナやアボカド、フィンガーライムの栽培が始まっています。
人と自然科 有馬高校のシンボル 大温室がパワーアップして生まれ変わりましたに関する記事はこちら
その中でもひときわ目立つのが青パパイヤ。東南アジアの屋台などでは当たり前のように使用される食材で、最近TV等でも度々取り上げられているパワーフードです。パパインというタンパク質消化酵素が含まれており、お肉と一緒に料理すると柔らかくなると言われています。
手に入れた小さな苗木を5月に鉢あげ
そして6月には大温室だけでなく、屋外にも定植しました。
追肥や除草などの管理を重ね・・・
9月には収穫可能な大きさまで成長し、たわわに実を付けました。
そして秋の農業祭での販売に向け、いよいよ収穫です。先ほど紹介したタンパク質分解酵素であるパパインに直接触れると手がかぶれる可能性があるので、手袋を着用し収穫します。
立派な青パパイヤが収穫できましたね。少し見にくいかもしれませんが、下の写真で切り口から垂れてくる白い液にパパインが多く含まれています。
青パパイヤは調理の前に10分ほど水にさらします。個人差はありますが、前述したパパインでかぶれる可能性があるので、使い捨ての手袋の着用がおすすめ。そしてそのままサラダにしたり、炒め物や漬け物など、様々な料理に活用できます。ちなみに下の写真は、豚バラと青パパイヤの炒め物。千切りした青パパイヤと豚肉をごま油で炒め、味付けは塩こしょうのみ。本当に美味でした。
今回収穫した青パパイヤは、秋の農業祭 農業クラブコーナーにて販売予定です。
来場予定の皆さま、是非一度お試し下さい。
福祉講演会(認知症サポーター養成講座)
11月9日(水)「こころとからだの理解」選択生徒に向けて、三田市地域包括支援センターの岡本さま、岬さまより認知症サポーター養成講座を実施していただきました。
認知症サポーターとは、認知症を正しく理解し,患者支援の活動を行う人で、厚生労働省が,地域・企業・学校などで開催する養成講座を受講した人に対して認定する名称です。今回受講したのは2,3年生の15名でした。
初めに三田市の高齢化の状況をお聞きし、これからますます認知症高齢者が増えていくだろうという予測をお聞きしました。そのような状況下で私たちができることはあるのか、コンビニのレジ対応を例にグループで考えてみました。適切な対応について、話し合い実演する中で、気づきもたくさんあったようです。
認知症の方に寄り添い、パートナーとしてともに見守れるよう知識を深めていきたいと思います。本日はありがとうございました。
76回生総合的な探究の時間~自己探究について~発表①②
総合学科2年次生は、三田市の魅力化をグループで考えたのち、それぞれ個人の興味・関心に応じた自己探究を進めてきました。SDGsの観点から探究テーマを探しつつ、自己の課題解決に向かって研究した成果を発表しています。食品ロス問題や、海洋プラスチック、絶滅危惧種など切り口は様々ですが、身近な解決策はそれぞれ共通するものがあるように感じます。
11月1,8日とそれぞれのクラスで発表が進んでいます。あと3回でクラス発表を終えたのち、1月10日(火)には代表者発表会があります。どのようなテーマが発表されるのか楽しみです。
人と自然科秋の農業祭まであと4日 花の寄せ植え作成しました
有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと4日となりました。農業祭に向け、毎年大人気のギンナンの調整、ゴールドクレストのクリスマス装飾、3年生の課題研究の模造紙作成など、準備に大忙しです。
さて、人と自然科学校設定科目『ガーデニング』の授業では、こちらも秋の農業祭に向け恒例&大人気となっている、花の寄せ植えを今年も制作しました。
寄せ植え制作に向け、座学で花を生活に取り入れる意義や、色彩や明度など色が持つ性質、配色の方法、高さや茎を強調するタイプやボリューム感が出るタイプなどそれぞれの花が持つ性質やその活かし方などを学びました。早速ハウス内ににあるビオラ・パンジー・デージー・ゴールドクレスト、アイビーなどの苗から各自イメージ通りの花苗を選びました。
そして鉢に培養土を入れ、選んだ花苗を鉢の中に並べていきます。高さを考えたり配色を考えたり・・・ポイントは4日後の農業祭にどのように草花苗が生長しているか想像すること。つぼみの位置などを計算し、当日咲いた花が前を向くように配置します。
出来映えはいかがですか?納得のいく寄せ植えが出来上がりましたか?最後に購入してくれた人にメッセージを書きました。
そして一カ所に集め、かん水しました。
完成した作品はこちら。個性あふれる作品ばかりですね。
今回制作した寄せ植えは、秋の農業祭 環境・果樹と緑のブースにて販売します。
生徒は自分たちが作った寄せ植えが売れるか、ドキドキしています。気に入った寄せ植えが見つかった方は是非ご購入ください。