2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

2年リーガルマインド類型生徒の活動風景

模擬裁判を行いました

12月15日(月)に甲南大学の法廷教室をお借りして、リーガルマインドの2年生が模擬裁判を行いました。

24名の生徒たちが2グループに分かれて、それぞれ、裁判官・検察官・弁護人・証人・被告人の役割を

担当しました。

 

1学期の終わりから取り組みを始め、約半年間一つの事件に扱ってきました。

検察官グループはいかに事件を立証するか、証人尋問や被告人質問の内容を考え、論告を仕上げ、

弁護人グループは被告人が無罪になるように弁論を考えていきました。

また、裁判官は両方の質問(尋問)内容を検討し、判決を出せるように事件を検討していきました。

犯行時の様子を再現しながら質問を行っている様子

裁判官が評議中の検察官グループと弁護人グループ

一方その頃の裁判官たちは別室で評議中。

 

リーガルマインドの1年生たちは前半グループの模擬裁判を傍聴しました。来年に自分たちが

行っている様子を思い描いていたでしょうか。

 

リーガルマインドⅠのメインイベントと言える模擬裁判が終わりました。この授業を元に

多角的な視点を持つことや論理的な思考をすることの大切さを学び、今後に活かしてください。

神戸地方気象台への校外学習

3月3日(月)の午後、リーガルマインド類型2年生が校外学習で神戸地方気象台に見学に行きました。

最初に南海トラフ大地震を念頭に、地震と津波のメカニズムや避難についてお話を伺いました。緊急地震速報時の対応や津波フラッグの活用など熱心にメモを取りながら聞きました。

およそ1時間の講義の後、現業室を見学させてもらいました。予報の出し方や大阪管区気象台とのやりとりなど普段知らないことを多く知ることができました。

最後に露場(ろじょう)で様々な観測機器や標本木の説明を受けました。

普段はなかなか見ることのできない予報現場を見学させていただいたり、防災や減災について考えることができとても学びの多い校外学習となりました。

お忙しい中、ご対応いただいた神戸地方気象台の皆様、本当にありがとうございました。

模擬裁判実施

先週の12月13日金曜日に甲南大学の法廷教室をお借りして

リーガルマインド類型の2年生が模擬裁判を行いました。夏からそれぞれが

裁判官・検察官・弁護人・被告人・証人の役割に分かれて事件について理解を

深める活動を行ってきました。この日はその集大成となります。

二つの班に分かれての模擬裁判で、前半はリーガルマインドの1年生が傍聴席で見学する中行いました。

両班とも被告人と証人役の生徒に対して検察と弁護人がそれぞれ質問(尋問)を行い、整合性がとれているか、論理的に疑う余地がないかを検討していきます。

今まで弁護士や検察官の方々にアドバイスをいただいたことを活かしながら、検察役は有罪を立証するため、

弁護人役は無罪にするために質問を重ねます。被告人や証人役の生徒たちも事前に想定していない質問にも

柔軟に対応するため必死です。

論告・弁論を終え、裁判官の評議を行います。

模擬裁判ではありますが、有罪・無罪の決断を下すことに対する責任を感じながら

証拠を確認していきます。

 

いよいよ判決の瞬間。法廷に緊張感が走ります。判決は……

 

今年はA班とB班で異なる判決が出ることになりました。安堵と残念の思いが交錯する中

今年度の模擬裁判は終了しました。

 

最後に甲南大学の笹倉先生から講評をいただき、判決を下すということは他者の人生を左右すること、

疑わしきは被告人の利益であることを改めて理解することができました。

 

生徒たちにとってもなかなか経験することのできない経験をすることができ、非常に実りのある

活動になりました。

弁護士出前授業

本日は弁護士の村上先生に来ていただいて、模擬裁判に向けての授業です。

最初に「証拠裁判主義」や「疑わしきは被告人の利益」など基本的ではあるけれど重要な点について

お話をいただきました。

その後、裁判官・検察官と証人・弁護士と被告人の3グループに分かれて証拠についての

検証を行いました。今日は第1回ということもあり、生徒たちはどういう方向性で考えればいいか

わからない様子でした。

弁護士・被告人チーム                検察官・証人チーム

 

裁判官チーム

 

村上先生や我々教員が適宜アドバイスを入れながらの作業です。来週以降もグループごとに模擬裁判に向けての

作業が続きます。今回の事件に対する理解を深めて良い模擬裁判にしていきましょう。

検察官出前授業

9月13日(金)リーガルマインドⅠの授業では神戸地方検察庁より検察官と検察事務官の方にお越しいただき、裁判制度や模擬裁判のポイントなどをテーマに出前授業をしていただきました。

 

最初に、自己紹介を兼ねて「検察官になるきっかけ」、「検察官としてのやりがい」そして「仕事をしていて大変なこと」などのお話をしていただきました。次に、裁判制度の理解や検察官の役割について検事と弁護士の役割の違いなど、わかりやすく話していただきました。

後半は模擬裁判に向けて、それぞれの役割の人間がどのように思考し、主張を展開し、判断を下さなければならないかについて話していただきました。生徒たちは前週に裁判官・検察官・弁護人・被告人・証人と役割を決めていたので、自分の果たす役割について難しさと楽しさを実感できたようです。

終了後には検察官の方に質問をした生徒もいました。生徒たちにとって有意義な時間になったようです。

ご多忙の中、出前授業に来てくださりありがとうございました。

今日学んだことを模擬裁判で活かせるよう頑張りましょう。