塔陵健児のひとりごと

塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

「極寒マラソン 2025」明日開催!

明日は待ちに待ったマラソン大会!しかし…天気予報によると 最低気温は -4℃! ⛄????

これはもはや マラソンではなく耐久レース!?
「走る」か「凍る」かの2択、己との戦いが今、始まる――????

✅ 呼吸するたびに肺がシャーベット!
✅ 給水所の水が氷点下エナジードリンクに進化!
✅ ゴールした瞬間、達成感よりも温泉に飛び込みたい衝動!

完走すれば "人間ペンギン" の称号 を得られるかも!?????✨
参加者の皆さん、防寒対策を万全にしてお越しください!????

限界を越える一瞬の決断

 車を壁に向かって寸止めできる人物の心境は、まさに限界を直視する瞬間の静かな緊張感に包まれている。彼の手がステアリングホイールを握る感触は、普段の無意識の動きとは異なり、どこか異常なまでに意識的だ。アクセルを踏む足のひと踏みひと踏みに、命運をかけたような覚悟が込められ、空気のひんやりとした緊張が車内を満たす。

 壁までの距離が縮まるにつれ、その刹那がまるで無限に引き伸ばされたかのように感じられる。時間の流れが異次元に歪み、彼の内面では現実の重力と、見えない力がせめぎあう。目の前に迫る壁を目にしながらも、身体は微動だにせず、車の動きに従順であり、まるで自分が車そのものであるかのように一体感を覚えている。

 寸止めの瞬間、壁にぶつかる直前で車が静止したとき、彼はその感覚を一種の勝利と感じるかもしれない。だが、その勝利は安堵の感情を伴わない。むしろ、すべてを制御しきったその瞬間に、彼は自らの限界を再認識する。壁を避けることができたその成功の陰には、ほんのわずかな狂気が潜んでいることに気づく。すべての感覚が研ぎ澄まされ、次に何が起こるのか、それさえも予測できない恐怖と興奮が交錯するその心境は、まさに絶妙なバランスの上に成り立っている。
 知らんけど。

3年生が自由登校となりました!

 卒業考査を終え、3年生が2月3日より自由登校となりました。1月31日の卒業考査終了後には大掃除をしたあと、教室の机やいすをすべて廊下に出して教室のワックスがけを行いました。
 みんなと一緒に三年間思い出を紡いだ教室も登校するのはあと二日、そう考えると言葉では到底表現できない深い空虚感が胸の奥で静かに広がっていく、まるで夜の闇が星を飲み込んでしまったように、心の中の温もりがどこか遠くへ消え失せてしまったような、そんな感覚を覚えます。
 知らんけど。