塔陵健児のひとりごと

塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

佐用高校を志望してくれた君に感謝!

志願変更期間が締め切られ、佐用高校の受検者数が確定しました。

複数志願選抜では、普通科を第一志望として本校で受検する受検生が58名。
単独選抜では、農業科学科に18名、家政科に11名の受検生が挑みます。

そもそも「複数志願選抜」とは?
第一志望の高校に加えて、もう一つの高校を第二志望として受検できる仕組みです。つまり、本校を第一志望にしてくれた皆さんは、まさに佐用高校で学ぶことを一番に選んでくれた仲間たち!

そんな皆さんに、心からの感謝を。

勇気を持って、この挑戦に臨んでくれたこと。佐用高校での未来を描いてくれたこと。本当にありがとう。

受検本番まであと少し。今まで頑張ってきた自分を信じ、最後まで全力を尽くしてください!
春、桜が咲く頃、皆さんを佐用高校で迎えられることを楽しみにしています!

さよならも言わずに…

いつか別れる日が来ることは、わかっていたの。

でも、こんなにあっさり置き去りにされるなんて、思ってもみなかった。

3年間、あなただけを支えてきた。雨の日も風の日も、テストで落ち込んだ日も、体育の後でクタクタになっていた日も、ずっと一緒だったのに。あの時「お前、結構ボロボロになったな」って笑いながら履いたよね?それでも、私はあなただけの上履きでいたかった。

文化祭ではペンキを浴び、体育館の床ではキュッと音を立て、放課後の教室では机の下であなたの足元を温めていた。私の生きた証は、確かにあなたの3年間の中にあったはず。

なのに——卒業式が終わった瞬間、何も言わずに、私をここに置いていった。

せめて最後に一言、「ありがとう」って言ってほしかったな。

下駄箱の隅で、ひとりぼっちの私のかかとが、すこし震えた気がした——。

2年1組、花に魔法をかけました!

 生徒昇降口に、2年1組の草花選択者によるフラワーアレンジメント作品が展示されています!その作品は「トライアンギュラー」と「ファン」。え、トライアングルなら知ってる?ファンって扇風機?…いえいえ、どちらも立派なフラワーアレンジメントのスタイルなのです!

★トライアンギュラー → 三角形の形を基本にした、バランス抜群のアレンジ!まるで花たちが「これが黄金比!」と語りかけてくるような美しさ。
★ ファン → 扇形に広がるデザイン。まるで「じゃーん!」と花たちが自己主張しているかのような華やかさ!

 「花を生けるなんて趣味の世界でしょ?」なんて思ったあなた!実は、フラワーアレンジメントには国家資格があるんです。その名も フラワー装飾技能士!この資格があれば、結婚式のブーケ、ホテルのロビー装飾、さらには葬儀の花飾りまで、人生のあらゆる場面で活躍できます。

 2年1組の作品は、そんなプロの技術への第一歩!ぜひ皆さん、昇降口で彼らの一年間の努力を感じてみてください。もしかしたら、未来の一流フラワーデザイナーがここにいるかも…!?

旅立ちの日 〜響いた『正解』とともに〜

 今日は卒業式。135名の仲間が、それぞれの未来へと旅立ちました。体育館に響いた校歌は、3年間の思い出を鮮やかに蘇らせ、胸が熱くなりました。

 懐かしい先生方も駆けつけ、再会を喜ぶ笑顔があふれる中、式は進みました。そして迎えた最後の瞬間——卒業生退場。流れ始めたのは「正解」。あの歌詞が、一人ひとりの背中に優しく寄り添うようでした。

 もう、この校舎での日々は戻らない。でも、ここで過ごした時間は、皆さんの中に確かに生き続けます。それぞれの場所で、それぞれの「正解」を見つけながら、力強く歩んでください。

 卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。誇りを胸に、未来へ羽ばたいてください。

 

舞台は整いました!

 卒業式は、いよいよ明日。送り出す準備は万端です。今日のリハーサルでは、皆さんの大きな声が体育館に響き渡り、校長先生も大喜びでした。きっと明日、本番でも、皆さんの想いがしっかりと伝わるはずです。

 この舞台から見える景色は、皆さんが目にすることのない特別な眺め、そしてフロアにはたくさんの並べられた椅子があり、後ろには支えてくれた先生や在校生がいて、たくさんの「おめでとう」が詰まっています。

 佐用高校で過ごした日々、仲間と笑い合った時間、悩んで乗り越えた瞬間——すべてが、明日への力となります。「うるっ…」ときても大丈夫。それだけ濃く、かけがえのない日々を過ごした証です。

 最後の1日を、最高の思い出にしてください。塔陵健児は、皆さんの未来を心から応援しています。