塔陵健児のひとりごと

塔陵健児のひとりごと~佐用高校からのお知らせ~

高校生就農講座を実施しました

 昨日、2年1組26名を対象に「高校生就農講座」を実施しました。佐用町内の農業関連施設を見学するバスツアーで、地域の一次産業に直接触れる貴重な機会となりました。

訪問先は以下の4施設です。

  • 春本園芸(花の生産)
  • 味わいの里三日月(農産物加工)
  • 藤東芳光ぶどう園(ぶどう生産)
  • 豊永牧場(肉牛生産)

 生徒たちは、現場で働く方々から直接お話を聞き、実際の作業の様子を見学することで、農業の多様な魅力や厳しさを肌で感じ取っていました。特に、花や果物の繊細な管理方法、加工品づくりの工夫、牛の飼育にかかる手間や責任についてなど、教室では学べないリアルな声を聞くことができました。

生徒たちは熱心にメモを取りながら質問し、「農業は地域の基盤であり、多くの人の努力に支えられていることを実感した」といった感想も聞かれました。

今回の体験を通して、将来の進路や地域との関わり方について考えるきっかけとなればと思います。