日誌

特色ある授業

「造形入門講座」開講


 12月19日(土)10:00~12:30 多目的教室にて、今年は京都造形芸術大学「子ども芸術学部」の村山修二郎先生をお招きして、「造形入門講座」を開催しました。広く三田市の中学・高校に参加を呼びかけたところ、本校生徒の他に三田祥雲館高校・ゆりのき台中学校・藍中学校・八景中学校からの参加者も含めて、計51名の生徒が参加しました。
 今年の制作は「植物で絵を描く「緑画」体験-身近の小さな自然を五感でで学ぶ-」でした。
 ①先生の自己紹介と、授業の内容の説明
 ②外に出て校内の自然をフィールドワーク、植物を採集する。
 ③教室に戻り、植物の香りを嗅ぐ、触る。
 ④植物で絵を2枚描く。
 ⑤作品を額に入れて展示し、鑑賞・感想会を行う。
 という内容でした。最後に短時間でしたが、参加者みんなでお茶を飲みました。最初は雰囲気が硬かった生徒達も、ワークが進むにつれてだんだん会場が盛り上がっていきました。生徒達はこのような「講座」に参加しない限り、植物を使って絵を描く体験はまずないでしょう。参加者にとって印象深いひとときになったと思います。
 
 
 

「造形基礎講座」開講


 12月25日(木)14:30~17:00 多目的教室にて、今年も京都造形芸術大学「子ども芸術学部」の水野哲雄先生をお招きして、「造形基礎講座」を開催しました。広く三田市の中学・高校に参加を呼びかけたところ、本校生徒の他に三田祥雲館高校・有馬高校・八景中学校・上野台中学校からの参加者も含めて、計44名の生徒が参加しました。
 今年の制作は「バランスをとって、モビールを作る」でした。
 ①心のストレッチ(気持ちほぐし)
 ②グループに分かれてA4のコピー用紙を丸めて棒を数本つくり、長くつなげる。
 ③重力のバランスを取りながら、ゴムで長い紙の棒をつないでいく。(モビールが完成)
 ④作ったモビールを教室に張ったヒモに吊す。
 ⑤針金3本を使って、机で自立するバランスマンを作る。
 という内容でした。最後に短時間でしたが、参加者みんなでお茶を飲みました。最初は雰囲気が硬かった生徒達も、ワークが進むにつれてだんだん会場が盛り上がっていきました。生徒達はこのような「講座」に参加しない限り、重力を感じながらモビールやバランスマンをつくる体験はまずないことでしょう。参加者にとって印象深いひとときになったと思います。
 
 
 


「朝の読書」 1年が経ちました


 「朝の読書」が始まり1年が経ちました。「朝読」の日は朝早くから多くの生徒が図書室に来て楽しそうに本を選んでいます。たとえ10分でも、数ページしか読めなくても読書への大きなきっかけになります。これからも「朝読」を継続することで、より多くの生徒に読書の楽しさを知ってもらいたいと思います。(図書担当者より)

「造形基礎講座」開講


12月27日(金)14:30~17:00 プレゼンルームにて
 今年も京都造形芸術大学「子ども芸術学部」の水野哲雄先生をお招きして、「造形基礎講座」を開催しました。広く三田市や篠山市の中学・高校に参加を呼びかけたところ、本校生徒の他に三田祥雲館高校・市立八景中学校からの参加者も含めて、計40名での講座となりました。
 今年の制作テーマは「協力してつくる」でした。
 ①心のストレッチ(気持ちほぐし)
 ②グループに分かれて透明な布にクレパスで彩色。
 ③彩色した布・たこ糸・椅子を用いて巨大なオブジェをグループで造形。
 最初は雰囲気が硬かった生徒達も、①~③とワークが進むにつれてだんだん会場が盛り上がっていきました。生徒達はこのような「講座」に参加しない限り、協力して巨大オブジェをつくる体験はまずないことでしょう。参加者にとって印象深いひとときになったと思います。

ふれあい育児体験


11月13日(水)、「発達と保育」選択者3年生7名が、三田慈愛幼稚園に「ふれあい育児体験」に行ってきました。
今回の実習では、生徒が1からストーリーを考え、一枚一枚丁寧に色を塗った手づくり紙芝居を園児たちの前で披露しました。生徒は、ただ紙芝居を読むだけではなく、話の途中に園児への問いかけを入れるなど、紙芝居を通してコミュニケーションが図れるよう工夫していました。園児たちも目を輝かせながら夢中で話を聞き、あっという間に時間が過ぎていきました。
将来、保育士や幼稚園教諭をめざす生徒たちにとって、貴重な体験になったことと思います。

茶道実習


10/28(月)・30(水)・31(木)の3日間、「家庭基礎」の授業で茶道実習を行い、1年生全員が茶道を体験しました。講師として、表千家正教授の矢野富美子先生をお招きしました。

茶道の歴史やお点前、日本人の「おもてなしの心」について学んだのち、生徒一人一人がお茶を点てて、和菓子をいただきました。

講義を終えての生徒の感想を紹介します。

矢野先生から「和敬清寂」という千利休の4規(法律)のお話を聞き、お茶を点ててくれた人に感謝しながらのむ、点てる方は心をこめて点てるということを意識しながら実習ができました。畳に正座して座ると落ち着いた気持ちになりました。人を「おもてなす」ことは簡単なことではありませんが、その一部を今回の授業で学ぶことができて良かったです。また、「一期一会」について話を聞き、今のこの時間をもっと大切にしようと思いました。

「朝の読書」始まりました


三田西陵高校では2学期から「朝の読書」を始めました。1・2年生は全員、毎週木曜日、8:35から10分間、各自が用意した本を黙読します。当日朝は8時から本を借りに来る生徒が図書館を訪れています。
3回目を迎えた19日は8:35のチャイムが鳴ると同時に学校全体が静寂に包まれました。好みの本や話題の本など読んでいる本は様々ですが、全員が読書に集中している様子は壮観です。今後友達同士や家庭でも本の話題が増えれば嬉しいですね。これから読書の秋を迎えます。みなさんもほんの少しの間、携帯やテレビから離れて読書してみませんか?
 

発達と保育

 9月11日(水)、「発達と保育」の授業に、手作り紙芝居サークル「おもちゃ箱」の中島美ね子先生をお招きし、「手づくり紙芝居の魅力」について講義をしていただきました。
手づくり紙芝居が、自分の思いを自由に表現できるものであり、紙芝居の読み手と聞き手は双方の対話を楽しむことができる、という点についてご自身の体験も交えながら、お話していただきました。いくつかの紙芝居を目の前でに読んでいただき生徒たちは興味深く聞き入っていました。
 今後は、本日の講義を受けて、受講者が各自手作り紙芝居の制作にとりかかります。
生徒がつくった紙芝居を11月の「ふれあい育児体験」で発表する予定です。

「造形講座」開講


 12月27日(木)14:30~多目的教室にて、京都造形芸術大学「子ども芸術学部」の水野哲雄先生をお招きして「造形講座」を開催しました。本講座は毎年冬休みの恒例行事となっています。 今年は本校生徒の他に、八景中学校・有馬高校・三田祥雲館高校から参加してくれた20数名も加えて、計50名が多目的教室に集まりました。
 今年の制作テーマは新聞紙を使った造形でした。
  ①「新聞紙で生き物をつくる」(個人ワーク)
  ②「新聞紙の塔を作る」(グループワーク)
  ③「教室を新聞紙で埋める」(全体でのワーク)
 最初は雰囲気が硬かった生徒たちもワークが進むにつれてだんだん活発に活動し、会場が盛り上がっていきました。参加者にとっては初めてのインスタレーション(作品を単体としてではなく、場全体を取り込んだ芸術表現)活動でした。
 外部講師を招き、学校の垣根を越えた特別講座は、生徒諸君にとって印象深いひとときになったことと思います。