日誌

2023年5月の記事一覧

文Ⅰ・理系特別プロジェクト 北海道大学の留学生と英会話④

修学旅行に向けて着々と回を重ね、今回の授業テーマは「留学生目線の日本を知る(1)」

まずはペアを見つけて前回の学習をReviewするところから。

続いて、Cathy CatさんのYouTube動画で実際のインタビュー場面を観ながら、プリントの質問に答えるべく集中してリスニング。

1回目、2回目、3回目… と繰り返して観るも、次々と流れるアメリカ英語、韓国英語、スイス・スコットランド英語にとまどい気味の生徒のみなさん。

最後に字幕付の動画を観て確認していきます。

続いて、9月には実際に自分がこうやってインタビューするんだなとイメージをふくらませながら、インタビューする内容を考える課題に取り組んでいきます。

自宅学習も含めて課題が出来た人からN先生に提出すると、プリントの右側を切り離してALTの先生に見てもらい、意見をいただくのだそうです。

だんだんと具体的になってきました。

9月まであと3ヶ月と少し、着々と進んでいます!

(文責:校長)

 

文Ⅰ・理系特別プロジェクト 北海道大学の留学生と英会話③

今回は校長先生に代わって、授業を担当しているNが記事を投稿します。

今回の授業のテーマは『相手を深く知る(2)』です。

自己紹介+三田西陵の説明を英語で自信をもって伝えることができる段階から、相手のことを深く知っていく会話ができる段階へ進んできました。「会話が弾む」とは、相互に発したメッセージを理解して、その理解の上に新たにメッセージを発信していく状況のことです。

英語でコレをすることは容易いことはありません。今でこそ英語科教員として授業をしていますが、学生時代や特に留学中は苦労しました。だからこそ、生徒たちには実力をしっかり持たせてあげたいと思いますし、このように一生懸命に練習に励む姿を見ると教員として嬉しく思います。

自己紹介+三田西陵の説明を英語でする練習をopen questionをする練習とともにまず行いました。そして、そのopen questionに対して返事する際に「相づち」や「一言メッセージ」を添える練習を新たにしました。過去の自分は質問に対して答えることに必死でYes, yes.と返事で終わってしまうことが多かったです。それで留学中にアメリカ人の友人の会話をよく聴いていると、1~3語の相づちや一言メッセージをメッセージを言っていることが多いと気付きました。それがあるから会話が弾んでいくのかと実感し学びました。

加えて、「相手を深く知る」ために、相手の経験を尋ねる練習をしました。中学校で学習する現在完了形を応用していくと、どんどん会話が広がっていきます。

例えば、カルチャーショックという経験について尋ねる場合ならば、"Have you experienced any culture shock?"という表現を使うことができます。旅行といった話しやすい話題についても、"Where have you traveled in Japan?"と尋ねればopen questionでもあるので、会話はぐっと広がるでしょう。自分自身がコレについて話してみようかなと話題を提示する場合でも"Have you ever seen(tried) ...?"と尋ねていけば、会話の広がりは無限大でしょう。

 

自分自身の過去の失敗談も交えつつ、ICTの活用を推進しながらこれからも楽しく英文法と会話表現に親しむ授業を展開していきます!!