| 兵庫県立鳴尾高等学校 |
活動報告 SNR78
大阪成蹊大学 幼児教育 講演会
9月5日(火)7限
大阪成蹊大学教育学部教育学科より准教授の可兒勇樹先生をお招きし、幼児教育における体育実技についてご講義いただきました。
児童になりきって実習を行い、童心にかえって楽しく学ぶことができました。
一つ一つの動きに幼少期に必要な筋力や思考・想像力を身につけるための工夫がなされていて、教育とは何か考える良い機会となりました。
体を動かしながら自然と仲間づくりができ、普段とは違った生徒の表情を見ることができました。
令和5年度学校説明会・類型座談会(SNR78)
8月18日(金)の学校説明会、19日(土)類型座談会に多くの類型生徒が携わってくれました。
1日目の学校説明会は、オンラインで各教室に画像・音声を流す形で実施され、代表生徒3名が中学生・保護者の方に向けて、類型についての説明を行いました。2日目の類型座談会は、4教室に分かれ、最初に類型についての説明を行い、その後はグループ毎に中学生・保護者の方から質問を受け、返答する形で進めました。中学生からの熱心な質問に、時間を延長して対応する光景も見られました。
誘導・案内・受付・司会進行等々、全てがボランティア生徒による運営で、皆さんの持つ力に改めて感心しました。皆さんに憧れて、類型への入学を希望してくれる中学生が増えると期待しています。
3日目の行程その2
最終日、最後の活動は相馬市総合福祉センターで、地元の3つの高校から参加してくれる高校生との交流でした。
お互いの活動紹介を披露した後、グループでテーマを決めて意見交換をしました。チームHYOGOメンバーがこの3日間に訪問した所や感じたことを伝えると、福島の高校生から「その場所には行ったことがない」「兵庫県の高校生の方が原発問題などよく知っている」などの発言が飛び出したり・・・。確かに相馬市は福島県の北に位置しているので、遊びに行くのも英検の2次試験を受けるのも、お隣の宮城県仙台市(電車で1時間)に行ってしまうそうです。
地震や原発の話をした後は、各グループ部活の話や方言の話などで盛り上がっていたようです!
なかなか出会うこともない、福島と兵庫の高校生。異文化交流(?)できたでしょうか。
※2日目の夜のセッションの様子がテレビで取り上げられました。
【NHK】
【福島テレビ】
県外の高校生に経産省・参事官が出前授業《福島第一原発・処理水海洋放出》理解の醸成は正しい知識から
3日目の行程その1
記事が前後しますが、昨日の最終日も濃密な1日を過ごしました。
おいしい福島の海の幸を使った朝食をいただいたあとは、相馬市観光協会の大谷さんより、福島の漁業についてのお話がありました。温暖化の影響か、いまはフグがよく獲れるそうです(なんと下関の3倍の水揚げ量!)。ただ、もともとフグが獲れるところではなく調理人がおられないそうで、勉強中とのことです。
場所を相馬双葉漁業協同組合に移し、施設の見学。ちょうど処理水の海洋放出の日だったのですが、荷揚げやセリなど活気あふれる様子を見せて頂くことができました。漁業従事者の方は若い方も多いそうで、作業用のつなぎもカラフルでおしゃれになってきているとのことでした。
漁協には収穫した魚の放射線検査をする施設があり、国の基準より厳しい基準で1魚種1検体で検査されているそうです。
またまたバスで移動し、昼食会場へ。
ホテルスタッフの井島さんから地域づくりのお話を聞きました。
県外から観光に来てもらうために、「若者たちが何をしたいのか?」ということをテーマに、真っ暗な小島で星を見る、親子でカニつり、窯でピザ焼きなど、色々なイベントを作っておられるそうです。
お昼ご飯のお弁当をいただいた後は、いよいよ最後の活動へ出発です。
福島から帰ってきました
怒涛の3日間も終了し、24日の19時過ぎに無事に伊丹空港に帰ってきました。
伊丹空港近辺の雷雨のため、ひとつ前の便は名古屋空港へ。ひとつ後の便はキャンセルとなりました。私たちの乗る飛行機も名古屋に到着かキャンセルになる可能性大と言われましたが、なんとか帰りつくことができました。
ニュースでは処理水の海洋放出が報道されています。鳴尾メンバーも、自分で見て聞いたことを、遠いどこかの出来事ではなく、自分ごととして色々と考えた内容をアウトプットしていきたいと思います。