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2023年7月の記事一覧

フィリピン医療ボランティア活動「ハローアルソン」支援物資回収

 7月18日(火)19日(水)の2日間、「ハローアルソン活動」の救援物資を校内に呼びかけて回収し、兵庫県支部である尼崎の菅原歯科に持って行きました。

 今回は、各クラスに手作りのポスターを掲示し、放送部には朝の放送でよびかけていただきました。寄付をいただいた物資は以下のとおりです。みなさんありがとうございました。

78期 総合人間類型1学期の授業

 5/9・6/13・6/27はクラスのメンバーでペアになって、インタビューしながら、インタビュー対象者の情報をまとめて発表する「他己紹介」を実施しました。自己表現と他者理解、そして、78期総合人間類型の交流・クラス作りがポイントです。この授業は、学年の総合的な探究の時間(6/20火・7/5水・7/10月)と関連した取り組みとなりました。

 

 5/23・5/30は本校の大中鈴絵教諭から、2回に分けて、「手話講座」を実施していただきました。

 「耳が聞こえない=手話ができる」とは限らないこと、そして耳が聞こえない人とのコミュニケーションとしては手話以外にも「口話」や「筆談」、音声交換アプリなどの様々な手段があり、それぞれに良い面、悪い面があるということが意識できました。 

 今年は学びたいことを大中先生に事前にお伝えし、指文字や日常会話などの様々な手話を教えていただきました。 これをきっかけに、今年も全国高校生手話パフォーマンス甲子園への挑戦者が出て、1年生からは6名が参加し、2年生と共同で予選動画を作成しました。

 

 

 6/6は 尼崎北高等学校の四郎園千華子養護教諭から、「災害時のケアについて」を講演していただきました。

 四郎園先生は「EARTH」という災害時の支援組織に入っておられ、そこでの経験をもとにお話して下さいました。

 また、2年生の総合人間類型の先輩たちが立てた「問い」について、1年2年の合同で考え、意見を集約し、発表するというグループディスカッションも行え、活気のある1時間になりました。

 緊急事態の対処についての、まとめのキーワードとして「知識・技術・心」・「自助・共助・公助」や「問を立てる」「繋がる」が上げられました。

 

 

 また、6/20は。学年の総合探究の講演会に合同参加しました。

職業人インタビューを通して、社会に目を向けて、自らの問いを立てる契機とすることが目的です。

紙谷猛先生・今西亮太先生・黒河内雅典校長先生・本校カウンセラーの近谷直子先生、さくらFMパーソナリティーのひぐちのりこさん、また、宝塚市立病院の中田徹朗先生・木村俊大先生、兵庫医科大学の平田淳一先生・看護師の上垣内美早先生にインタビューを受けていただきました。

 「社会で必死に働く大人の人生経験豊かなお話とアドバイス」がインタビューによって掘り起こされる経験はなかなか出来ないことかと思いました。

 学年行事として行われましたが、類型以外にも積極的な生徒がたくさんいる鳴高生の様子がよく分かった時間でもありました。

 

  

 

 7/18はマイナビの国本雄佑様から「進路実現に向けて~進路選択のポイント~」をテーマにご講演頂きました。

秋に決定する文理選択に向けての講演です。「なんとなく」「友だちと同じにしたいから」「数学が嫌いだから(文系)」などの消極的な理由から文理を選択すると間違った選択になったり、後悔したりするということ、また、

社会ではどのような人がもとめられているのかということ、また、進路実現を成功させるためには自分を知り、様々な進路があることを知ることが大切だと教えて下さいました。

 夏休みはそれを「主体的に」行う絶好の機会です。1学期最後に大切なアドバイスをいただいた1時間となりました。

  

7月の海さくら「須磨海岸クリーンボランティア」

 7月1日(土)、あいにくのお天気でしたが、本校から1年生の男子3名と、教員1名が海さくらに参加しました。

 風の強い日は、波が立つために、海からの漂流物(マイクロプラスチック)がたくさん流れ着きます。

 1ミリほどのマイクロプラスチックは、人工物ゆえに派手な色を放っているため、よく見つけることが出来ます。

 これを魚が餌と間違えて食べ、それを人間が食べるということを考えると、ほんの少しであっても拾うことが大切だと痛感します。 生徒3名は掃除後、須磨のアサリの試食会に参加させて頂きました。

 「今回初めてボランティアに参加した。とてもやりがいのあることができたと思う。思った以上にワカメが多くて、その中に、ゴミが混ざっていたので、探すのが大変だった。次も海さくらに参加しようと思う。(1組男子)」

 

「浜辺にいる生き物について係の人が教えてくれた。これからも海の汚染が続くと、前は見ることのできた生き物も見られなくなってしまうのかなと思ったので、これからもボランティアに参加していきたいなと強く思った。(1組男子)」