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5月 「進路のしおり」巻頭言(41回生へのメッセージ) 6月 第43回 青志祭によせて 7月 1学期終業式 式辞 9月 2学期始業式 式辞
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1月 3学期 始業式
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5月 「進路のしおり」巻頭言(41回生へのメッセージ) 6月 第43回 青志祭によせて 7月 1学期終業式 式辞 9月 2学期始業式 式辞
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1月 3学期 始業式
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夏季休業中も、三木北高校が掲げる「国際理解」「地域貢献」「環境教育」の取組のため、多くの生徒が頑張ってくれました。また、校内では、自分の目標の実現に向けて補習や自習で頑張る生徒や、暑い中、学校を美しく保つために丁寧に作業されている校務員の姿を目にすることができました。今回はそれらの様子を紹介いたします。
1 地域との連携した様々な取組
◎7月25日 「平和の鐘を鳴らそう」
ユネスコスクールの指定を受ける本校も毎年この行事に参加し、平和への願いを込めて、スピーチを披露し、最後に参加者全員で鐘を鳴らしました。
◎8月2日(土) 青山夏祭り
吹奏楽部・音楽部の生徒が出演し、祭りの雰囲気を盛り上げてくれました。
◎8月3日(日) 緑が丘駅前清掃
朝の8時からでしたが、暑い中、約20名の生徒が地域の奉仕活動に参加し、道端や駐輪場の雑草抜きや清掃を行ってくれました。
◎8月4日(月) 保育選択者による実習
保育選択者3名が1学期の授業で練習を重ねた「三匹の子ぶた」を披露し、子どもたちに楽しんでもらうことができました。
◎8月5日(火)・18日(月)
三木市の若者ミーティングに参加し、同世代の仲間と市の活性化について様々な観点から考え、関西万博を訪問して、今後のミーティングで活用できるPR方法について見学してきました。
2 学校内の取組み
◎夏季補習と自学自習の取組
8月に入っても、自分の目標に向けて補習に参加して頑張る生徒や、いつでも先生に質問ができるように職員室近くで熱心に自習をする生徒が見られました。校訓の1つである「自学」の精神を感じることができました。
◎きれいな校舎であるために
8月の母校訪問で来られた卒業生の方や、来校されたお客さんからは「校舎がきれいですね」と言って頂いています。この夏も暑い中で、校務員さんが校舎周りの植木の世話、校舎内のタイルの貼り替えなどを行い、いつも美しく整えてくれています。写真は生徒昇降口のタイル貼り替えのようすです。
◎「環境の科学」(学校設定科目)の取り組み
受講している3年生の生徒が、校舎南側の花壇に野菜や果物の苗を植え、夏にはたくさん実りました。夏休み前に生徒も実食しましたが、なかなか良い出来であったようです。特にスイカは「緑が丘・青山の絶品Food発見!」のお店周りに行ってくれた生徒(5枚目の写真の左下のスイカです)や、8月の母校訪問で来られた卒業生に味わってもらうことができました。
本校は2005年よりドルーインセカンダリーカレッジ(オーストラリア)との交流を開始し、親交を深めてきました。新型コロナウイルス感染症の流行により一時中断しましたが、2023年に正式に姉妹校提携を締結し、今年度に研修団の受入れを実現させることができました。
本校は今年度、2,3年生のみが在籍し、職員数も20名程であるため、研修団の迎え入れの準備は大変でしたが、教職員・生徒で協力して最大限の歓待をすることができたと思います。また、本校生徒が研修団の生徒一人一人に“バディ”としてお世話にあたり、5日間の交流の中心として頑張ってくれました。さらに日曜日のバディファミリーとの交流では保護者の方にも様々な工夫をして頂き、研修団の皆さんに日本のご家庭の温かさを感じてもらうことができたと思います。本当にご協力ありがとうございました。以下に簡単ですが、5日間の交流のダイジェストとしてご紹介させて頂きます。
※交流の様子は神戸新聞の取材を受け、7月15日(火)朝刊の三木版に掲載されました。
期間 令和7年7月10日(木)~7月14日(月)
研修団 生徒15名、教員4名
日程
7月10日(木)
歓迎会(学校紹介・歓迎演奏など) 歓迎レク(福笑い・伝言ジェスチャー) 各クラスでの交流(クイズ・ゲームなど) おにぎり作り(昼食) 書道・茶道体験 ウェル
カムパーティ(夕食)
7月11日(金)
縁日・盆踊り(三木音頭)体験 黒檀を用いた箸作り(三木金物商工協同組合連合会のご協力) 折り紙遊び
7月12日(土)
人と防災未来センター(神戸) 世界遺産姫路城見学
7月13日(日)
終日バディ家族との交流
7月14日(月)
送別会(記念品交換など) ※午後帰国されました。
【交流期間のさまざまな活動のご紹介】
◇福笑い
言葉は通じなくても皆で大笑いして、アイスブレーキングになりました。
◇茶道
茶道部員により、外国人旅行者に人気がある抹茶について、お作法も含めて体験してもらいました。
◇ウェルカムパーティ
料理を囲んで会話が弾み、プレゼントも頂き、リラックスした時間を過ごしました。
◇縁日体験
賑わいや各種ゲームを再現し、日本の夏の祭りの雰囲気を満喫してもらいました。
◇箸作り
金物組合の皆様のご指導により、三木製の鉋を用いて黒檀の立派な箸を作ることができました。
◇人と防災未来センター見学
バディの生徒は校内で事前学習を行って研修団の皆さんの見学に付き添い、震災について真剣に考えてもらうことができました。
◇世界遺産姫路城見学
広大な城内を巡り、天守閣の最上層まで上り、眼下に広がる姫路の城下を目にした研修団の皆さんは大変満足されていました。
◇バディファミリーとの交流
日曜日は本校の保護者様に研修団の宿舎で送迎して頂き、バディ生徒が事前に立てた計画に沿っておもてなしをして頂きました。神戸・あべのハルカス・淡路島・渦潮クルーズなどのお出かけをされたり、自宅で手巻き寿司やバーベキュー、花火をされたり、三木・小野界隈のレストランや博物館を巡られたり、各ご家庭でとても工夫して頂きました。一日の活動を終えて宿舎に戻ってきた研修団の皆さんは、保護者の方に日本語で感謝を述べたり、バディ生徒とハグするなど、日本のご家族との貴重な体験ができたことで、とても気持ちが高ぶっている様子でした。
☆記念品の交換
今回、本校からは三木市が誇る伝統産業の金物の一つである鏝(こて)を贈呈しました。また、ドルーイン校からはワライカワセミをモデルに描いた絵画を頂きました。鏝の贈呈にあたり、ドルーイン校の引率の先生方には、生徒がバディファミリーと交流をしている日曜日に、国の伝統工芸士の方が運営されている製作所に伺い、鏝ができる工程の実演を見学し、完成した鏝で土壁を塗る体験をして頂きました。引率の先生に三木市の伝統工芸の魅力を肌で感じて頂くことで、帰国後も贈呈品の鏝を校内で愛着をもって大切にして頂ければと思っています。
◇本校からの贈呈品
「鏝」(五百蔵製作所製)と贈呈式。右端はドルーインの引率の先生の鏝の体験のようすです。
◇ドルーインからの贈呈品
引率代表の教頭先生から絵画「ワライカワセミ」を頂きました。職員室前に飾っています。
6月に入り、多くの運動部では少ない部員数で持てる力を発揮し、総体で精一杯、健闘してくれました。梅雨に入り、ジメジメとした日が続いていますが、各文化部・クラス・有志のメンバーを中心に明日の青志祭に向けて準備を行っています。
今回は、授業のほか、行事に向けての取組の様子などを紹介させて頂きます。
※日ごろの三木北高校生の活躍ぶりは公式インスタグラムにおいてもお伝えしています。青志祭を含め、元気に活動する三木北高生の様子をどうぞ、ご覧下さい。
課題研究(情報科 3年生選択科目)の授業
会社などで必要となるフォーマルな文書を題材にして、文章表現・書式・表の割り付けなどを実践的に取り組んでいました。普段使い慣れているスマホと異なり、文章入力が得意でない人もいましたが、この授業で取組を重ね、次第に慣れてきていると話してくれました。
体育(3年生の選択科目)の授業
選択体育は普段の体育の授業より多彩な種目を体験し、生涯スポーツについても考える機会になっているようです。左端の写真はゴルフ、右はボッチャの取組のようすです。ゴルフは初心者でも取り組みやすいよう、タイヤを目指して練習していました。ボッチャはすでにHPで紹介させて頂きましたが、私も実際に授業を見せてもらいました。ボールを転がし(投げ)、白球の近くに寄せるゲームですが力加減が難しいようです。生徒たちは上達してくると、互いのチームの実力が伯仲するようなゲーム展開となり、盛り上がっていました。
課題研究の取組 ボッチャの取組
ドルーイン校とのオンライン交流
7月の期末考査後に、本校の姉妹校のオーストラリアのドルーイン校から約1週間、研修団が来られます。本校の生徒はバディとして、研修団の生徒一人一人について、お世話やご案内をしてもらうことになっています。先日、バディと研修団の生徒でオンライン交流を行い、自己紹介や趣味などを英語で会話しました。相手とコミュニケーションをとろうとする思いが通じ、充実した一時になりました。
青志祭~今年のテーマは“継”
青志祭に向け、生徒たちはクラス・文化部・有志などの出し物で、訪れた方々に楽しんで頂くことができるよう、工夫して準備に取り組んでいます。
本日は2年生のクラス劇(左写真)の予選が行われました。どのクラスも持ち味を発揮し、全体的に42回生の雰囲気の良さを感じさせてくれました。
3年生は限られた時間を使って縁日・模擬店の準備を行っています。明日は活気ある企画を演出してくれることでしょう。中でも理系クラスは大型企画に挑んでいます(右写真)。当日、無事にお披露目できることを願っています。テーマ「継」の通り、三木北らしさが皆様に伝わることを期待しています。
教育実習生のがんばり
教員志望者の減少が話題になっていますが、本校では37回生の3名(すべて保健体育)が母校に実習で戻って来ました。指導教員と打ち合わせを重ね、よく準備して臨み、現役生徒にわかりやすく授業を進めていました。本校で教育実習を受入れるのは、これで最後になります。今年を含め、これまで実習された方々が一人でも多く、「三木北らしさ」を備えた卒業生として学校現場で活躍してくれることを願っています。
今年度の授業の取組のご紹介(1)
5月に入り、学校内だけではなく、青山の街につつじが鮮やかに咲き、とても気持ちの良い季節になってきました。今回は、授業の取り組みや生徒のようすについてご紹介させて頂きます。
理科: 理系の授業で、内容もかなり濃いものでしたが、生徒たちの取り組みからは先生の説明や解説を聞くだけでなく、自分からよく考えて、理解しようとする
姿勢を感じました。
日本史: パワーポイントを効果的に使って、流れを整理したり、生徒の実感が湧く教材を示して進められていました。人類の起源という遙か昔のできごとに色々
と想像力を働かせることができたのではないでしょうか。
古文: 生徒のPCから意見を集約できるアプリを用い、座席近くの生徒同士で活発に意見交換をして、互いに色々と気づく中で、和歌を解釈していました。(写真は
生徒全員の意見を示して生徒たちと確認しているところです)。
英語: 7月のオーストラリア姉妹校の生徒たちの来校に向け、日本文化として紹介したいマンガについて、英語で、PC画面を用いた作品紹介と理由をスピーチし
ていました。聴き手は評価者として真剣に聴いていました。
化学の授業 日本史の授業
古文の授業 英語の授業
今後も、日頃の授業や本校の特色ある取組の紹介を含め、閉校まで2年となった三木北高校の生徒たちの活気ある学校生活を少しでもお伝えできるようにしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。(本校インスタグラムでも、行事や特色ある活動などをご紹介させて頂いていますので、ご覧下さい。)