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第10回シアトル語学研修旅行 最終日・帰国

7月28日(日)。いよいよ、ワシントン大学の学生寮を出て帰国の途につきます。

朝、大学での最後の朝食をとり、いつもよりゆっくり、でもいつも通りバタバタもしなからロビーに集合、帰国に向けての確認をすませます。そして、レイクユニオン湖畔にある Gas Works Park という、古いガス会社の製油所の塔を残して作られた、ちょっと変わった公園に向かい、ここでそれぞれ持参した昼食を食べます。今日は曇り空で少し肌寒かったのですが、製油所の塔だけでなく、湖の向こうに見えるシアトルのビル群なども印象的で、すぐに時間が過ぎました。

その後、最初から一緒に行動し、初対面の時のぎこちなさがウソのように仲良くなった篠山鳳鳴高校の一行と別れ、空港に向かいました。

空港では、飛行機の搭乗口まで付き添ってくれたペリーさんに本当に別れを告げ、機内へ。生徒たちは、有形無形の様々なものをたくさん持って、同時に、離れがたさと寂しさとともに日本へと帰ります。

羽田空港では、神戸への便の乗り継ぎに余裕がない上に、荷物がなかなか出てこず、ANAの職員さんに先導していただいたりしながら、何とか予定の便に搭乗することができました。定刻を少し遅れて到着した神戸空港では、保護者の方々の出迎えを受け、第10回の御影高校シアトル語学研修旅行は、無事に終了しました。

生徒たちのスーツケースには、お世話になった国際交流協会から渡された手作りのタスキがつけられています。歴代の参加者のスーツケースにつけられ、生徒たちが無事に帰るように見守ってくれてきたものです。このタスキを目印に、空港でのピックアップも、協力しながらスムーズに行うことができました。が、それだけでなく、このタスキは、今回の語学研修参加者の絆を象徴するものでもあったように思います。第10回語学研修旅行参加者は、日常の中で、それぞれの旅を続けていきますが、来年、また新たな生徒がこのタスキを受け取って異文化の中に身を置き、新たな経験をしてくれることを願ってやみません。