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<SSH> 臨海実習(いえしま自然体験センターにおいて)

投稿日時: 2023/08/21 教育研究部

夏休み期間中の8月3日(木)・4日(金)の二日間、瀬戸内海にある兵庫県立いえしま自然体験センターにおいて、生徒9名(3学年7名・2学年2名)・引率教員3名で臨海実習をしてきました。実習は、センターの許可を得、安全な場所で行いました。

入所式の後、海に入れる格好に着替えて、ウニの採集が始まりました。

岩場で潜りながらのウニ探しで、なかなか見つからなかったものの、一つ見つけると次々に見つけたとの声が上がりました。その後、 実験室へ戻り、採集したウニを使った発生の実験です。卵と精子を取り出し、受精させました。

夕食の後は、海へ出て夜間採集です。堤防の上から海を照らし、光に集まってくる生物を観察・採集しました。ゴカイやイワシ・フグなどが光に寄ってきました。

実験室に戻り、受精卵のその後の変化(発生)を翌日の昼まで一定時間ごとに観察しました。

受精卵が、二細胞期・四細胞期‥と変化し、夜半には孵化して動き始め、翌日昼過ぎにはプリズムのような形に変化しました。

二日目、朝食のあと、釣りに出かけました。カサゴなど様々な魚が釣れました。

昼食後、再び実験室に戻り、釣れた魚の種類を図鑑で調べ、スケッチし、その魚を解剖して器官の様子を観察しました。実験に使った生物に感謝ののち、みんなで実験室を片付け、退所式を行い、いえしま自然体験センターを後にしました。

ウニの採集だ 採れました!

 

 

 

 

 

 

ウニ受精卵 8細胞期ウニの発生 プリズム期 骨片が見えます

 

 

 

 

 

 

カサゴが釣れました!魚を調べています後片付けを忘れずに!