大切なこと、それは・・・ ―3学期終業式 校長式辞―
令和4年3月21日をもって、兵庫県はまん延防止等重点措置実施区域から解除されましたが、3月23日実施の3学期終業式は、やはりリモート形式でした。
式辞において安岡校長は、これまで生徒に伝えてきた内容を振り返りつつ、「大切なこと(もの)」は一体何なのか、ウクライナ危機を念頭に置きながら語り掛けました。
大切なこと、それは・・・、「使えない知識は意味がない、知識は使えて意味がある」ということ。
【2学期終業式、長岡藩 河井 継之助の逸話より】
大切なこと、それは・・・、目先の利益ではなくずっと先を見据えて「学ぶ」こと。
【3学期始業式、長岡藩 小林 虎三郎の「米百俵」の逸話より】
大切なこと、それは・・・、Society5.0時代をよりよく生きるために「地球市民性を身につけ、持続可能な社会の
担い手になろうと真剣に考える」こと。その「道標が『SDGs』である」こと。
【本校の教育目標(グラデュエーション・ポリシー)より】
いつの時代でも忘れてはならないこと、それは・・・、「他者への感謝」と「他者への思いやり」であること。
【第48回卒業証書授与式、松下 幸之助・相田 みつを のことばより】
大切なこと、それは・・・、「(感謝と思いやりの気持ちを忘れなければ)決して戦争が起こることはない、
戦争は決して起こしてはならない」ということ。
そして、もう一つ。「あのね 自分にとって一番大切なものは 自分のいのちなんだよ
だから すべての他人のいのちが みんな大切なんだよ」 【相田 みつを のことばより】
さて、式辞に耳を傾けたみなさん一人一人にとっての「大切なこと(もの)」は何でしょうか。
4月、新しい学年を晴れやかな気持ちで、颯爽とスタートを切るために、「自分にとって何が大切なのか」、春季休業中に自分自身とじっくり対話する時間が持てるといいですね。