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<SSH>小学生夏休み理科実験講座「めいほく親子サイエンス教室」

小学生夏休み理科実験講座「めいほく親子サイエンス教室」

 8月8日(火)、小学生夏休み理科実験講座「めいほく親子サイエンス教室」を同窓会館で実施しました。

毎年多数の応募があるため、今年度は午前(30組)・午後(30組)の2回実施をしました。明石市内から153組の応募があり、抽選で選ばれた60組が参加しました。実験は、化学・物理・生物の3つの分野を全て行いました。

(1)化学分野「-196℃の世界を体験しよう!~液体窒素で超低温!未知の世界を体験!!」

 液体窒素の実験では、バラを液体窒素に入れる、バナナで釘を打つ、鈴の音色が変わる等10種類の実験を行いました。

 

 (2)物理分野「静電気びりびりお茶を体験!」

 塩ビパイプと動物の毛を使って静電気を発生させました。こすっていると、バチバチという音もして、静電気が発生している様子がわかりました。静電気を溜めたコップと約15名の子供達と手を繋ぐと一気に放電されて「痛っ!」という歓声があがっていました。

 

(3)生物分野「ペットボトルで顕微鏡を作ろう」

 ペットボトルを使って、簡易顕微鏡を作成しました。ペットボトルの蓋に小さな穴を開けてそこに小さなガラス球を埋め込み、ペットボトルの容器壁からプレパラートを作りオオカナダモの葉を観察しました。約150倍くらいの倍率になり、細胞の様子が観察できました。実際の顕微鏡でも観察を行いました。

<SSH> 臨海実習(いえしま自然体験センターにおいて)

夏休み期間中の8月3日(木)・4日(金)の二日間、瀬戸内海にある兵庫県立いえしま自然体験センターにおいて、生徒9名(3学年7名・2学年2名)・引率教員3名で臨海実習をしてきました。実習は、センターの許可を得、安全な場所で行いました。

入所式の後、海に入れる格好に着替えて、ウニの採集が始まりました。

岩場で潜りながらのウニ探しで、なかなか見つからなかったものの、一つ見つけると次々に見つけたとの声が上がりました。その後、 実験室へ戻り、採集したウニを使った発生の実験です。卵と精子を取り出し、受精させました。

夕食の後は、海へ出て夜間採集です。堤防の上から海を照らし、光に集まってくる生物を観察・採集しました。ゴカイやイワシ・フグなどが光に寄ってきました。

実験室に戻り、受精卵のその後の変化(発生)を翌日の昼まで一定時間ごとに観察しました。

受精卵が、二細胞期・四細胞期‥と変化し、夜半には孵化して動き始め、翌日昼過ぎにはプリズムのような形に変化しました。

二日目、朝食のあと、釣りに出かけました。カサゴなど様々な魚が釣れました。

昼食後、再び実験室に戻り、釣れた魚の種類を図鑑で調べ、スケッチし、その魚を解剖して器官の様子を観察しました。実験に使った生物に感謝ののち、みんなで実験室を片付け、退所式を行い、いえしま自然体験センターを後にしました。

ウニの採集だ 採れました!

 

 

 

 

 

 

ウニ受精卵 8細胞期ウニの発生 プリズム期 骨片が見えます

 

 

 

 

 

 

カサゴが釣れました!魚を調べています後片付けを忘れずに!

<SSH>自然科学科1年生 STEAM研修(天体観測)

自然科学科1年生 STEAM研修(天体観測)

 

 8月4日(金)、明石市立天文科学館の井上館長を本校にお迎えし、自然科学科1年生12名が天体観測に臨みました。

 最初に全員で一番星が見える時間を予想した後、一人一台双眼鏡をお借りし、マジックアワーについてのお話をしていただいて、移り変わる空模様の美しさを実感しながら一番星探しをしました。

 天候に恵まれ、星だけではなく、低い空に水星を見ることもできました。

 望遠鏡をセットしていただき、よりはっきりと、星を見る事ができ、色もわかりました。

自分で望遠鏡のセッティングをさせてもらえた生徒もいました。

 最後に、教室へ戻り、皆既日食の動画を見せていただき、撮影時の話を聞かせてくださいました。

今回の研修を通して、天体観測の面白さに触れ、より宇宙の広大さに興味を持つことができました。