第53回入学式 式辞

入学式校長式辞

桜花爛漫の今日の佳き日、ご来賓並びに保護者の皆様のご臨席を賜り、ここに兵庫県立明石北高等学校第五十三回入学式を挙行できますことは、本校にとって、この上もない喜びであります。皆様におかれましては、ご多用のなか、ご出席いただきましたこと、誠にありがたく、高いところからではございますが、厚くお礼申し上げます。(礼)

ただいま、入学を許可いたしました新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんを本校の生徒として迎えられることを、教職員一同、本当にうれしく思います。
皆さんが、今日、この日を迎えられたことは、もちろん自身の努力があってのことですが、それだけではなく、これまで支えてくださったご家族や中学校の先生をはじめ、多くの方々の援助があってのことであると思います。
その方々への感謝の気持ちを忘れず、自分を大切にして、責任と思いやりのある高校生になってください。

 本校の校訓は「自主・協調・創造」です。最近の日本社会は不寛容な社会になったなあと感じることが多々あります。自分と違う価値観を持つ人たちを受け入れ、協調して新たな価値を創造するということがこれからは大切です。今日から校内で生活する生徒同士は全員仲間です。仲間同士協調し、新たな学校文化をつくりあげていこうではありませんか。
 学びの中で、悩むことがあった時は、共に手を取り合って、支え合いながら、自立と希望への道を一緒に探していきましょう。

 『自らの可能性を最大限に伸ばす努力』と『人との絆を大切にする心』を軸に、楽しく充実した高校生活を送られることを期待しています。
 

 最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学、おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
教育は、学校のみでは成し得ません。ご家庭と連携してこそ実を結ぶものであります。
どうか、本校の教育活動に温かいご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
お子様が、本校の三年間、充実した日々を過ごされ、人として確かな成長を成し遂げられますことを祈念して、式辞といたします。

令和六年四月八日
兵庫県立明石北高等学校 校長 伊藤聖二

令和6年度 1学期始業式 挨拶要旨

令和6年度1学期始業式 校長あいさつ要旨

令和6年4月8日

近年、世の中の変化のスピードは加速度的にはやくなっています。携帯電話が世の中に普及し出したのは1990年代の後半からですから、わずか20数年前のことです。スマホが普及し出すのが2010年代からですからわずか10年前のことです。

 私たちはこの変化の激しい世の中に柔軟に対応していかなければなりません。
 東京では、隣人が外国人であることが当たり前のようになっています。「他人に対して寛容になる」言い換えれば「他人の多様な価値観を尊重する」ということは多様で複雑な現代社会を生き抜く上でとても大切なことです。
 皆さんには、今こそ本校の校訓である「自主・協調・創造」の精神を日々の生活の中で心がけていただきたいと思います。同じ場所で同じ時間に学ぶ者同士、協調しあいながら明るく楽しい学校をつくっていきましょう。

 

学校長挨拶