特色ある授業の紹介

特色ある授業の紹介

中国の伝統文化に触れて

 

 中国の伝統文化の授業では、「中医学」と「儒教の創始者である孔子」について紹介しました。

 「中医学」とは「東洋医学」の一つです。中国には「五行学説」という考えがあります。宇宙や自然界、ものごとを構成するすべてのものは「木・火・土・金・水」の5元素に分類した考えです。この法則に人体を当てはめて分類したものが五臓「肝・心・脾・肺・腎」です。

  中医学では、五臓を中心に体の働きをとらえ、五臓がバランスよく働いている状態が健康だと考えます。中医学でいう五臓とは単に解剖学的な肝臓や腎臓などの臓器を指すだけでなく、様々な機能(物質代謝や精神活動)をも含み、五臓それぞれが互いに影響しあって生命を支えていると考えています。また、伝統的生薬、鍼灸、カッピング療法、薬膳料理などを学びました。

 そのほか、儒教の教えや、孔子廟の見どころ紹介や、文房四宝など中国文化の魅力に触れました。

コミュニケーション英語Ⅱ 特別レッスン

7月19日(火)のコミュニケーション英語Ⅱの授業で、ALTのMarie先生によるZumbaダンスの特別レッスンが行われました。

最初はぎこちなかったり、恥ずかしそうにしたりしていた生徒もいましたが、最後には多くの生徒が曲に合わせて楽しそうに踊っていました。 

「フードデザインⅡ」 調理専門学校の特別の授業がありました。

6月22日3年次「フードデザインⅡ」の授業に神戸国際調理製菓専門学校の山本先生に来ていただき、食物調理技術検定2級に向けた指導をしていただきました。チキンの焼き方のポイントと、調味料や香辛料の使い方、盛り付けの仕方などについて学び、各自チキンステーキとハンバーガーを完成させることができました。

「フードデザインⅡ」「栄養」 調理専門学校の特別授業がありました。

6月3日3年次「フードデザインⅡ」の授業ではみかしほ学園の森田先生・中村先生に来ていただき、食物調理技術検定2級に向けての指導をしていただきました。お弁当に適した調理の方法や食材の扱い方について学びました。

6月7日3年次「栄養」の授業ではみかしほ学園の森田先生・前田先生に来ていただき、チキンフリカッセ・レモンゼリーの作り方について、指導をしていただきました。肉の焼き方やホワイトソースの作り方のポイントなどについて学びました。

「日本の文化」江戸時代の手あそび体験

「日本の文化」の授業に日本玩具博物館学芸員の尾崎先生に特別講師として来ていただきました。

6月14日に江戸時代のあそびやおもちゃと玩具の違いなどついて学び、6月21日には江戸時代の手あそび「ご来迎」(ごらいごう)作りを行いました。ご来迎の意味を学んだあと、少ない材料でも仕掛けのある、おもちゃを楽しんで完成させることができました。

 

3年「保育技術Ⅱ」 中寺こども園の先生に特別講師として来ていただきました

6月1日(水)3年「保育技術Ⅱ」の授業に、中寺こども園の京谷広美先生、藤田せいか先生に「ふれあい育児体験」のかわりに講師として来ていただきました。保育に関する施設や制度、こども園の一日、4歳児のおもちゃ、絵本の読み聞かせ、保育士の仕事についてなどのお話を聞くことができました。幼児への接し方などの理解を深め、職業としての保育にかかわる仕事について理解を深めることができました。

【ファッション造形基礎】ちりめん細工を作りました

2年次の選択科目「ファッション造形基礎」の授業で、日本玩具博物館の学芸員をしていらっしゃる井上伊都子先生に、ちりめん細工の作り方を6回にわたって教えていただきました。日本が誇る伝統的な手芸の技術を専門家から直接学ぶことができ、とても良い経験になりました。

 

【ソルフェージュ・3年次生】卒業考査・発表会

例年行っている、3年次生・ソルフェージュ選択生徒による発表会を行いました。

発表曲は、以下の通りです。

「プロローグ」 ギター弾き語り
「黄色」 ピアノ独奏
ワルツ 変ホ長調(デュラン) ピアノ独奏 
「踊」 ピアノ独奏
"Ordinary Days" ピアノ独奏
「人生のメリーゴーランド」 ピアノ独奏
"Everything" ピアノ独奏
"Baby,God Bless You"  ピアノ独奏
ピアノ・ソナタ「悲愴」第3楽章(ベートーヴェン) ピアノ独奏
幻想小曲集 op.12「飛翔」(シューマン) ピアノ独奏
 ソルフェージュの授業では、ソルフェージュだけにとどまらず、年間を通じて個々の演奏表現の向上を目指しています。選曲は生徒個々の目標に応じて、原則的に生徒が行い、豊かな表現のためのアドバイスをしてきました。

 今回は最後の発表ということで、各自の最高難易度の曲に挑戦した生徒が多く、聴きごたえのある発表会になりました。卒業後の進路は、音楽系、保育系、教育系と人前で演奏機会が多い生徒たちがほとんどなので、いい機会になりました。卒業後もそれぞれの道でさらに努力し、音楽で何かを伝えることができる人になってほしいと思います。