生徒の活動

日本科学未来館遠隔授業『月開発会議』

東京修学旅行ではよく見学コースとなる日本科学未来館。

今年は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、訪問することはできませんでしたが、遠隔授業として、科学館で働く「科学コミュニケーター」の廣瀬先生、綾塚先生、中島先生と交流することができました。

昼休みには、日本科学未来館のお話や科学コミュニケーターのお仕事について、また事前アンケートに書いた素朴な科学の疑問にお答えいただきました。

昼食中の1年生昼休みの交流タイム

 

 

 

 

 

 

授業では、月開発をテーマに

A.月面に町をつくる ― 将来地球外の宇宙で暮らすため

B.月の周りに有人基地をつくる ― 宇宙環境を使って技術開発をするため

C.探査機で無人探査をする ― 宇宙の謎を調査するため

D.月探査をやめる ― 地球の問題に専念するため

以上の4つのプランごとにグループを組み、議論を行いました。

3年生発表の様子国民からの声2年生討論準備中

 

 

 

 

 

 

活発に議論され、普段の授業ではあまり発表しない生徒が堂々と意見を言う姿も見られました。翌日のライフ(生活日誌)には、

・科学コミュニケーターさんは、知識が豊富で会話を進めることが上手だなと思いました。

・私はDのプランでしたが、A・B・Cの人たちから鋭い意見をもらったり、考えを共有したりできたのが良かったです。

・未来館の先生方はとてもノリが良く、面白くて興味深いお話がたくさんありました。班を作って難しいことをみんなで考えると自分の考えが深まり、とても楽しかったです。

などのコメントが書かれていました。

国際理解教育を行いました!

10月14日(木)、本校の2・3年生を対象に国際理解教育を行いました。講師に兵庫教育大学の大学院生であるカブエさんをお招きし、カブエさんの故郷であるジンバブエについて紹介していただきました。

最初は、ジンバブエについて全く知らない様子の生徒たちでしたが、カブエさんのクイズを交えた丁寧な説明や写真の紹介により、ジンバブエへの理解を深めることができました。

また、All Englishの説明ということもあり、生徒たちからは積極的に英語を聞き取ろうとする姿勢やメモを取って記録しようとする姿勢がうかがえました。

  

 

 

 

 

 

 

 

西播新人大会が行われました!

10月16日(土)・17日(日)に西播新人大会が行われました。

運動部活動のほとんどの部が、夏の大会で3年生が引退しましたので、新チームとしての挑戦でした。壮行会では校長先生より「チャレンジ精神をもって頑張れ」と励ましてもらっていました。

バスケットボール部は相生市で、剣道部は赤穂市で、卓球部は佐用町で、いざ決戦!

持前の明るさと粘り強さで、どの部も健闘しました。

勝ったら「思いっきり」喜び、負けたら「思いっきり」悔しがる様子を見て、思いきり自分が出せるのは、互いを尊重し、認め合える雰囲気がチームにあるからだと思い、チームづくりが順調であることを喜んでいます。

なかでも剣道部は、女子個人戦で1年生吉本さんが優勝、男子個人戦で2年生谷本君が準優勝!ともに県大会への出場を決めました。

 

西播新人大会の壮行会を行いました!

10月13日(水)の朝に、運動部の西播新人大会の壮行会を行いました。今週末から開催される西播新人大会に向けて各運動部の部長から大会への意気込みを述べてもらいました。

多くの運動部にとって、この大会が新チームになって初めての公式戦になります。新型コロナウイルスの影響で校外試合や十分な練習時間が確保できない状況の中、各部、工夫を凝らし、日々、練習に取り組んできました。

小倉校長先生からの激励のメッセージの後、全校生徒から応援の意味を込めて、大きな拍手が送られました。

附属中生の代表として、全員が最後の1球、最後の1秒まで諦めず、今までの練習の成果を思う存分発揮して、悔いの残らない大会になることを願っています。

 

頑張れ!附属中生!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『探究科学』の授業でデータ分析の発表を行いました!

9月27日午後、本校3年生が、9月2日に続いて、NPO「科学教育研究所」と「関西広域 医療データ人材教育拠点形成事業」後援のもと、独自教科「探究科学」で、Google Colaboratoryを使ったデータ分析についてグループ発表を行いました。前回に引き続き、WEB配信で支援してくださったのは科学教育研究所理事長の山本雅敏先生、京都大学の山本豪志朗先生、京都産業大学の棟方渚先生・御手洗彰先生・加藤雄大先生です。

生徒らは発表に備え、ここ3週間、「Pythonを使って解析するためのデータ」を収集し、それらのデータを「機械学習により2つに分ける」作業をし、発表スライドを作成してきました。中学生には少し難しい課題でしたが、グーグルクラスルームを通して山本先生・棟方先生をはじめ、たくさんの先生方のサポートを受けながら理解を深めてきました。そして「何を分けたいのか」「分けるために選んだデータ」「なぜそのデータを使って分けられると思ったか」「学習データと未知データは何か」「結果」「考察」をグループごとに発表しました。『この学年の女子は男性脳?女性脳?』『K-popアイドルの男女分け』など、ユニークなテーマで機械学習による分離にチャレンジしました。

最後に山本先生より「プログラミングは構成力・数学力・英語力・好奇心など総合力が必要であること」「多角的にものを見ること」「機械学習の種別」などを教わりました。生徒らは「見えなかったものが見える」という貴重な学習経験を通して、ますますプログラミング学習への関心が高まりました。