2023年9月の記事一覧
ウェルビーイング教員研修会
9月25日(月)放課後、全教員が集まって研修会を実施しました。テーマは「ウェルビーイング~幸せに働ける組織づくり~」です。
ウェルビーイングとは、「身体的・精神的・社会的に良い状態にあることをいい、短期的な幸福のみならず、生きがいや人生の意義などの将来にわたる持続的な幸福を含む概念」のことを言います。これからの教育現場でキーワードとなる概念です。
事前に教員アンケートを実施し、その結果データを用いて対話をする「サーベイフィードバック」という手法を用いました。職場改善に向けての取組(=アクションプラン)について話し合いました。
教員が笑顔でいる方が、生徒の皆さんも幸せだと思います。西高の魅力を維持するためにも、教員が笑顔でいられる職場環境をつくります。
校内点描
在校生でも意外と気づいていないかも・・・そんな校内のさりげない風景(?)を集めてみました。
(メダカ)
校務員の石井さんが飼育されています。かなりお腹が大きくなっているので、もしかしたらまた卵を産むのかもしれません。
(自動販売機)
2台のうち1台は、100円からのリーズナブルな価格です。6月に教育実習に来られた中垣先生が、西高在籍中に生徒会役員として要望し、導入されたものです。
(エレベーター)
特別教室棟にあるエレベーターは、最新式です。非接触型のボタンを備えています。思わず「ハーッ」と手をかざしてしまいます。
(幼虫)
久しぶりにオオムラサキのケージを覗いてみると、緑色の幼虫がいっぱいでした。エノキの葉もかなり食べられているようです。
氷上西高校校歌2番解説
8月18日のブログに続いて、今回は校歌2番の解説をします。2番のテーマは「伝統産業と土に生きる郷土の人々」です。
♪2番♪
燃えさかる雲凝る山西の
丹波の国原はたての狭路を
杼筬の往き来たゆまぬ手業
思えや土と祖らの生きざま
氷上西高 氷上西高 競いて励む
<言葉の意味>
燃えさかる雲:燃えるようにさかんに湧き出る雲
凝る:形をなす。寄り集まる。
山西:町村合併前の丹波の地区名の一つ。五台山、烏帽子岳を含む山なみの西側、氷上町の北部と青垣町一帯をさす。
丹波(たにわ):たには→丹波の語源かと言われる谷端・田庭(たには)から来た音(おん)。丹波のこと。
はたて:はて。限り。
狭路:狭い路。谷あいの地佐治のことをさす。
杼筬:機織りの道具。杼は緯糸(よこいと)を通し、筬は経糸(たていと)を整え、緯糸を押し付ける。杼筬が忙しくたてよこに往き来するうちに織物が布になっていく。
たやまぬ手業:普段の努力と勤勉に支えられた手仕事。伝統産業としての佐治木綿、いわゆる丹波布を示して、地場産業を象徴している。
<大意>
燃えさかるかのように、さかんに湧きおこる雲が、くっきりと形をなすこの山西の地、丹波の氷上のはて、谷あいの地佐治には、杼筬のいききが途切れない。
そのごとく、勤勉に支えられた手仕事が今も生きている。
思いみよ。土の恵みと祖先の生きざまを。
氷上西高生はそれらを心に刻んで、競って勉励する。
*****
5月5日のブログで書いた「丹波布」のことが、校歌の歌詞に盛り込まれていたとは・・・! 強い郷土愛が感じられる歌詞です。
3番についても、また後日解説します。
(写真の掲載はありません。想像力を働かせて、校歌の雰囲気を楽しんでみてください)
am×clos kitchen
7日(木)の昼休み、am*amさんによるam×clos kitchen(キッチンカー)が来校しました。1学期にもお世話になり、毎週木曜日の楽しみになっています。( am*amさんのHPはこちら → https://amam.fun/ )
メニューは、各種ライスボウル全4種類。①ジャポネライスボウル、②ポークシチューライスボウル、③ハンバーグハヤシライスボウル、④洋食キーマカレー。どれもクオリティが高く、普通の学食では味わえない美味しさです。
1学期に4種類全てを制覇しました。私の一番のお気に入りは「ジャポネライスボウル」です。初めて食べたときは、口に入れた瞬間に「ウマッ!」と唸ってしまいました。食べ物で久々に感動しました(これはあくまで私個人の感想です)。
というわけで、2学期は「ジャポネライスボウル」からスタートです。これにサラダとスープをつけるのが私の定番です。
しかし、2学期になって新メニューが追加されていました。そちらも気になる。。。am*amさん、これからもお世話になります。どうぞよろしくお願いします。
無理・・・かどうか、とりあえずやってみよう
9月1日(金)第2学期始業式を行いました。校長式辞では、「とりあえずやってみる」ことが「無理を可能に変える第一歩になる」ということを、皆さんに体験してもらいました。
あの漢字の覚え方2つをここに掲載しておきますので、必要なときに見返してください。
①リンカーンはアメリカンコーヒーを三杯飲んだ
②キカンキワ 凶、、、、 ヒミ
人間の脳は、非常に効率的に機能します。無理だと感じた瞬間、脳は活動を停止させてしまいます。やっても無駄なことに、脳はエネルギーを発揮しません。
例えば、受験勉強において、「こんな大学に受かるわけがない、無理!」と考えながら勉強するのと、「なんとか頑張れば受かるかも!」と考えながら勉強するのでは、脳の働きに何倍もの違いが生じます。無理だと思うと脳は本来の働きをしないので、無理だと思えば絶対に無理になってしまいます。
2学期は、「無理」でとまらずに、「無理・・・かどうか、とりあえずやってみよう」を口癖にして、さまざまなことに挑戦しましょう。この考え方の重要性は、生徒の皆さんだけでなく、教員や保護者の方々、地域の方々にも共通することです。