日誌

万葉の庭(4)薔薇

万葉の庭にある薔薇がようやく白い花を咲かせました。たくさんの蕾をつけているのでしばらくの間、楽しむことができそうです。



万葉集にも薔薇は登場しますが、野生の茨(いばら)を指し、東国地方の方言で「うまら」と言いました。
 道の辺の 茨(うまら)の末(うれ)に 延(は)ほ豆の
           からまる君を 別(はか)れ行かむ (防人の歌)
 (道のほとりのイバラの先に 豆のつるがからみつくように
   私にからみついて離れようとしない君と別れて行かなくてはならないのか)
 当時、国防のために遠く九州地方へ派遣された東国地方の防人(さきもり)が家族  との別れを惜しんで歌ったもの。
 
 学校は今日から中間考査。がんばれ ひがはり生!