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校長ブログ

【校長ブログ・地域スポーツ体験(高等部)】 R6/09/12

 高等部では毎年各学年が地域スポーツ体験を実施しています。

 今年度は高1と高3がカヌー体験、高2がボッチャです。カヌー体験は近隣の施設を利用した芦特独自の珍しい体験活動ですし、またボッチャも今年のパリ・パラリンピック競技としてテレビ放映されて世間の認知度も上がったのではないでしょうか。

 私も芦特で毎年カヌー体験を実施していましたが、実施までの準備には相当時間をかけて行っていました。やはり海上での体験ですから、どうしても危険が伴います。また近年はこの時期なので熱中症の対策もします。もちろん教員は実際に試乗して、研修を受けます。

 さて本当に暑い日が続きますが、当日の午前中は雲も少し出ていたこともあり、なんとか実施できました。カヌーの転覆もなく、体調不良者を出すこともなく終え、帰ってきた生徒たちの満足そうな顔を見ることができました。また一つ成長してくれたことと思います。

 

【校長ブログ・さあ、2学期が始まりました】 R6/09/04

 大型台風が日本列島に上陸し、各地で被害が出ましたが、この地域はさいわいにも難を逃れました。

 さあ、2学期のスタートです。始業式・終業式ではいつも大スクリーンを使って、少し話をさせてもらいます。今回は2学期の心構えがいいかな、パラリンピックの話題にしようかなど迷いましたが、9月1日が防災の日ということもあり防災について話をしました。夏休み中の校長ブログにも掲載している内容ですので、お時間があればぜひご覧ください。ちなみに本校にはEARTH(兵庫県 震災・学校支援チーム)の教員が2名(高等部の堀先生と中学部の池田先生)おり、ユニフォーム姿で紹介しました。自然災害が起こった時の対応や避難後のケアなどを専門的に学んでおり、芦特にとっても心強い存在のお二人です。

    

 始業式のあとは、①「いのちのひまわりプロジェクト」に参加している児童生徒全員に対してアンバサダーの任命式、②中学部・濵部君の感謝状贈呈式(1年間教育委員会に絵が飾られます)、③高等部の技能検定受検者各部門への認定証の授与と続きました。今年度の技能検定は、3部門延べ29名の生徒が受検し、それぞれの認定された級の賞状が授与されました。

①「いのちのひまわりプロジェクト」     ②感謝状贈呈          ③技能検定認定証授与 

【校長ブログ・防災研修を行いました】 R6/08/28

  8月23日(金)は本校で防災研修を実施しました。

 午前中は、芦屋市の防災安全課地域防災係の3名をアドバイザーにお呼びして、本校職員による避難所開設訓練を行いました。約40名の本校教職員が参加し、実際に何名かの避難者が利用されるとの想定で開始。受付や簡易テントの設置、誘導など事前に役割分担をしていても、実際にやってみると課題は次から次へと出てきました。感染症対応の手順で進めましたが実際には省略できそうな部分や、停電するとクーラーや扇風機も使えなくなるなど…皆さん、汗だくになって取り組みました。今後の検討課題はたくさんありますが、防災安全課の方から「皆さんそれぞれが、とてもよく動いておられました」とのお言葉を励みに、避難所開設マニュアルの見直しをします。

  

  午後は、①全体会として、能登半島地震の現地支援に実際に当たられた正井佐知先生(神戸医療未来大学)とEARTH(兵庫県教職員による震災・学校支援チーム)の小寺真穂先生(県立舞子高)・堀芳美先生(県立芦屋特別支援)からの報告・講演、②分科会として、7つのグループに分かれてワークショップを実施しました。参加者は本校全教職員、遠くは「災害時学校支援チームおかやま」の3名の先生方、また近隣では潮見小・潮見中・西宮今津髙・シニアライフコート潮芦屋・本校PTAなど、総勢168名の方々が地域の防災について一緒に考える時間となりました。

 私の参加した「南芦屋地域の防災について考える」班では、EARTH員のつながりから近隣地域の学校からも参加していただき、発災時の避難方法や避難経路とそれに伴う課題についての情報交換ができました。実際発災時には、本校が避難所となっても物資は拠点避難所である潮見小に届くことになります。今回初めて潮見小の校長先生や防災担当者と顔を合わせて情報共有することができ、とても価値ある研修となったように思います。

 今後はさらに地域の自治会や施設の方との情報共有が必要と考えています。ぜひ地域の皆さんと一緒に防災について考え、準備していく機会を作っていきますので、どうぞその時はご協力ください。

 

       全体会             消火訓練               南芦屋浜地域の防災について考える

 

    発電機の操作体験            消火栓の使用体験           登下校途中の発災対応の検討

【校長ブログ・濵部陽介くん、おめでとう!】 R6/08/21

 今年1月の「みんなのアート展」で市長会会長賞を受賞した、本校中学部2年の濵部くんの作品「自由すぎる世界」が、これから1年間兵庫県教育委員会に飾られることとなり、昨日(8月20日)教育長感謝状贈呈式がありました。会場には6名の受賞者が集まり、またその作品が飾られ、藤原教育長より感謝状が手渡されました。他の5名が高校生という中で、とても緊張したと思いますが、落ち着いて堂々と参加できました。「自由すぎる世界」はA4ぐらいの小さな作品ですが、とてもユニークでなんともいえないゆるく優しいイメージの人々がキャンバスいっぱいにぎっしりと描かれた作品です。またこのタイトルも秀逸ですね。今日の神戸新聞の朝刊にも受賞者たちの写真入りで、記事が掲載されています。

 濵部くん、これからも思い切り楽しんで絵を描き続けてください。2学期の始業式で、全校生にも披露しましょう。

 

【校長ブログ・EARTHの活動報告(能登半島地震の被災地支援)】 R6/08/09

 本校の高等部・堀教諭が7月29日から5日間、EARTH(被災地の教育復興を支援する兵庫県の教職員のチーム)の一員として、能登半島地震の被災地である珠洲(すず)市の小中学校支援に派遣され、職員研修や子どもたちの学習・余暇活動のサポートを行いました。その報告の一部をご紹介します。

 皆さまもご存じのように、能登半島地震は今年の元日に起きました。もう7ヶ月以上が経ちますが、珠洲市は今もなお手つかずで解体作業が進んでいない場所が多くあり、学校も5校が避難所になったままです。学校の裏山が崩れて応急処置がされたままで、グラウンドには仮設住宅が建ち、そんな中で子どもたちも大人たちもひと息つく間もなく過ごしている様子だったと報告してくれました。「珠洲市内は、時が止まったままです」と言われた言葉が心にささりました。

 30年前の阪神・淡路大震災が起きた時、私自身は川西市のアパートに一人暮らしで、尼崎市の武庫工業高校に勤務していました。アパートの外の塀が倒れ、学校のすぐ横を走る新幹線の高架の足が崩れ、学校のグラウンドには大きな亀裂が入りましたが、幸いなことに在校生と学校関係者はその家族も含めて全員無事でした。当時の武庫工業高校の在校生の半数は神戸から通ってくる子どもたちで、私も担任として数名の生徒とともに連絡の取れない家庭の安否確認に歩いて向かったことを覚えています。伊丹駅周辺、西宮北口から三宮までの状況は、現在の街の様子からは想像できない惨状でした。

 昨日(8月8日)には宮崎県沖で震度6弱の地震が起き、津波注意報が発表されました。南海トラフ地震の発生の可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられ、気象庁から臨時情報が出されていますので、皆さまも地震への備えを再確認ください。

 特にこの芦特の立地を考えると、大きな地震への対応を自分たちのこととして取り組まなければなりません。この夏休み期間中に、災害発生時の避難について芦屋市との話し合いや避難所開設訓練、また地域の方や地域の小中学校の先生方にも参加いただいて防災研修を実施します。PTA役員の皆さまにも参加・協力いただくことになっています。今後は、保護者の皆さまはもちろん、地域の方々と連携して進めてまいります。ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 以下の写真は、今回EARTHが支援に入った珠洲市の現状とそこでの活動の様子です。

     学校の教室から見える町の景色           学校の裏山崩壊

     グラウンドには仮設住宅            子どもたちの通う通学路

   

         学校の先生方への研修と交流の様子             避難経路の確認

 また、今回のEARTHの活動は、「子どもの心のケア学ぶ 兵庫の教職員招き研修」との見出しで、地元の新聞にも取り上げられました。「阪神大震災を機に設立された兵庫県教委の震災・学校支援チームEARTHの教職員14人が、珠洲市緑丘中で市内の教職員約70人と意見交換し、被災した子どもたちに心のケアを行う大切さを説いた」と交流の写真入りで紹介されました。