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校長ブログ
【校長ブログ№63】高3修学旅行2日目 R7/10/3
おはようございます。
修学旅行2日目の朝、ほとんどの生徒たちはぐっすりと眠れたようで、すっきりとした表情で一日をスタートしました。
昨日のブライトンホテルの食事マナー講習のメインディッシュと宿泊先のホテルエミナースの夕食メニューをご紹介します。ご馳走続きです。
ホテルエミナースのエントランスの竹のオブジェです。とても幻想的でした。
朝食はバイキング形式。自分に合った量を選びながら、しっかりとエネルギーを蓄えていました。
午前中は、ホテル内での伝統文化体験。
グループに分かれて、天然石のストラップやお守り袋の制作に取り組みました。生徒たちは夢中になって作業に取り組み、どの作品もとても美しく仕上がりました。物づくりの体験は、心に残る思い出となったことでしょう。
ホテルの皆様には大変お世話になりました。出発の際には、感謝の言葉をしっかりと伝える姿が見られ、さすが3年生だと感じました。
午後は、修学旅行最後の活動となる嵐山散策です。
食べ歩きや買い物、天龍寺見学、竹林散歩、屋形船体験など、班ごとに話し合って計画を立て、協力しながら行動する姿が印象的でした。
「楽しかった!」「疲れたけど、いろいろできた!」といった声が多く聞かれ、充実した時間を過ごせたようです。
意見が合わずに悩む場面もあったかもしれませんが、それもまた大切な学びです。卒業後、社会に出たときに役立つ力を、こうした経験を通して育んでいるのだと感じました。
すべての活動を終え、帰りのバスへ。
出発直後は賑やかでしたが、次第に疲れが出てきたのか、眠っている生徒も多く見られました。
保護者の皆様には、お迎えをはじめ、修学旅行の準備や運営に際して多大なるご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
皆様のお力添えのおかげで、生徒たちは楽しい思い出とともに、心の成長を遂げることができました。
今後とも、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
【校長ブログ№62】高3修学旅行1日目 R7/10/2
本日、高等部3年生が待ちに待った修学旅行に出発しました。
秋晴れの爽やかな朝、生徒たちは笑顔で集合し、他学部・学年の皆さんの温かい見送りを受けて、目的地・京都へと向かいました。
お見送り、ありがとうございました!
私が乗車した3号車は、行きの車中ではとても静かで、これから始まる活動へのエネルギーを溜めているように見えました。
最初の訪問地は、京都サンガF.C.のホームスタジアム「サンガスタジアム」。
広々とした美しいピッチに、生徒たちは目を輝かせていました。グループに分かれての見学では、普段は入れない場所にも足を踏み入れ、貴重な体験となりました。
次に訪れたのは、京都ブライトンホテル。
ここでは、豪華なコース料理をいただきながら、テーブルマナーについて学びました。
料理の美味しさに感動しつつ、フォークやナイフの使い方、食事中の所作など、社会に出るうえで大切なマナーを身につける良い機会となりました。最初は緊張気味だった生徒も次第に和み、会話を楽しむ余裕ができ、楽しい食事となりました。
午後のプログラムは、京都の伝統工芸「京友禅」の型染体験です。
丸益西村屋さんにて、班ごとにハンカチを染める作業に挑戦しました。
緊張しながらも、型を選び、色を重ねていく工程に夢中になって取り組む姿が印象的でした。
完成した作品は一旦学校で預かり、家庭科の授業でアイロンがけをして仕上げます。どうぞお楽しみに。
すべてのプログラムを終えた後は、宿泊先のホテル京都エミナースへ向かいます。
夕食をいただき、入浴・就寝準備を整えて、1日目の活動が終わりです。
生徒たちは皆元気で、充実した一日を過ごすことができました。
明日またご報告します。お楽しみにしてください。
【校長ブログ№61】高3修学旅行結団式 R7/9/30
本日、高等部3年生の修学旅行に向けた結団式を行いました。多目的室に集まった生徒たちの表情には、期待や緊張とともに輝いた笑顔が見られました。
結団式では、学年外から引率する先生方の紹介や演出の凝ったスローガンの発表、ルールの確認、各係からの説明がありました。旅行に持参する家庭科で製作したサコッシュの披露もあり、式は和やかな雰囲気に包まれました。そして最後に、生徒たちが作詞した修学旅行の歌を全員で歌い、式を終えました。
修学旅行は、単なる観光ではありません。仲間とともに過ごす時間の中で、協力すること、思いやること、そして新しい価値観に触れることができる、かけがえのない学びの場です。
実行委員の皆さん。すばらしい式の企画と進行をありがとうございました。すばらしい修学旅行になること間違いなしです。
「旅は人を育てる」と言います。見知らぬ土地での経験は、生徒一人ひとりの心に深く刻まれ、将来の糧となることでしょう。特に、集団行動の中で自分の役割を果たすこと、困難に直面したときに仲間と支え合うことは、学校生活では得がたい貴重な体験です。
引率の先生方も、万全の準備を整えてくださっています。保護者の皆様にも、日頃のご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
生徒の皆さんが、無事に、そして充実した時間を過ごし、笑顔で帰ってきてくれることを心から願っています。どうか、たくさんの「初めて」に出会い、心を動かす瞬間を大切にしてください。
いよいよ出発です。素晴らしい旅になりますように。
【校長ブログ№60】芦特発~むこ特のひまわり~ R7/9/26
芦特のひまわりがむこがわ特別支援学校で花開いたというお知らせをいただきました。とてもかわいいひまわりですね。むこ特の皆さん、大切に育ててくださりありがとうございます。同じ思いを共有する仲間として仲良くできたらと思います。これからもよろしくお願いします。
秋を迎えましたが、芦特のひまわりは季節を問わず力強く成長しています。子どもたちと同じですね。
今後も様々な教育活動を通じて、職員一同、子どもたちの成長を大切に見守っていきますので、ご支援をよろしくお願いします。
【校長ブログ№59】高2宿泊学習行ってらっしゃい! R7/9/25
本日より1泊2日で、高等部2年生が宿泊学習に出かけました。
兵庫県立美術館を見学し、神戸市北区のしあわせの村でキャンプファイヤー等を楽しみます。
宿泊行事は、集団生活のルールを学んだり、仲間と協力することの大切さを学んだりする絶好の機会です。
成長した姿で、みんな元気に帰校してくれることを願っています。
出発時には中学部から高等部1,3年生の皆さんが見送ってくれました。励みになったと思います。皆さんありがとう!
【校長ブログ№58】スクールバス避難訓練を実施しました R7/9/19
9月19日(金)、本校ではスクールバスの避難訓練を実施しました。毎日、児童生徒が利用するスクールバスにおいて、登下校中に万が一故障などの緊急事態が発生した場合を想定し、職員の対応力向上を目的とした訓練です。
当日は、委託業者であるバス会社の職員と本校職員が連携し、運行不能と想定したバスから応援車両への児童生徒の移動手順を確認しながら、実地訓練を行いました。訓練の様子は、バス会社の全職員および本校の多くの職員が見学し、非常時の対応について理解を深めました。
このように、様々な場面を想定して非常時に備えることは、大切な児童生徒の安全を守るために欠かせない取り組みです。今後も、安心・安全な学校環境の実現に向けて、関係者の皆様と連携しながら取り組みを進めてまいります。皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
【校長ブログ№57】オープンスクール R7/9/17,18
9月17日(水)・18日(木)の2日間、本校ではオープンスクールを開催しました。
この行事は、見学を希望される関係者の皆様や、他学年の様子をご覧になりたい保護者の皆様を対象に、授業や学校の取り組みを公開するものです。
初日は、10時の開門前より多くの方にお並びいただき、暑い中でのご来校にご不便をおかけしましたが、皆様のご理解とご協力のおかげで、無事に多くの方に授業をご覧いただくことができました。心より感謝申し上げます。
今年度は、蒸し暑さへの配慮として、空調の効いた休憩室を2カ所設けました。そこでは、大型モニターを使って、本校の1年間の取り組みをスライドでご紹介する試みも行い、来校者の皆様から大変好評をいただきました。
また、17日(水)には兵庫県議会議員の青山暁(あおやま さとる)先生をお招きし、本校の教育活動についてご説明したうえで、授業もご覧いただきました。
教室の出入り口に掲示された挨拶を促す張り紙や、授業の流れを示した板書など、社会性を育む合理的配慮の工夫、難しい課題にも挑戦する子どもたちの姿、リサイクルなど社会貢献につながる学習、そしてクールダウンなど個々に応じた支援の様子など、ひとつひとつに興味深く目を向けてくださいました。
お昼には喫茶サービス班の生徒が校長室にコーヒーを届けてくれました。自分たちで丁寧に淹れてくれたコーヒーは、ほのかな甘みとコクがあり、とても美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
【校長ブログ№56】2学期のスタートに寄せて R7/9/1
長い夏休みが終わり、今日からいよいよ2学期が始まりました。久しぶりに校内に子どもたちの元気な声が戻ってきて、学校が一気に明るくなったように感じます。
朝、各教室の前を通ると、「おはようございます!」と笑顔で挨拶してくれる子がたくさんいて、とても嬉しく思いました。やはり、子どもたちの笑顔と声がある学校は、何よりも活気に満ちています。
始業式では、今夏の大雨で被害を受けた熊本県について、子どもたちに有名なものを発表してもらいました。「くまモン」「九州新幹線さくら」「熊本城」「熊本ラーメン」「馬肉」など、たくさんの子が堂々と手を挙げて発表してくれました。正解を言えた子も、少し間違えてしまった子も、勇気を出して発表したことが素晴らしく、みんなで拍手を送る姿に、仲間を思いやる優しさと成長を感じました。
どの子も本当に素晴らしいです。これからも、互いに助け合いながら、たくましく成長していってほしいと願っています。
とはいえ、9月とはいえまだまだ暑さが厳しい日が続いています。子どもたちの健康には十分に気を配りながら、学習活動を進めてまいります。
保護者の皆様、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。
【校長ブログ№55】芦特発~播磨のひまわり・潮見のひまわり~ R7/8/27
昨年、芦特の児童生徒が丹精を込めて育てて種を採り、高等部生徒が選別した「いのちのひまわり」の種が各地で成長しています。
今回は、県立播磨特別支援学校の校長先生から写真と共に嬉しい開花のお便りが届きました。これは、播特の生徒さんたちが自分たちで植え、世話をして立派に育ったものだそうです。思いが伝わり温かい気持ちになりました。
こんな気持ちが多くの人と繋いでいけるといいですね。
播特の皆さん、ありがとうございます。採れた種はまたどこかに繋いでくださいね。
また、地域の研修会で、近くの潮見幼稚園の園長先生から、「いただいたひまわりの種を、はるかさんのお話をした後、園児と一緒に植えました。今成長中です」とお声をかけていただきました。
地域にも、高等部生徒が育てた苗をたくさん配り、今あちこちで花開いています。
芦特の思いが徐々に外に伝わっていますね。
児童生徒の皆さん、これからも大切なひまわりの活動をよろしくお願いします。
【校長ブログ№54】夏季休業中の職員研修~専門性を高め、安全な学びの場を守るために~ R7/8/28
夏季休業中、本校では新学期に向けて、職員が計画的に多くの研修を行いました。
これは、子どもたちにとってより安全で、より質の高い学びの場を提供するための大切な取り組みです。
今年も多様な研修が実施されました。
・「言語や食事の指導についての研修」では、言語聴覚士の先生をお招きし、発達段階に応じた支援のあり方について学びました。
・「自立活動研修」では、子どもたちの主体的な生活力を育むための支援方法について、実践的な学びを深めました。
・「カウンセリングマインド研修」では、本校スクールカウンセラーから、子どもたちの心に寄り添う支援の姿勢について学びました。
・「進路研修会」では、進路選択の支援に必要な情報や対応について共有し、子どもたちの未来を支える準備を進めました。
・「不審者対応訓練」では、緊急時の対応力を高めるため、実際の場面を想定した訓練を行いました。
・スクールバス業者向けの研修会を実施し、通学時の安全確保に向けた連携を強化しました。
これらの研修に加え、職員の小グループによる学習会や校外での専門研修にも多くの職員が参加し、それぞれの専門性を高める時間となりました。職員一人ひとりが、子どもたちの成長を支えるために学び続ける姿勢は、学校全体の力となっていきます。
新学期を迎えるにあたり、私たちは「安心・安全・信頼」の学校づくりを目指し、着実に準備を進めています。保護者の皆様、地域の皆様には、今後とも温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
※写真は「進路研修会」の様子です(参加者はいくつかの部屋に分かれ、リモートで実施しました)