学年・専門部

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【福祉】3年生 生活支援技術-車いす介助(校外)-

2024年5月14日(火)8:45~10:35

学校から三田駅まで車いすで出かけてきました。前日までの雨が心配でしたが、とても良い天気。暑いくらいでした。校内で習得した技術を、まちへ出ての実践です。

  

 

 

 

 

 

 道中の坂道の移動はきちんとできています。校内ではできない、横断歩道を渡りました。信号のタイミングが早いところもあったり、信号のないところもありました。止まってくれた運転手さん、ありがとうございました。

 また道路が傾いていたりして真っすぐに進めなかったり、ちょっとした段差に前輪がとられたりしてしまうこともありました。

 学校から約15分ほどで三田駅前に到着しました。

 

 

 

 

 

 

エレベーターも学校では実践しにくいことの一つです。介助するときは、先の乗るは介助者?それとも車いすに乗っている人?そんなことを考えました。すれ違う人に「勉強頑張ってね」と声をかけてもらいました。

外出するには目的があります。その目的の一つ、買い物も実践しました。お釣りを取りやすいように前に出してくれたり、車いすに配慮した席(他の机と高さが少し違った)の説明をしてくれたりと店員さんの配慮がうれしかったです。 

 

 

 

 

 

 

今日体験して感じたことを、マップにして行きたいと思います。

さて、次はどこへ何をしに行きましょうか。みんなが過ごしやすいまちを考えていきたいですね。       

 

人と自然科「クラインガルテン」①~開講式、植え付け

令和6年度のクラインガルテンが開始されました。「クラインガルテン」とは有馬高校の学校設定科目の1つで本校生徒と一般受講生の方が一緒に野菜栽培にチャレンジする科目です。

本年度は3年選択者14名と受講生9名で授業を行っていきます。

まずは教室で開講式です。学校長挨拶、生徒代表挨拶、生徒と受講生の方の自己紹介です。

開講式も終了し、さっそく圃場で野菜苗の植え付けです。1人あたり約4mの圃場で、春~夏は、トマト・ナス・ピーマン・シシトウ・スイートコーンなどの栽培を行いました。

さっそく、生徒は今までの実習の経験を生かして根鉢を崩さぬように植え付けを行っていきました。さすが、3年生!慣れた手つきで受講生の方と実習を進めていきました。

連日の雨で圃場も足元が緩く実習しにくい環境でしたが、約1時間で植え付けを終了

しました。今後は毎週2時間、野菜栽培にチャレンジしていきます。一般受講生の方も、生徒と楽しくお話をしながら野菜栽培を楽しく学んでいきましょう。どうぞ宜しくお願いします。

 

 

人と自然科1年生 『農業と環境』 スイートコーンの定植を行いました 

 1年生の生徒が有馬高校に入学してあっという間に1か月経ちました。人と自然科でも『総合実習』をはじめとした実習の授業が本格的にスタート。野菜・草花・果樹の栽培について、実学を通してしっかり学んでいます。

 R6入学生人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 作物の栽培について基礎から学ぶ『農業と環境』の授業では、先日自分たちで種をまいたスイートコーンを圃場に移植する定植という行程を学びました。

 スイートコーンの種まきの様子はこちら

 種をまいて10日後、育苗ハウスを訪れてみると・・・

 一気に10センチほど成長していました。早速発芽率を計算。ほとんどの生徒が85%を超えていましたね。優秀です。

 その後雨が続き、なかなか圃場に入れない日が続きましたが、ゴールデンウィーク明けにやっと天気が持ち直し、整地作業です。農具の説明を受けた後、早速農場に向かいます。

 皆さん野菜などの作物が植えられているところが山のように盛り上がっているのを見たことがあると思います。これは専門用語で『畝(うね)』と言って、排水性を良くしたり、作業効率を上げたりする役目があります。この『畝』の上の部分『床(とこ)』をクワを使って平らにする作業が整地です。

 一見簡単そうに見えますがコツが必要です。山の上を削りすぎると低くなりすぎてしまいますし、逆に高くしすぎると床の面積が小さくなりスイートコーンを植える間隔が狭くなってしまいます。目安は畝幅50cmです。そして柄を短く持つと力が入りやすくなります。また仕上げはクワの横の部分を使って整えます。

 整地できたところでいよいよ定植です。

 今回は株間(苗の中心から中心までの間隔)30cm、並み植え(隣の列の苗と平行に植える方法)で行いました。ポイントは、少し深めに植えてウオータースペース(かん水したときに水がたまるくぼみ)を作ることです。うまく定植できましたか?

 定植した日はちょうど公開授業&春季オープンハイスクールの日。中学生と保護者の方がたくさん見学に来てくださり、少し緊張しましたね。

 公開授業&春季オープンハイスクールに関する記事はこちら

 約1時間半かけて一人30本のスイートコーンを定植しました。これから気温もどんどん上がり、スイートコーンもどんどん成長していきます。

 ちなみに人と自然科では毎年1年生の生徒が栽培したスイートコーンを北摂第一幼稚園の年中さんと一緒に収穫をしています。昨年もとても楽しい時間となりました。

 昨年の収穫交流会の様子はこちら

 しっかり管理・観察して、おいしいスイートコーンを収穫できるように頑張りましょう。

春季学校説明会・公開授業

中学生の皆さんや保護者の方々に、有馬高校とはどのような学校かを知っていただきたく、春季オープンハイスクールを開催しました。500名を超える方々にご参加いただき、ありがとうございました。

体育館での全体説明会では教員だけではなく、本校在学生の生徒からも総合学科や人と自然科での学びを紹介しました。中学生の皆さんは、先輩方からの声に耳を傾けていました。興味、関心ごとはあったでしょうか。

また、学校公開授業に併せて授業や校舎見学をしていただきました。

高校生が学ぶ姿や内容を見たことで、具体的な夢や目標を見つける助けになっていることを願います。

校舎見学で迷子になる方もちらほら…。「ここはどうやって行けばいいの?」「あっち?こっち?」と指を指して考える。

迷路級の校舎も有高の特徴です。入学すればスイスイと移動できるようになりますのでご心配なく。

次は夏季オープンハイスクールでお会いいたしましょう。

 

 

産業社会と人間「キャリアデザイン・文理選択ワークショップ」

5月10日(金)の「産業社会と人間」の授業では、「キャリアデザイン」と「文理選択ワークショップ」を行いました。

 

講義棟で行われた5限目は、キャリアデザインの第一歩として、今までの人生の中における「選択」にどのようなものがあったか、そしてそれらをどのように「決断」してきたかについて、周囲の生徒と話をしました。決定していく上での3か条として

①多くの情報を集める

②人の言葉に耳を傾ける

③自分の考えをまとめる

ということが挙げられました。これから進路を決めていくのに役立ててください。

 

6限目は各教室に戻り、カードを用いながら班で様々な学問分野の名称とその内容について理解を深めました。「へぇ~こんな分野あるんや!」など新たな発見をした生徒もいました。また、どの学問にも英語が不可欠だと知り、日々の勉強の大切さを再確認した生徒もいました。

これら2時間の学びを、今後の文理選択、科目選択につなげていきましょう。