学年・専門部

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タイ王国より教育視察訪問団が来校!

本日(9月10日)、タイ王国の教育省の方、校長先生や教頭先生で構成される教育視察訪問団が来校されました。

 

本校校長による歓迎あいさつの後、本校の教育目標や学校の概要について説明しました。

 

タイ王国にはない定時制高校の仕組みや、本校の特色である選択科目や農業の専門科目について興味を持ってくださり、様々な意見交換をすることができました。

  

その後、人と自然科の「地域自然保護(有馬富士公園の活用について)の発表会や大温室の見学、ブドウの収穫体験などを行いました。

 

最後に訪問団より本校へ記念品の贈呈がありました。

 

国際交流を通して、世界の教育がより良いものになることを願っています。

人と自然科  有馬高校にブドウの季節がやってきました(一般販売はしておりません)

 いよいよ新学期を迎えました。様々な作物を栽培している人と自然科では、大型台風の接近にやきもきしましたが、被害もほとんどなくほっと胸をなでおろしています。そして在校生、保護者の皆様に心待ちにしていただいているブドウもいよいよ収穫となりました。

 ブドウ栽培もスタートしました・・に関する記事はこちら

 ブドウ栽培 ジベレリン処理を行いました・・に関する記事はこちら

 ブドウの栽培 現在摘粒作業中です・・・に関する記事はこちら

 収穫までもう一息 ブドウの袋掛けを行いました・・・に関する記事はこちら

 今年の夏休みは後半までほとんど雨が降らず、かん水作業が大変でした。そしてもう一つ頭を悩ませたのがアライグマによる食害です。電気柵を張るなど対応しましたが、少しの隙間から潜り抜け、何度か被害にあってしまいました。

 夏休み中のかん水作業や草刈り作業も少し紹介している、フラワー装飾技能士に挑戦しました・・・に関する記事はこちら

 そして校内販売を前に、ブドウの栽培を主に担当した3年生、2年生の生徒が品質を確認するため、お試しで収穫し、調査をしました。さあ、ブドウ畑に入っていきましょう。

 

 まずは3年生。果樹と緑コースを選択している14名の生徒が高級ブドウのピオーネを担当しました。たくさんある房の中から調査用の1房(一番立派な房)を選びます。窓から色づきを確認し・・・

 

 どきどきしながら袋から取り出してみると・・・立派なピオーネが顔を出しました。

 

 早速収穫しましょう。ゆっくり丁寧にハサミを入れていきます。

 

 屈折糖度計で糖度を、上皿ばかりで重さを測定し、データを記録します。大きさも700g前後にそろっていました。目標一房600gなので、なかなかの出来栄えです。糖度は目標17度をほぼすべての房がクリアしていました。

 そして2年生の生徒も、学校設定科目(有馬高校人と自然科にしかない科目)『果樹と緑』の授業で栽培したベリーAの収穫、調査を行いました。

 人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 全員初めての収穫ということで、担当の先生から収穫方法について説明を受けます。ブドウは粒に『ブルーム』という粉のような油脂成分をまとっており、これをとらずに収穫、調整することがポイントです。

 

 3年生同様丁寧にはさみを入れ、ゆっくりと袋から取り出してみると・・・

 濃紫色のブドウが顔を出しました。房も詰まっており、摘粒作業がうまくいっていますね。

 

 早速収穫。丁寧にはさみを入れていきましょう。自慢の一品です。

 収穫後持ち帰り重さを量ってみると・・・ベリーAの糖度の目安の17度をほぼ全てが超えており、20度近くある房もありました。また重さは600g~900gと言うことで少しばらつきがあり、大きく作りすぎた房もありましたね。来年果樹と緑コースを選択し、ピオーネを栽培する生徒は再チャレンジしましょうね。

 

 さて、有馬高校ではピオーネ、ベリーAの他に、マスカットオブアレキサンドリアの栽培をおこなっています。そして収穫したブドウは有馬高校保護者、生徒限定で販売します。(以前は一般の方にも販売していましたが、販売数が限られているため、地域の方にご迷惑をおかけしてしまったことが理由で、現在一般販売はしておりません。本当に申し訳ありません。)

販売日時は学校行事等を考慮し

第3学年保護者・生徒 9月18日(水)15:40~

第2学年保護者・生徒 9月11日(水)15:10~

第1学年保護者・生徒 9月13日(金)15:10~

 です。詳しくは生徒が持ち帰った『有高産ブドウ販売会について』のプリントをご覧ください。(保護者の方が来校していただく際、当日このプリントが保護者である証明になりますので必ずご持参ください。)

 整理券の配布についてですが、今年度は6時間目の授業で販売会場準備を行う予定にしており、目安として準備が終了した14時15前後から整理券を配布する予定です。(あくまでも目安です。)

  また、ピオーネ、マスカットは数が少ないため、例年一人1セットの数量制限をお願いしています。(特に今年は樹の更新を行っているため、ピオーネが例年よりも少なめとなっています。)授業の一環と言うことでご理解ご協力をよろしくお願いします。

 

 みなさまのお越しをお待ちしております。

人と自然科「クラインガルテン」2学期その1

9月になり、朝晩は少しは涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い日々が続きます。

2学期の「クラインガルテン」もスタートしました。2学期は、ハクサイ・ダイコン・

カリフラワー・ブロッコリーなどを栽培していきます。

本日は、ダイコンの播種を行いました。今回は、「YRくらま」・「源助大根」・

「紅心大根」の3品種を栽培していきます。

播種する前にダイコンの根が真っすぐに伸びるようにしっかりと耕します。

耕した畑に1穴に3粒ずつ播種していきます。

来週はハクサイなどの定植を行う予定です。

 

2学期始業式

校庭に響くセミの声が残暑を感じさせる9月2日、無事に全校生徒が登校し、2学期始業式が体育館で行われました。

校長先生より講話をいただきました。

一昨日の9月1日は創立記念日でした。本校は令和8年度に創立130周年を迎えます。校長先生よりそれに伴った学校の歴史をうかがい、有馬高校は卒業生3万6千人の歴史と伝統のある学校であることを再認識しました。

そして、農業クラブ大会での優秀な成績やオーストラリア短期研修での学び、甲子園球場での友情応援など、現役生の夏休みの活躍を紹介されました。

2学期は勝負の秋。気分を切り替えて受験や学校を担う役割を果たしてくれることを期待されていました。

有高生の皆さん、2学期も自分の目標や夢を追い、生き生きと生活していきましょう。

続いて表彰伝達が行われました。

各方面での活躍は大変立派ですね。

手にしたものは校長先生より手渡された賞状や盾などの他にも、かけがえのないものを得たことでしょう。有高生に伝承しつつ、これからの生活に生かしてください。

その他の大会での入賞者の紹介もありました。皆さん、おめでとうございます。

そして、オーストラリア研修団の報告会がありました。

国際交流で学んだことや経験を話し、映像でその様子を見せてくれました。

世界は近くなりました。学びたい意欲があれば、皆さんはまだまだどんな事にでも挑戦することができます。

有高での高校生活の中で、何かに挑戦してみたい、挑戦してみる人が増えることを願っています。

夏を越えて実りの秋の到来。

皆さんは、どのように過ごしていきますか。

 

 

 

職員研修を実施しました

本校は、今年度より3年間、ひょうご学力向上実践研究事業の研究指定校として、日々の授業改善に取り組んでおります。

 

今回は京都大学の奥村好美先生をお招きし、日々の授業で実践できる評価方法についてグループワークに取り組みました。

 

定期テストだけでなく、授業における様々な取り組みを通して、生徒一人ひとりの成長を捉え、より効果的な授業実践ができるような手法を教えていただきました。