学年・専門部

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人と自然科 夏季休業中資格取得第1弾 ガス溶接技能講習を実施しました

 いよいよ夏休みがスタートしました。人と自然科では在学中、様々な資格取得講習を独自に実施、斡旋しています。先日も有馬高校を会場として行われた日本農業技術検定試験に11名の生徒が挑戦。さらに9月に行われる危険物取扱者試験にも10名の生徒が申し込むなど、各々が自身の興味関心のある資格に挑戦しています。そして夏休みは自由に活用できる時間が確保しやすいため、多くの生徒が様々な資格・検定に挑戦しています。

 中でも人と自然科の生徒に人気があるのは建機系資格。今年度第1弾として7月21日(日)と22日(月)に、ガス溶接技能講習が行われ、1~3年生の希望生徒17名が挑戦しました。

 

 1日目はキャタピラー教習所講師の先生を有馬高校にお招きし、学科講習です。この資格は技能講習のため、翌日に学科試験があり、不合格の場合は補習をして再試験を受ける必要があります。全員合格できるようにしっかり学びましょう。

 

 教本やスライド、実物の機材や映像などを用いてしっかり学習します。ガス溶接等に用いる可燃性ガスのアセチレンや、支燃性ガスの酸素を中心としたガスの種類、それぞれの性質や発火温度、比重、発熱量・・・

 

 ガス溶接に欠かせないガス容器の取り扱い方法や圧力調整期(ゲージ)、ゴムホース、吹管、点火用ライターの構造や取り扱い方法、火災や粉じん爆発の災害事例やその防止方法などを学んでいきます。大切な部分は教本にマーカーでラインを引いていきます。この資格は技能講習のため翌日には学科試験があり、不合格の場合お金を払って補習と再試験を受ける必要があります。お金と時間を無駄にしないように、講師の先生の言葉を聞き逃さないよう真剣に話を聞いていました。

 

 2日目はキャタピラー教習所に場所を移し、学科講習&学科試験&実技講習です。このあと実施される学科試験に向け、講義が始まる前から自主学習している姿も見られました。

 

 まずは1日目に学んでいなかった労働安全衛生法や高圧ガス保安法などの関係法令について学びました。事業者は作業中の危険を防止するため必要な措置を講じなければならないこと、そして労働者も事業者が講じている安全に必要な措置を守らなければならないことなどが法令で定められているとのこと。普段の農業実習にもつながりますね。

 

 そしていよいよ学科試験。結果は・・・全員合格で一安心。発表時には拍手が沸き起こりました。

 

 そしていよいよ実技講習に移ります。

 

 ボンベとガス溶接機をつなぎ圧力計を装着します。

 そして安全具を装着。目を傷めないためのサングラスとヒューム(鉄が混ざった煙)を吸わないためのマスクもしっかり装着します。

 準備ができたらまずは鉄の切断技術を習得します。点火用ライターで着火。酸素の量を手元で調節します。火の色が青白く変わりましたね。

 一定のスピードで、炎と母材の距離も一定にしながら進めていくのがポイントです。上達するためには待ち時間もほかの人がやっている姿を見ることが大切です。あっという間にみんな技術を習得し、一人で作業を行うことができるようになりました。

 

 切断技術を身に付けた後は、2枚の板を接合する溶接を学びます。

 両端を仮止めし、一定のスピード、幅で進めていきます。

 早速つなぎ目を確認。上手く溶接できましたか?

 このように2日間かけて実施したガス溶接技能教習も、全員資格を取得することができ無事終了。みんな笑顔で手を振りながら学校に戻っていきました。

 

 ちなみに今年の夏休み中にはガス溶接以外にもチェンソーとフォークリフトの資格取得講習が希望者を対象に行われます。また、国家資格であるフラワー装飾技能士の筆記、実技試験に挑戦する生徒もいます。自身の将来の進路目標実現のため、頑張りましょう。

第2回オープンハイスクールを実施しました

7月20日(土)第2回オープンハイスクールを行いました。

朝早くから、中学生や保護者の方々が本校を訪れてくださりました。

高校生スタッフも事前に打ち合わせを行い、訪れた方に有高の魅力を伝えようと、準備を重ねて当日を迎えました。

担当分けをした持ち場に分かれて来校者をお迎えしました。

受付、誘導、教室での出迎えなど、初めての経験をする高校生スタッフも多い中、中学生に楽しんでもらいたい思いで、応対にあたっていました。

今回のオープンハイスクールでは、各クラスに分かれて有高の紹介動画を視聴いただいた後、体験授業を受けていただきました。

中学校では体験できない授業もあり、高校での学びに興味を持ってもらえたでしょうか。

体験授業後は高校生スタッフとの座談会。

中学生からの質問に有高生が答えます。

始めはお互いに緊張していましたが、中学生に話しかけていくうちにだんだんと打ち解けていき、笑顔で話をすることができました。

高校生スタッフを中心としたオープンハイスクールはいかがでしたでしょうか。

不慣れでご迷惑をおかけした点もあったと思いますが、有高のことや雰囲気、生徒の様子が少しでも伝わっていれば嬉しいです。

高校生スタッフは、「中学生と話ができて楽しかった」「やってみてよかった」「ぜひ有高に来てほしい!」などの感想を述べていました。高校生スタッフにとっても良い経験になったようです。

ご参加くださった皆さま、暑い中、ありがとうございました。

また、有高でお会いできるのを楽しみにしております。

 

 

第2回NIE「私の推し記事コンクール」優秀賞受賞

兵庫県NIE推進協議会が主催した「私の推し記事コンクール」で3年のNさんが優秀賞を受賞しました。

 

NIEとはNewspaper In Educationの略で、教育現場に新聞を取り入れていこう、という取り組みのことです。本校は研究指定を受けて2年目になります。

 

春休み課題として現2,3年生総合学科の全員が課題としてそれぞれの「推し記事」を探し、それに対する意見や感想等をまとめ、NIE推進協議会に提出していたものの中から今回特に優秀だったということで表彰を受けました。

1,2年生は夏休みの課題として「新聞コンクール」が出されています。自分の興味がある分野に関する記事を探し、意見をまとめてください。皆さんの素晴らしい作品を楽しみにしています!

1学期終業式

暑さが増した7月19日。1学期の終業式が体育館で行われ、校長先生に講和をいただきました。

春からの有高生の活躍で、新聞に取り上げられた記事を紹介されました。有高生の新聞記事インタビューに答えた「言葉」には意義があることを唱えられました。

また、過ぎ去った日には戻れない、やり直しができないこともある。だからこそ、一生懸命に生きていくことの重要性を話され、やり直しはできずとも、『見直し』はできると。目の前にやってきた夏休みも、後悔ない青春の日々を過ごしてください、と締めくくられました。

有意義な夏休みを過ごしましょう。

続いて、夏休み中、オーストラリアに短期研修に行く14名の生徒団の挨拶がありました。

異国文化に触れ、価値観や異文化生活を体感し、学びを深めたい思いを語ってくれました。現地で学びんだことを、有高に持ち帰って報告会で共有くださいね。

そして、卓球部女子ダブルスが近畿大会出場にあたり、壮行会が開かれました。

継続は力なり、努力の賜物で勝ち取った近畿大会への出場権を手にした以上、精一杯の闘いをしてくれることと思います。

全校生が応援しています!

その他、各方面の部活動で活躍した生徒の皆さんの表彰伝達も行われました。

皆さんの頑張り、努力が、周囲の人の力にもなっています。

入賞おめでとうございます。

いよいよ夏休み。どんな風に過ごすかは自分自身。

9月2日、生き生きと美しい表情の皆さんに会えることを期待しています!

 

 

 

産業社会と人間 「大学訪問」

総合学科の1年生は、7月12日(金)に大学訪問を行いました。

 

訪問先の大学は

1コース・・・兵庫医科大学→関西学院大学三田キャンパス

2コース・・・神戸親和大学→関西学院大学上ヶ原キャンパス

3コース・・・神戸女学院大学→武庫川女子大学

4コース・・・大阪工業大学→関西学院大学三田キャンパス

 

の4つの中から、事前に自分の興味関心と進路希望に合わせて選択しました。

朝まで雨が降っていましたが、日中は曇り空でこの時期らしい蒸し暑さもありましたが、生徒たちは大学の職員や学生の説明に熱心に耳を傾け、進んで質問をする様子も見られました。また、実際にキャンパス内を歩き、様々な施設を見させていただくことで、大学の雰囲気を感じ取ることができました。

夏休み中に各大学でオープンキャンパスが行われます。今回訪れた大学を再び訪れても良いでしょうし、また違う大学を訪れてみても良いと思います。1年生は卒業後の進路に対してまだまだ実感が湧かない人もいると思いますが、情報収集は進路決定をしていくうえでまず初めにすべきことです。ぜひ自分から積極的に動いて、進路についての知識を深めていきましょう。