学年・専門部

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人と自然科秋の農業祭まであと1日

 有馬高校「人と自然科」で最大の行事である秋の農業祭まで、ついにあと1日となりました。天候にも恵まれ、3時間目から人と自然科1年生から3年生全員で準備を行いました。野菜班、草花班、果樹と緑班に分かれての準備です。ポップづくりや商品の陳列など、わからないことは先輩に聞きながら準備を進めていきました。

 さて、秋の農業祭で中でも毎年一番人気なのが、1年生『農業と環境』の授業で栽培しているハクサイ・ダイコンです。このダイコン・ハクサイを求めて毎年長い行列ができます。 

人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 1年生の生徒は圃場に自分の担当区が設けられ、8月の播種から収獲まで責任を持って栽培し、生産技術を習得します。この日は努力の成果をみんなで収穫しました。

  まずはダイコンの収穫です。

 秋の農業祭に向けダイコンの栽培もスタートしました・・に関する記事はこちら

 収穫適期の見分け方は、胚軸(地上に突き出している部分)が約10cm突き出し、その直径が約7cmとされています。しっかり見分けて抜きましょう。

 立派なダイコンが収穫できました。今年のダイコンはサイズも大きく、そして岐根も少なく、肌も滑らかで・・・最高のでき栄えです。

 

 次はハクサイです。

ハクサイの播種 秋野菜の栽培がスタートしました・・に関する記事はこちら

 最高の一玉を選びます。ハクサイを軽く上から押さえてみて、ふわふわしていなかったらOKです。そして外葉を下に折り、ハクサイを斜めにして、カマの先端で一気に収獲します。

 

 次にハクサイをわきに挟み、鎌で切り口を整えていきます。これが結構難しい・・・時間がかかっている生徒も多かったですが、2玉目になると上手にできるようになってきました。技術の習得です。

 とっても立派なハクサイですね。収穫してみたらしっかり葉が詰まっており、想像以上の出来栄えでした。

 

 そして収獲したダイコンはダイコン洗い機で洗浄し・・・

 ダイコン・ハクサイそれぞれ最も立派に育った自慢の一品は上皿ばかりで重量を測定します。ダイコンは平均1.5キロ前後、ハクサイは平均2.5kg、大きな生徒で4kgを超えている生徒もいましたね。

 

  最後に品評会会場に展示しました。明日の農業祭当日にはハクサイ・ダイコン共に金賞・銀賞・銅賞のリボンが付けられてます。果たして誰が金賞を獲得するのか。品評会会場は農業棟1F廊下です。是非ご覧下さい。

R6秋の農業祭配置図はこちら.pdf

 このほかにも秋の農業祭では、寄せ植えの販売やポン菓子、有馬高校産のもち米を使った炭火焼餅入りおしるこなどの食品バザー、フラワーアレンジメント体験・・・などなど、ここでは紹介しきれない様々な販売物や催し物があり、人と自然科の生徒を中心に地域の皆さまをおもてなしいたします。

 販売は9:00~13:20、野菜などはなくなり次第販売終了です。車でお越しの方は正門より入場していただき、係の指示に従ってください。詳しくはこちらのポスターをご覧ください。

令和6年度秋の農業祭ポスターはこちら.pdf

 皆様のお越しを心よりお待ちしております。

人と自然科 秋の農業祭まであと2日 3年生「課題研究」発表ポスターもぜひご覧下さい 

 秋の農業祭までいよいよあと2日となりました。気になる天候ですが、当初の雨予報から晴れに変わってきてホッと胸をなでおろしています。このまま当日を迎えてほしいです。

令和6年度秋の農業祭ポスターはこちら.pdf

 近づいてきた農業祭に向け、各コース・学年とも実習で準備頑張っています。販売所となるテントの組み立てや地域の方を気持ちよくお迎えするための落ち葉掃除(集めた落ち葉はブドウ栽培などで畑に戻し活用します。)さらに1年生の生徒が栽培したハクサイ・ダイコンの品評会を行う棚の準備・・・など大忙しです。

 さらにこの日は正門入って正面の花壇の装飾も1年生の生徒が行いました。鮮やかな花壇が皆様をお迎えします。

  さて、農業祭といえば野菜や草花苗の販売というイメージが強いかもしれませんが、農産物販売以外にもぜひ皆様にご覧いただきたいのが、人と自然科の学びの成果発表です。会場には生徒の自由研究や夏休みに作った雑草標本の優秀作品、さらには授業で取り組んだ内容についてまとめた模造紙発表などを見ることができます。そして特に注目してほしいのが3年生の「課題研究」のポスター発表です。農業祭に向け先週から3年生の生徒はラストスパートです。

 

 人と自然科では3年生になると『課題研究』という、これまでの学びを活かして自分でテーマを設定し計画、研究し発表するという授業があります。『野菜』『草花』『果樹と緑』の3つのコースに分かれ、自分の力で取り組みます。

R6入学生人と自然科教育課程表はこちら.pdf

昨年度の課題研究発表会の様子はこちら

 農業祭では約10か月間取り組んできた研究内容についてまとめたポスターを一堂に掲示しています。そしてこの日は作成したポスターを廊下に張り出しました。

 野菜コースでは

・スイスチャードのマルチ生育実験

・トマトのプランターと袋栽培の生育比較実験

・イチゴの地植え栽培と鉢植え栽培の比較実験・・・など

 草花コースでは

・多肉植物を食べよう

・シードペーパーづくり~好光性植物の発芽率を上げるには~

・コウモリランとオオタニワタリの繁殖実験  ・・・など

 

果樹と緑コースでは

・パパイヤ酵素の利用

・作庭『有馬富士と花火』

・カブトムシの糞を用いたリーフレタスの水耕栽培実験・・・など

 

 今年の3年生もユニークな研究が多いです。また、ポスターもグラフや写真などを活用しながらわかりやすくまとめられていますね。3年生の「課題研究」ポスター発表は、農業棟1階廊下に展示しています。お野菜や草花苗を販売した後、ぜひお立ち寄りください。

R6秋の農業祭配置図はこちら.pdf

 

 さて、いよいよ明日は前日準備です。人と自然科3学年が一致団結し、農業祭が成功するように頑張りましょう。

人と自然科 秋の農業祭まであと3日  青パパイヤの収穫を行いました

 有馬高校人と自然科最大イベント、秋の農業祭まであと3日となりました。この日は『農業と環境』の授業でハクサイ・ダイコンを栽培している1年生の生徒が生育チェックと収穫の予習を行いました。今年はダイコン・ハクサイともに生育は順調。一方で11月に入っても気温が下がらず、さらに雨と晴が繰り返されたため、病気が少し発生がしてしまい心配しています。収穫は8日(金)を予定しています。

 

 また毎年大人気のモチ米の袋詰め、ギンナンの調整、フラワーアレンジメント体験で使用するリボンの準備・・・など、生徒は農業祭の準備に大忙しです。

 

 さて今年度から新しい教育課程に完全に移行し、人と自然科では3年生に『野菜コース』『草花コース』『果樹と緑コース』の3つに分かれます。

R6入学生人と自然科教育課程表はこちら.pdf

 新たに新設された『果樹と緑コース』では大人気のブドウを中心とした果樹栽培について学んでいますが、新たな有馬高校の特産として頑張っているのが青パパイヤの栽培です。

ブドウ販売会に関する記事はこちら

 青パパイヤにはタンパク質を消化する酵素パパインや抗酸化作用があるポリフェノールなど、健康効果のある成分が多く含まれていることから、最近パワーフードとして注目されています。今年で3年目を迎えた青パパイヤの栽培は、年々栽培技術が向上し、今年は過去最高の収穫となりそうです。市道脇にはたわわに実ったパパイヤがみられます。(皆さんお気づきになりましたか?)

 農業祭まであと3日ということで、『果樹と緑』の授業で収穫・調整作業を行いました。まずは収穫。はさみで丁寧に切り取ります。切った瞬間、軸から白い液体が出てきます。ここにもパパインなどの有用成分が含まれていますが、肌が弱い人はかぶれてしまうことがあるので注意が必要です。

 

  収穫したら傷つけないよう丁寧に倉庫に運び、並べていきます。

 そして重さをはかり、値段を決めて食品トレイに置き、ラップでくるんでいきます。一番大きなものは2キロを超えているものもありました。栽培を担当した生徒がインターネットでの価格調査なども参考にホワイトボードをを使って討論した結果、今年は大豊作でもあり、なおかつ初めての人にもぜひ一度食べてほしいという気持ちを込めて、昨年度より少し割安に価格設定を行い、50円/100gとしました。(自分たちで価格を決めることも勉強です。)3時間目からは2年生にバトンタッチし、約200玉の青パパイヤを準備することができました。

 あく抜きをした青パパイヤは癖が全くないので、サラダはもちろん、炒め物や煮物など多くの料理に活用できます。触感もよく、生徒が試食したら大好評でした。

 

 有馬高校産青パパイヤは、園芸実習棟 果樹と緑ブースで販売します。

 R6秋の農業祭配置図はこちら.pdf

 有馬高校の新たな特産品をぜひご賞味ください。

人と自然科 第50回さんだ農業まつりに出演 農業クラブ意見発表を披露しました

 11月2日(土)三田市郷の音ホールを中心に第50回さんだ農業まつりが開催され、ステージで人と自然科の生徒3名が意見発表を披露させていただきました。三田市の農業を元気にするこのイベントでは、毎年地元の農家さんが作った自慢の農産物販売や三田産の農畜産物を使用した食品バザー、三田消防署のはしご車の展示、三田牛の競り市…などを通して、地元三田の農業の魅力を発信しています。会場には人と自然を卒業し、三田市で若手農業者として活躍されている先輩も多くいらしゃいました。 この日の天候はあいにくの雨。お客様もまばらでしたが、発表する3人は元気よく会場を訪れました。

 

 このイベントに有馬高校人と自然科は毎年ステージで、農業や環境に関する意見発表を披露させていただいています。さんだ農業まつりのお客様の中には、この意見発表を毎年欠かさず聞きに来てくださる方もいらっしゃいます。本当にありがとうございます。

第50回さんだ農業まつりチラシはこちら.pdf

 ちなみに意見発表とは、農業高校に通う生徒が日頃の学習を通して学んだり考えたりしている身近な問題や将来の問題についての抱負や意見をまとめ、聴衆の前で発表するものです。今年はこの夏の農業クラブ県大会や近畿大会、全国大会に有馬高校や兵庫県、そして近畿ブロックの代表生徒として出場し、最優秀賞受賞など大活躍した3名の生徒が意見発表を披露しました。

 農業クラブ全国大会岩手大会出場に関する記事はこちら

 農業クラブ近畿大会意見発表会最優秀賞受賞に関する記事はこちら

 農業クラブ県大会各種競技に関する記事はこちら

 農業クラブ県大会意見発表会最優秀賞&優秀賞受賞に関する記事はこちら

 例年であれば郷の音ホール駐車場ステージで発表を行っていますが、この日はあいにくの雨ということで急遽郷の音ホールの大ホールで発表させていただけることになりました。舞台袖で待つ生徒を見ていると緊張感が漂っていますね。舞台上に呼ばれいよいよ発表本番です。

 まずは分野Ⅰ類(農業生産・農業経営)に出場した3年生 I.Kさんの発表

 タイトルは 『私の身近で特別な花 ~フラワーロス削減に向けた新たな取り組み~ 』 です

 

  学校のフラワーアレンジメントの授業で使用する生花が、警報による休校で廃棄されかけた経験がきっかけで、フラワーロスを削減と、インターネット販売に押され気味の町のお花屋さんの経営を安定させるための手法として、お客様とお花屋さんを結び付けられるマッチングアプリを開発してみては?という高校生らしい斬新なアイデアを発表してくれました 。

 次は 分野Ⅱ類(国土保全・環境創造)に出場した3年生 N.S さんの発表

 タイトルは『 里山の中で生きる ~カブトムシとともに~ 』です。

 

 自分が生まれ育った地域の里山が荒れていくことに心を痛めていた時、学校の授業で偶然発生したカブトムシの幼虫に注目し、昆虫嫌いの子供達でも親しみやすい小型のカブトムシを実際に完全養殖して販売するとともに、カブトムシの幼虫から発生した糞も土壌改良剤として農業に活用していこう・・・というまさに有馬高校人と自然科でも学びを活かした地域創生に関する発表でした。

 最後は分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)に出場した3年生 N.N さんの発表

 タイトルは『 ユニバーサル農園×観光農園 』です。

 

 障害を持っている親友との何気ない日常生活から園芸療法に興味を持ち、高校で挑戦したアメリカ海外研修での体験で感じた多様性についての考えを深め、将来は老若男女、人種や性別、障がいの有無など関係なく、誰でも農業を体験できるユニバーサル観光農園をつくる、という大きな夢を力強く発表してくれました。

 雨の中での開催のため聴衆者は多くありませんでしたが、3人とも全力で発表し、終了後は大きな拍手を頂くことができました。発表終了後は発表の内容についてインタビュー。3人とも学校での学びや将来の夢や目標について力強く応えていました。

 最後に同時開催中の三田市民文化祭で展示されていた、本校の人と自然科フラワーアレンジメント班の生徒が作成した作品の前で写真を撮りました。

 三田市民文化祭エントランスにてフラワーアレンジメント作品がご来場の皆様をお迎えします・・に関する記事はこちら

 雨の中、来場いただき、意見発表を聞いてくださった皆様、本当にありがとうございました。

 ちなみに今回発表した意見発表のうち、分野Ⅲ類(資源活用・地域振興)の3年生 N.N さんの発表は2月1日(土)に有馬高校で開催予定の学習活動発表会でも披露する予定です。

 昨年の学習活動発表会に関する記事はこちら 

 有馬高校保護者の皆さんはもちろん、中学生の皆さんも参加できますので是非お越し下さい(中学生の皆さんは事前申し込みが必要です。詳細は後日中学校や本校HPをとおしてお知らせします。)

78回生修学旅行ー荷物発送ー

本日、修学旅行の荷物発送を行いました!

生徒たちは、いつもより早い登校となりましたが、無事に全員の荷物を発送することができました。

季節の変わり目なのか、急激に気温が下がり寒い日が続いていますが、体調には気を付けながら当日を迎えましょう。

 

保護者の皆様、交通整備をしてくださった生徒指導部の先生方、その他協力くださった方々、ありがとうございました。