2018年3月の記事一覧

3学期終業式 2018年3月23日

体育館に全校生が集合しました。

体育館の冷え込みもいつの間にかなくなり春の訪れを感じさせてくれます。

学校長が登壇し、式辞が始まりました。

全校生が真剣に聴き入ります。⇒式辞の内容を読む

式辞が終わり校歌を斉唱した後、『以上で3学期の終業式を終わります』の宣言が行われます。

 

続いて式後の行事に移りました。

部活動の表彰伝達と生徒指導部長の話です。

人権教育講演会「デートDVを防止するために」2018年3月9日

「デートDVを防止するために」と題して人権教育講演会を行いました。

  

生徒会の寸劇を通して、「デートDV」とは何かを生徒たちが学ぶことができました。一見、仲が良く、恋愛関係にあるように見える間柄でも、一方が他方に暴力を振るうことがあります。

  

暴力だけでなく、暴言や束縛などの発言もまた「DV」に含まれる、と講師の先生からお話しがありました。

お互いに対等で良き関係を築くために、今回の講座を役立ててほしいと思います。

講師 NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ

性教育講演会 2018年3月8日

1年生を対象に性教育講演会を行いました。

講師は神戸市看護大学教授の高田昌代先生と神戸市看護大学の3回生でピアカウンセラーの加森さんと山口さんの2名をお迎えしました。

 

「高校生に知ってほしい性の話」というタイトルで、

男性の悩み、女性の悩み、性感染症、妊娠適齢期、望まない妊娠をしたら?、生理痛の薬などの内容について、大学生の2名が高田先生に質問して、先生が詳しく説明してくださるという対話の形で、和やかな雰囲気の中でたくさんの最新の知識を学びました。

ピアカウンセラーの大学生の2名が、自分の気持ちや経験を率直に語られるので、自分たちも話に参加している気持ちになりました。

また、彼との付き合い方に悩み、傷ついたある女性の手記を読み、それぞれが男女の関係性の構築ついて真剣に考える場面もありました。

最後には高田先生とピアカウンセラーからのメッセージとして、

「みなさん一人一人が宝物のような存在。まずは自分の気持ちを尊重して行動選択をすること。そして何より自分の身体とこころを大切にしてほしい。」と締めくくられました。


<思春期ピアカウンセラー>

思春期ピアカウンセラーは、日本ピアカウンセリング・ピアエデュケーション研究会の養成講座カリキュラムを受講して、養成されています。

思春期ピアカウンセラーは、同年代の中学生や高校生を対象に、若者自身が主体的に自己決定していく力を育み、問題解決能力を引き出していくことを目的として、兵庫県各地の中学校や高等学校でピアカウンセリングやピアエデュケーションの活動を行っています。



平成29年度『グローバル語り部』派遣事業講演会 2018年3月2日

学年末の特別編成授業のひととき、『グローバル語り部』派遣事業講演会を開催しました。

➡『グローバル語り部』派遣事業講演会とは

目的として、以下のような内容を持っています。

(1) 生徒の国際理解教育や国際的な職業への関心を喚起し、海外への留学や、国際的な仕事を身近なものとして捉えられるようにする。

(2) 国際言語である英語の運用能力を高めることのすばらしさや、将来の夢や希望の実現に取り組もうとする意欲的な態度を養う。

 

今日の演題は「放送通訳の世界」です。

 

講師は、フリーランスの放送通訳者の戸谷比呂美(とや ひろみ)氏です。同氏は、NHKの国際ニュースの制作などに携わっていらっしゃいます。今日は宝塚高校へ東京からはるばるお越しくださいました。

実際の国際ニュースの映像に重ねて、その場で通訳を行う実演を御披露です。

生徒が立って二人組で話しています。これは何でしょうか。

講師の先生が、日本語の文章を述べられます。それを生徒は聞き取ってペアの相手に伝えます。これは言われた言語を記憶に留める練習の一つとのことで、正確に日本語を理解する訓練であり、通訳に必要な資質の育成につながっていきます。

その他

●通訳の種類・・・同時通訳 逐次通訳 放送通訳 等々

●放送局で求められる様々な英語の仕事をする通訳

●通訳になる方法

●通訳のプロセス ①聞き取り⇒②理解⇒③メモ取り(記憶)⇒④転換⇒⑤パフォーマンス

●放送NGワードクイズ  例 彼はダントツのトップで1位でした。

     などについてお話しをいただきました。

第53回卒業証書授与式 挙行 2018年2月28日

下の写真は第53回の卒業式の様子です。

あれから早くも三年が過ぎ、今日は第53回の卒業証書授与式です。

 お天気にも恵まれています。

会場の体育館の座席が埋まり始め、吹奏楽部もスタンバイです。

会場内の準備も整い、来賓の皆様のご入場です。

主役の卒業生が入口に到着です。吹奏楽部の演奏、エルガーの威風堂々の曲で7クラスが順に入場してきます。会場は拍手で卒業生を迎えます。入場がほどなく完了して卒業生は着席しました。

教頭が開式の辞を発し、国歌斉唱です。卒業証書を授与する学校長が登壇します。続いて第三学年主任が「卒業証書を授与される者男子128名女子144名計272名」とマイクで紹介します。

担任が卒業証書を授与される生徒を呼名します。クラス全員そろっての礼もタイミングがそろっていますね。

証書の授与は進んでいきます。在校生や保護者の皆様もそれを見守ります。最後のクラスまで来ました。卒業生の胸に付けられているバラのコサージュが映えています。

学校長の式辞です。

卒業生の皆さんには未知の課題が立ちはだかる。人間としてしっかり・・・・人づくりの県宝を生かし魅力的な大人に・・・・一人では生きていけないが同時に誰かを助けている・・・・この後も幸多かれ。

式辞の全文を読む

育友会長の式辞です。さらなる飛躍のために気に留めておいてほしいこと。

①チャレンジ精神を大切に ②大きな社会という大海原にカメの子のように出ていく・・・大波から一歩身を引いたり、小島に立ち寄ってみる。③挨拶と感謝は出し惜しみせず・・・・

53回生から学校へ卒業記念品の贈呈が行われます。

代表の生徒が壇上の学校長の前に向かいます。さて53回生は何を贈呈してくれたのでしょうか。

 職員室前廊下の机と椅子『命名 スタディスペース SS』


3年間無遅刻無欠席を達成した皆勤賞の受賞者が呼名されて起立します。対象者は23名でした。

在校生からの送辞です。

文化祭クラス演劇を作り上げたことを通し全力で取り組むことの厳しさ素晴らしさを示してくれた先輩たち、これからも信念を持って道を切り開いていくお手本であってほしい・・・

卒業生答辞。

宝塚高校の文化祭で最後までやり遂げる達成感を実感した・・・・同じ時間を共有した部活動の仲間たちが自分を強くしてくれた・・・・毎日が充実を実感したころには無情にも卒業が近づく・・・・多くの先生方とのかかわり、周囲の人々のありがたさを知る、家族に感謝を伝えたい・・・在校生のかけがえのない高校生活を願う。

式歌斉唱  『仰げば尊し』『蛍の光』・・・・卒業を実感する瞬間です。メロディが心に染み入ります。

続いて 県宝生として最後の校歌を斉唱します。自然に力が入ります。

閉式の辞を経て、万感の想いを胸に拍手の中、卒業生は体育館をあとにして、最後のHRに向かいました。

第三学年の教職員は今までの苦労もすべて歓びに変えて卒業生を見送りました。

本校の卒業生は今回を含めて18247人となりました。