2年リーガルマインド類型生徒の活動風景
証人尋問を考えました!
9月29日(金)のリーガルマインドⅠの授業は、証人尋問を考えました。
検察官や弁護士の先生方の講義を受けて、今日から模擬裁判に向けて尋問内容を本格的に考えていきます。今日は証人に対して検察官+証人、弁護人+被告人、裁判官グループにそれぞれ分かれて尋問内容を考えていきます。
検察官は有罪、弁護人は無罪に導くためにどのような質問をすればよいかを必死で考えていました。何度も何度も裁判資料を読み込んでいる姿が印象的でした。
検察官+証人グループ ↓
弁護人+被告人グループ ↓
裁判官グループはよりたくさんの質問をそれぞれの立場に立ちながら考えていきます。
裁判官グループ ↓
1時間はあっという間に過ぎていきました。
次回は被告人質問を考えていきます。
まずは11月17日(金)のプレ尋問に向けてがんばっていきましょう。
弁護士による授業
9月22日(金)の7時間目、弁護士の先生による授業を行いました。
まず、弁護士の先生より裁判の流れの説明と裁判で重要となる「証拠」についてのお話をしていただきました。今後の模擬裁判の尋問内容を考えていくうえで、大変貴重なアドバイスをいただきました。
その後、裁判官、検察官、弁護人に分かれて今回の模擬裁判の「証拠」の検証を行いました。どのグループも今回の事件の証拠がどういう意味をもつのかということを、それぞれの立場から慎重に考えていました。一つひとつ「証拠」について検討していくと、被告人や証人に聞きたい内容が少しずつでてきました。グループごとに弁護士の先生から考え方についてのアドバイスをいただき、どのグループも考えが深まったようです。
次回の授業からは、いよいよ尋問の内容を考えていきます。今日受けたアドバイスを次にしっかりと活かしていきましょう。
お忙しい中授業をしていただき、本当にありがとうございました。
検察官による出前授業
9月15日(金)のリーガルマインドⅠの授業は神戸地方検察庁より検察官と検察事務官の方をお迎えして、裁判制度の理解や模擬裁判のポイントなどをテーマに出前授業をしていただきました。
まずは、自己紹介を兼ねて「なぜ検察官になろうと思われたのか。」また、「検察官としてのやりがい」や「仕事をしていて大変なこと」などのお話をしていただきました。生徒たちは様々な経験をへて検察官になられたというお話を興味深く聞いていました。また、検察官の視点からリーガルマインドを学ぶ意義もお話しいただきました。
後半は、模擬裁判に向けて刑事裁判における検察官の役割や裁判の意義をお話していただきました。前回、模擬裁判の役割を決定したので、今回のお話はそれぞれの立場を念頭において聞くことができたようです。今回の模擬裁判を行う上での着目点などの貴重な話もしていただき、多くのヒントをいただきました。
終了後には検察官役の生徒が質問をしたり、検察事務官の方に質問をした生徒もいました。生徒たちにとって充実した一時間になったようです。お忙しい中、出前授業にご協力いただいた神戸地方検察庁の皆様、本当にありがとうございました。今後の授業にぜひ役立てていきましょう。
感想の一部を載せておきます。
「いろいろな角度から物事を多角的にとらえるというリーガルマインドの考え方がなぜ必要なのか、また学ぶことが何に繋がるのかということを学習できたと思います。
「検事さんのお話を直接伺うというまたとない経験をさせてもらい、感謝の気持ちでいっぱいだ。もともと法律や裁判に興味はあったが、今回の授業でより興味が沸いた。模擬裁判では根拠をしっかりと持って論理的に考えを言えるように今日学んだことを今後の授業に活かし、悔いの残らないような模擬裁判にしたい。」
「今回の授業は模擬裁判に活かせそうな事柄がたくさんあり、ものすごく参考になりました。正直者が馬鹿をみない社会を実現する、というのが一番心に残っています。また、模擬裁判では検察側の主張がその後の議論の土俵になると聞いて、検察官役としてはプレッシャーとなりましたが、みんなと協力してしっかりと土俵づくりをしていきたいです。」
リーガルマインドⅠの授業が始まりました!
9月8日(金)2年生のリーガルマインドⅠの2学期の授業が始まりました。2年生の2学期のメインテーマは模擬裁判。今日は、裁判についての知識を学んだ後、役割を決定しました。
まずは、動画を見て刑事裁判の流れの復習です。
その後は憲法や刑事訴訟法についても学びました。
そして、最後に役割を決めました。模擬裁判は2つのグループに分かれて行います。それぞれのグループで裁判官、検察官、弁護人、そして証人・被告人を決めこれから本番に向けて様々な準備を行っていきます。時間内に決まるか少し不安でしたが、さすがリーガル生です。話し合いをしながら揉めることなくきちんと時間内に決定することができました。このチームで2学期がんばっていきましょう。
次回は検察官の方に来ていただいてお話を聞きます。来週までにしっかりと予習をしておきましょう。
神戸地方裁判所見学
7月18日(火)の午後、リーガルマインドⅠの授業の一環として神戸地方裁判所へ校外学習に行きました。
到着するとまずは所持品検査です。入館する際の厳しいセキュリティチェックに生徒たちは緊張気味です。
その後、職員の方より傍聴に際する注意点などの説明を受けいよいよ傍聴です。
初めて裁判を傍聴するとあって、生徒たちはかなり緊張気味・・・。ピリッと張り詰めた空気の中での裁判傍聴は大変貴重な経験となりました。今回は裁判の最初から傍聴することができ、1日で結審したため、刑事裁判の流れを学ぶこともできました。弁護人や検察官の方が一つひとつの事実を丁寧に被告人に質問している様子を傍聴でき、2学期から始まる模擬裁判に向けて多くの学びがありました。
その後は民事裁判の法廷を見学させていただき、普段は座ることのできない裁判官の席などに座らせていただきました。そして最後は、質問タイムです。生徒たちは裁判所内部に関する質問や、裁判に関する質問を積極的に行うことができました。中には、裁判所の職員の仕事に興味を持った生徒もいて、将来について考えるよい機会にもなったようです。
猛暑の中、丁寧に対応してくださった裁判所の職員の皆様、本当にありがとうございました。
今回の貴重な経験や学びを2学期からの模擬授業に活かしていきましょう。
テーマ探究活動発表会
6月23日(金)のリーガルマインドⅠは今学期最後の授業となるため、テーマ探究活動の「発表会」を行いました。
1学期は行事が多いうえに、警報による臨時休校の影響もあり授業時数が例年よりもかなり少なく、学校で取り組める時間がほとんどない状態でした。そのため、発表は大丈夫だろうかと心配していたのですが、さすがリーガル生です。今まで培ってきたことや、授業で学んだこと、吉田先生の講演などをしっかりと活かしながら発表に臨んでいました。
どのグループも多面的に物事を調査し、誰の困っていることを改善したいかということをしっかりと考え、自分たちなりの改善策を分かりやすく工夫しながら提案をしていました。説得力のあるデータや自分たちでとってきた写真などを使い視覚的にも分かりやすく伝えられていました。
今回の発表はとても有意義なものになったと思います。時間のない中での探究活動でしたが、学ぶことが多かったのではないでしょうか。今回学んだことを、今後のリーガルでの活動や学年の「総合的な探究の時間」でも活かしていきましょう。
テーマ探究活動(課題解決)
2年生のリーガルマインドⅠの授業は、先週が大雨警報発令で臨時休校になったため1週間ぶりの授業です。
来週は生鷹祭のため、発表までの時間は今日が最後となります。進捗状況を心配していましたが、どのグループも自宅等で準備をそれぞれ進めていたようです。スライドが出来上がっている班もありました。
どの班もホワイトボードを使って自分たちの調べてきたことを共有したり、発表の流れを確認しています。
さすが2年生ともなるとグループでの活動も慣れたものです。
みんなで意見を出し合いどんどんと準備を進めていきます。
いよいよ次は発表です。自分たちのできることを精一杯やって1学期を締めくくりましょう。
リーガルマインドⅠ 講演会
2年生のリーガルマインドⅠの授業では、4月から「法」について考えたり、自分たちの身の回りのことに目をむけ「世の中の当たり前に疑問を持つ」ということを行ってきました。そしてGWには「街中でみかけたあれ?」というテーマで社会にある矛盾や不合理なことを観察してくるという宿題に取り組みました。
それらを踏まえながら、5月19日(金)7時間目に京都芸術大学の吉田大作先生をお招きして「地域社会の課題の改善策を考えるために」というテーマで講演をしていただきました。
講演会では「課題解決を行うときは自分の経験だけを頼りにしないこと」や「課題解決は広く対象を捉えるのではなくプレゼントのように“誰の、どんな課題を解決したいか“”を具体化する」「探究活動は情報収集が7割」など課題解決に導く際の考え方などを大変分かりやすくお話していただきました。
今日の吉田先生のお話は生徒たちにとても響いたようで、ワークシートの感想には今までの探究での反省点をふまえて、今後自分たちの探究をより深めていきたいという強い思いがたくさん書かれていました。今回の講演会では今後の活動に対して多くのヒントをいただきました。吉田先生、本当にありがとうございました。
45回生リーガルマインドⅠの授業が始まりました!
4月14日(金)7時間目、45回生のリーガルマインドⅠ(2年生)の授業がスタートしました。
1年生ではSDGsについての探究学習を行いましたが2年生では、「法と私たち」「地域に学ぶ」「模擬裁判」「課題研究に向けて」の4つのテーマで授業を行う予定です。
2名の生徒がこの授業を自ら希望し履修することになり2年生からは26名で行います。
今日は、「テレビ番組の中の法」というテーマでグループワークを中心に授業を行いました。今日の目標は社会に「法やルール」が存在している理由を理解し、「法」「ルール」「マナー」の違いを考えることです。
2年目ともなるとグループワークもとてもスムーズです。どの班も意見交換を活発に行っていました。その後、班で出た意見をロイロノートを利用して共有し発表を行いました。タブレットを利用した発表は慣れたものです。どんどん手をあげて発表する班もありました。
この1年、さらに積極的に授業に取り組み、様々な力を身につけてほしいと思います。がんばりましょう!!
理化学研究所神戸キャンパスへの校外学習
3月20日(月)の午後、リーガルマインド特色類型の2年生が理化学研究所神戸キャンパスへ校外学習に行きました。
まずは理化学研究所の歩みなどの説明を受けた後、「ヒトの理解をめざすライフサイエンス研究」について様々な角度からお話いただきました。
その後は展示室や模擬実験室を見学しました。生徒たちは普段見ることのできない実験器具などに興味津々でした。こういった実験の積み重ねが人類の様々な発展につながっているのだということを強く感じたようです。
今回の学習を今後に活かしていきましょう。
お忙しい中対応してくださった理化学研究所神戸キャンパスの皆様、本当にありがとうございました。