2年リーガルマインド類型生徒の活動風景
45回生リーガルマインドⅠの授業が始まりました!
4月14日(金)7時間目、45回生のリーガルマインドⅠ(2年生)の授業がスタートしました。
1年生ではSDGsについての探究学習を行いましたが2年生では、「法と私たち」「地域に学ぶ」「模擬裁判」「課題研究に向けて」の4つのテーマで授業を行う予定です。
2名の生徒がこの授業を自ら希望し履修することになり2年生からは26名で行います。
今日は、「テレビ番組の中の法」というテーマでグループワークを中心に授業を行いました。今日の目標は社会に「法やルール」が存在している理由を理解し、「法」「ルール」「マナー」の違いを考えることです。
2年目ともなるとグループワークもとてもスムーズです。どの班も意見交換を活発に行っていました。その後、班で出た意見をロイロノートを利用して共有し発表を行いました。タブレットを利用した発表は慣れたものです。どんどん手をあげて発表する班もありました。
この1年、さらに積極的に授業に取り組み、様々な力を身につけてほしいと思います。がんばりましょう!!
理化学研究所神戸キャンパスへの校外学習
3月20日(月)の午後、リーガルマインド特色類型の2年生が理化学研究所神戸キャンパスへ校外学習に行きました。
まずは理化学研究所の歩みなどの説明を受けた後、「ヒトの理解をめざすライフサイエンス研究」について様々な角度からお話いただきました。
その後は展示室や模擬実験室を見学しました。生徒たちは普段見ることのできない実験器具などに興味津々でした。こういった実験の積み重ねが人類の様々な発展につながっているのだということを強く感じたようです。
今回の学習を今後に活かしていきましょう。
お忙しい中対応してくださった理化学研究所神戸キャンパスの皆様、本当にありがとうございました。
2年生模擬裁判
12月16日(金)の午後、リーガルマインド類型2年生の生徒が甲南大学の法廷教室をお借りして模擬裁判を行いました。
コンビニエンスストアで起きた強盗致傷事件について、2学期に入ってから2班に分かれ、裁判に向けて準備を重ねてきました。今日はその総仕上げです。1年生は来年の模擬裁判に向けて、先輩の裁判を傍聴しました。また、今年は甲南大学法学部の松原英世教授にも模擬裁判の様子を見て頂きました。
実際の法廷を再現した教室に裁判官が入場すると、法廷内の空気が一瞬で変わり、緊張した雰囲気の中、裁判が始まりました。まずは、「人定質問」から始まり、「起訴状の朗読」、「罪状認否」に「冒頭陳述」と本当の裁判のように厳粛な雰囲気の中で裁判が進んでいきました。
そしてこの模擬裁判の最も重要な「証人尋問」と「被告人質問」です。それぞれが準備してきた質問を証人や被告人に行いました。2班とも11月末に行ったプレ尋問とは比べものにならないくらいに内容がよくなっていました。また、相手側が質問しているときも、必死にメモをとり「どこか矛盾がないか。」「何か攻められるところがないか」と必死で考えていました。どの役割の生徒も役になりきった迫真の演技で、傍聴している1年生の生徒たちも固唾をのんで裁判を見守っていました。
尋問終了後は裁判官による評議を行いました。これも3人の裁判官が、意見を戦わせ限られた時間の中で慎重に判決を決定しました。結果は2班とも「被告人は無罪」。裁判官のメンバーは検察官にも弁護人にも納得してもらえる理由をしっかりと考えて丁寧に伝えていました。
最後に松原教授よりご講評を頂きました。裁判の意義であったり、物事を論理的に考えていくことの重要性などの貴重なお話を伺うことができました、また、この模擬裁判の経験はディベートや面接、人に何かを伝えていく上で貴重な経験になるというお言葉も頂きました。
この2学期の模擬裁判の授業を通して、自分たちの主張をいかに論理的に積み上げ、相手を説得できるかを考えていくことができました。この経験を今後に役立てていきましょう。リーガル生徒の成長を感じることのできた1日でした。
模擬裁判のプレ尋問
11月21日(月)は弁護士の先生をお迎えして模擬裁判の本番に向けて、プレ尋問を行いました。プレ尋問は今までの授業で考えてきた「証人尋問」や「被告人質問」を初めて実際に行うものです。
今までの授業では様々なシチュエーションを想定しながら尋問内容を考えてきました。実際にやってみると、限られた時間の中でより的確な尋問を行っていくことの難しさを改めて感じたようでした。尋問終了後の弁護士の先生のアドバイスに生徒たちは熱心に耳を傾け、本番に向けて、尋問のさらなる改良を行っていました。自分たちの足りない部分やもっと深く考えなければならないことに気づくことができた貴重な一時間でした。終了後には自分たちから弁護士の先生に質問に行くグループもありました。
本番まで残り時間はあと少しですが、どのグループも最善を尽くしてよい模擬裁判になるようがんばりましょう。
弁護士による授業
2年生リーガルマインドⅠの授業の2学期の大きなテーマは模擬裁判です。
10月3日(月)の7時間目は、弁護士の先生による授業を行いました。
まず、弁護士の先生より裁判についての説明と裁判で重要となる「証拠」についてのお話をしていただきました。今後の模擬裁判に向けて、大変貴重なアドバイスをいただきました。
その後、裁判官、検察官、弁護人に分かれて今回の模擬裁判の「証拠」の検証を行いました。これがなかなか難しい・・・。どのグループも今回の事件の証拠がどういう意味をもつのかということを、それぞれの立場から慎重に考えていました。その後、グループごとに弁護士の先生から考え方についてのアドバイスをいただきました。
次回の授業からは、いよいよ尋問の内容を考えていきます。今日受けたアドバイスを次にしっかりと活かしていきましょう。
お忙しい中、授業をしていただきありがとうございました。