三田西陵高等学校PTA

三田西陵高等学校PTA

人権国際理解教育講演会に参加して


平成25年度 人権国際理解教育講演会に参加して          
 兵庫県三田西陵高等学校PTA    
 10月22日(火)5.6限に上智大学グリーフケア特任所長  高木 慶子(よしこ)先生による講演を、生徒共に聴かせていただきました。高木先生の講演は、自分の大切な友や家族を亡くされた実話を話す事により、いのちの大切さ、重さを知るというとても大切なお話でした。
 1つ目のお話は、交通事故により親友を亡くし、大学にも行けず閉じこもっていた少年を別の友の言葉が救い、その後託された大役により被害者の苦しみ加害者の苦悩、許す事の意味を知ると共に変化する少年の心情をお話し下さいました。
 2つ目のお話は、東北大震災でご両親と妹を全て失い、一人ぼっちになってしまった少年のお話。突然の悪夢に貝の様に心を閉ざした少年。たった一人でその重みに耐えている少年の苦しみ。その心の糸を優しく丁寧にゆっくりと解きほぐされた、高木先生のあふれるお優しさに感銘を受けました。また「しっかり生きていくのよ。勉強するのよ。いい人になるのよ」と、少年に何度も言いながら津波に消えた少年の母の言葉に強さと気高さ、そしていのちの尊さを感じ、子を持つ母として涙が止まりませんでした。
 生徒達の心にも、よその人のお話ながら身近な人のお話として考える事ができ、改めていのちの大切さに気付くことができたと思います。今生きている自身の時間は、生きたくても生きれなかった人々の時間でもある事を再認識させていただいたとても貴重な講演でした。 心に響くご講演をいただきました、高木先生、本当にありがとうございました。

研修旅行


  9月26日(木)朝8時過ぎ、参加者56名を乗せたバス1台が三田市を出発しました。 台風20号の影響が心配されましたが、当日は少し冷え込んだものの爽やかな秋晴れの気持ち良いお天気になりました。
 最初に国宝彦根城前の洋菓子店クラブハリエにてお買い物、キャッスルロードを散策しました。昼食は琵琶湖湖畔にある「リゾートホテルエクシブ琵琶湖」にて和風懐石を美味しくいただき、優雅なひと時を過ごしました。
 午後からは今回の研修目的地である佐川美術館を訪れ、平山郁夫画伯によるシルクロード特別展示を見学、鉱石とニカワを使った絵画、仏像等を鑑賞しました。最後は鮎屋本店に立寄り、お買い物をして帰路につきました。参加された皆様のご協力により有意義な一日を過ごせました事を心よりお礼申し上げます。

PTA進路を語る会


9月5日(木)PTA進路を語る会が開催されました。
講師にベネッセコーポレーションの福田啓氏をお迎えし、「現役合格に向けて親と子の大学入試」をテーマにお話しをして頂きました。
合格のための、「やる気UP&KEEPのコツ」では、子ども側と保護者側から、以下のアドバイスを頂きました。

やる気UP&KEEPのコツ(子ども編)
 1.とにかく机に座る(20分はとにかくがまん)
 2.やりやすい科目,得意科目からやる(苦手なものから始めると,嫌になってしまう)
 3.机に勉強以外のものを置かない(勉強する環境作り)
 4.目標を貼る・誰かと共有する

やる気UP&KEEPのコツ(保護者編)
 1.生活のリズムをつくる(食事、起床、学習開始、就寝等、保護者も協力する)
 2.(指示命令ではなく)話し合う

また、子どもとの話し合いについて、
「子どもからの話を引き出す。その中に子ども自身気づきがある。子どもはイメージや今の成績で決めがちなので、子ども以上に親が、安全確実を求めない。どういうことが学べるか?場所は?どんな資格が取れるか?卒業先の進路は?通っている人の話は?など具体的に遠慮せず質問する。学年が上がるにつれて、現実的に進路を考え始めるため早めに話しをしておいた方が良い。」との具体的なアドバイスがありました。

受験については、2年生から進路を意識した子どもの約80%が第一志望に合格、3年生からだと第一志望合格率は40%に下がってしまうというデータがあるそうです。
また、私大の合格者の、文系75% 理系85%が、辞退とのこと。つまり志望校に向けては C判定、D判定からのチャレンジがベースになるそうなので、安易に志望校を下げない方が良いそうです。国公立は、依然として人気が高く、地方でも就職への評価は高い模様です。
そして、就職には、論理的思考力、コミュニケーション力、誠実さ、課題発見と解決力、柔軟性が必要とのお話でした。

四校合同PTA清掃活動


先日、8月24日(土)に、先生方、生徒会執行部及び一部の部活動生徒と一緒に学校周辺の美化活動を行いました。
 当日は,前夜から続くあいにくの雨空・・・。参加したPTA役員の中にも[中止だと思った]という声も聞かれましたが,8時半に玄関前に集まった人数は、合計45名。
陸上部顧問の藤岡先生から作業についての説明を受けて、学校周辺、ウッデイタウンリング道路の一部、駒ヶ谷運動公園の外周付近の3班に分かれて出発しました。
途中道路上や植え込みの隙間に落ちていた空のペットボトルやたばこの吸い殻を拾いながら歩いて行きます。傘を差しながらの作業で、いつもよりはスムーズに行かないこともありましたが、約1時間かけて作業は無事終了。それぞれの場所が、きれいに気持ちよくなりました。作業しながら見た学校周辺の緑豊かな風景と,作業後にジュースやお茶を飲みながら談笑する皆さんの笑顔が印象に残ったひとときでした。


 


第17回短期海外研修生19名が元気に帰校

三田西陵高等学校国際交流協会

第17回短期海外研修生19名と引率の先生が8月6日(火)の夜9時半にオーストラリアから帰校しました。全員が元気に帰校してくれたことが本当に嬉しく、安堵しています。
   
平成25年5月の定期総会で「平成25年度 国際交流協会事業計画(案)」の承認をいただき、7月25日(木)の出発まで2ヶ月ほどの短期間で、研修生募集、面接試験、オーストラリアのホストファミリー及び高校等との各種調整、旅程の検討調整、海外研修生たちへ何回もの事前研修等。これらはすべて三田西陵高等学校の校長先生、教頭先生をはじめ、多くの先生方のご尽力によるものです。心よりお礼を申し上げます。
  
海外研修に行かれてから、毎日楽しみに三田西陵高校のホームページを見ていましたが、「海外短期研修 第10日」の記事に感銘を受けました。ウィンダルーバレー高校の先生より、さよならパーティーで「三田西陵高校生の生徒は、非常に元気で積極的で英語を一生懸命話そうとしてとっても好感がもてます。ぜひ来年もオーストラリアに来てください。」とのお言葉を頂いたようです。このような挨拶を頂けた今回の海外研修生を誇りに思います。
この海外研修で学んだことを大切にして頂き、海外研修に行けなかった多くの西陵高校生たちに体験したことを熱く語って伝えてください。
本当に元気に帰ってきてくれてありがとう。そしてお疲れ様でした。
事務局の黒田先生、引率してくださった阪井先生、隈先生、お世話になりました。