三田西陵高等学校PTA

PTA進路を語る会


9月5日(木)PTA進路を語る会が開催されました。
講師にベネッセコーポレーションの福田啓氏をお迎えし、「現役合格に向けて親と子の大学入試」をテーマにお話しをして頂きました。
合格のための、「やる気UP&KEEPのコツ」では、子ども側と保護者側から、以下のアドバイスを頂きました。

やる気UP&KEEPのコツ(子ども編)
 1.とにかく机に座る(20分はとにかくがまん)
 2.やりやすい科目,得意科目からやる(苦手なものから始めると,嫌になってしまう)
 3.机に勉強以外のものを置かない(勉強する環境作り)
 4.目標を貼る・誰かと共有する

やる気UP&KEEPのコツ(保護者編)
 1.生活のリズムをつくる(食事、起床、学習開始、就寝等、保護者も協力する)
 2.(指示命令ではなく)話し合う

また、子どもとの話し合いについて、
「子どもからの話を引き出す。その中に子ども自身気づきがある。子どもはイメージや今の成績で決めがちなので、子ども以上に親が、安全確実を求めない。どういうことが学べるか?場所は?どんな資格が取れるか?卒業先の進路は?通っている人の話は?など具体的に遠慮せず質問する。学年が上がるにつれて、現実的に進路を考え始めるため早めに話しをしておいた方が良い。」との具体的なアドバイスがありました。

受験については、2年生から進路を意識した子どもの約80%が第一志望に合格、3年生からだと第一志望合格率は40%に下がってしまうというデータがあるそうです。
また、私大の合格者の、文系75% 理系85%が、辞退とのこと。つまり志望校に向けては C判定、D判定からのチャレンジがベースになるそうなので、安易に志望校を下げない方が良いそうです。国公立は、依然として人気が高く、地方でも就職への評価は高い模様です。
そして、就職には、論理的思考力、コミュニケーション力、誠実さ、課題発見と解決力、柔軟性が必要とのお話でした。