兵庫県立鳴尾高等学校 |
校長室から
ナル♪校長㉗ ビブリオバトル兵庫県大会2024準優勝!
ビブリオバトル兵庫県大会常連校!
しかも、ここ3年は、優勝又は準優勝を勝ち取ってきた鳴尾高校!
今年度、準優勝に輝いた普通科2年生の阿部さんもなかなかの逸材だと噂に聞き、これは是非お話を聞いてみたいと校長室でインタビューをお願いしたところ、想像を遥かに超えた話が聞けたのでご紹介します。
Q1 ビブリオバトルに参加しようと思ったきっかけは?
A1 2年生になってじゃんけんで図書委員に選ばれ、図書委員は全員ビブリオバトルに参加しないといけないと聞いたときはビックリしました。
Q2 これまで本を読む機会はあったの?
A2 幼稚園の頃から、遠方に住んでいる祖母から毎月1冊、3歳上の兄の分も合わせると毎月2冊の本が送られてくるようになり、小学校卒業まで続きました。途中から3歳上の兄の分も私が読むようになり、幼稚園の時から読み仮名がふってあれば読めたので、遊び道具=本でした。中学生からは大人向けの本も読むようになり、読書量は増していきました。
Q3 なぜ、発表する本として「コンビニ人間」を選んだの?
A3 芥川賞を受賞していて知名度が高かったのと、(聞き手の)興味を引きやすいと思ったからです。
(ここであらすじを説明してもらうと・・・。あらすじを聞いただけで思わず「コンビニ人間」という本を読んでみたい!と引き込まれてしまうほど、無駄のない的確な表現に感心しました。)
Q4 指導にあたった先生から、全く原稿を書かずに発表していたと聞いたけど本当?
A4 コピー用紙に5個の要素を書き出し、しゃべるときに原稿があると機械的になってしまい、感情(気持ち)がのりにくいので、その都度何をしゃべるか考えていました。(時間の調整は)時計を見ながら4分になればしめに入るよう時間調整をしていました。これは中学校のとき生徒会でみんなの前で話をするときにも原稿を用意せずしゃべっていたことが生かされたと思います。
Q5 ビブリオバトル兵庫県大会2024はどうでしたか?
A5 予選C組の1番手で発表した人のセールストークが上手く、すごいと思いました。
決勝(5名)では2,3番手がいいなと思って引いたくじが1番手だったので残念でしたが、予選のときには言えなかったことを入れて発表することができたので満足しています。
(決勝で入れた内容についての詳細は控えますが、「名前がついてない人はマイノリティーなのか?」という阿部さんの言葉と感性にハッとさせられました。)
Q6 来年、ビブリオバトルに挑戦する後輩に向けてメッセージをお願いします。
A6 堂々とすること! 話がとんでも、堂々と大きな声で話すこと! 自信をもって、胸を貼って!
このメッセージを、来年、ビブリオバトルに挑戦する後輩のみなさんに伝えていきます。
ナル♪校長㉖ 高大連携の新しいカタチ
今年度、武庫川女子大学との教育活動に関する連携が6月からスタートし、武庫川女子大学の中央図書館を鳴高生及び本校の教職員が自由に活用させていただけるようになったのを皮切りに、他にはない鳴高オリジナルの高大連携を進めています。
例えば、
✅ 「総合人間Ⅱ」の授業で普通科総合人間類型で学ぶ2年生が武庫川女子大学の中央図書館を訪問
✅ 沖縄修学旅行の事前学習として、武庫川女子大学のメディアホールにて映画「島守の塔」を鑑賞するなど「平和学習」を実施
さらに、部活動において、大学とのコラボ企画がスタートしています!
今年度については、モデル事業として、女子バスケットボール部、野球部から始めています。
【女子バスケットボール部】
▶本校と武庫川女子大学施設の共同利用
▶武庫川女子大学のトレーニングルームの使用
【野球部】※現在、調整中のものも含む
▶からだ作り(栄養などの食事面)における、武庫川女子大学からの専門家派遣
▶本校野球部生徒に対して、武庫川女子大学によるセミナーの実施
アスレチックトレーナーの派遣、メンタルトレーニング 等
12月5日(木)には、武庫川女子大学から健康・スポーツ科学部 健康・スポーツ科学科 准教授の中堀 千香子 様とアスレチックトレーナーの方にお越しいただき、野球部の練習を見ていただいた後、本校野球部監督と今後の打合せを行いました。
ナル♪校長㉕ 「佐野菜見展」は、...。つづく
『佐野菜見展』西宮会場は終了しましたが、「SNSにて、正門に設置した「笹」に感激したというポストが何件かあり、”佐野菜見ファン”の方にはたまらない演出になった」と主催者の方からお聞きしたので、正門の「笹」は今しばらくそのままにしています。
『佐野菜見展』西宮会場の宣伝として、本校正門横掲示板に設置していたパネルと、「複製原稿付きパネル企画」西宮市内9カ所で実際に使用された複製原稿を共同印刷様のご厚意で本校に提供いただきました。
せっかくなので、校長室に、佐野菜見さんの代表作「坂本ですが?」全4巻、「ミギとダリ」全7巻、新聞記事とともに、メモリアルコーナーを設置しています。
鳴高生のみなさんは、自由に佐野菜見さんの作品を手に取ったり、新聞記事を眺めたりできるコーナーとなっています。併せて、放送部が制作した映像作品も鑑賞できます。
鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、ぜひ校長室をのぞいてみてください♪
ナル♪校長㉔ 鳴尾高校から全国へ!?
先日、【美術部】から紹介があったとおり、第48回兵庫県高等学校総合文化祭美術・工芸部門展に出品していた、美術部2年8組角田さんの作品が、立体造形部門で特選を受賞しました。
【美術部】全国大会出場へ! ←そのブログはこちらをクリック
同じく出品候補者として選ばれた14名のうち、「阪神丹有」からは、なんと1名のみという快挙です!
そこで、角田さんに制作秘話やら、いろいろインタビューしてみました。
中学校から美術部に所属し、鳴高の美術部1年生までは絵画の作品を製作していたそうですが、2年生になり鳴高祭で巨大な恐竜の絵を描いたこと、これまでやっていなかった立体にも挑戦したくなったことがきっかけで、なんと鳴高の廃棄していた段ボールのみを使い今回の作品を制作したのだそうです。
まずは、石粉粘土で原型を作り、段ボールで試作を作るところから。
薄い段ボールを加工しやすいようにたたいたり、丸めたりたり、縛ったりして整形し、恐竜の皮や鱗は厚い段ボールをはいで細部までディティールにこだわり表現しました。
制作にあたっては、2年主任の先生に段ボールアーティストを紹介してもらい、美術部顧問の先生と展覧会に足を運んで情報を集めたのだとか。
そして、実際の作り方はYouTubeを参考にしたのだそうです。いまどきです!
その実物を美術室に観に行くと、ほぼ男子高校生と同じ大きさ!
(美術部部長の2年生 松本さんとともに記念撮影)
正面から観るともちろんすごい!のですが、
背面にもこだわっていて、まさに360度全方向からすごい!
恐竜の卵の中の子恐竜は割箸で固定しているのだそうです!
親恐竜の表情がなんとも豊かで、私には笑っているように見えました♪
あまりの大きさと、細かい所まで一切手を抜かず段ボールのみで表現している様子に関心しながらカメラのシャッターを切っていたら、表彰状と共に写真を撮るのをうっかり忘れるところでした。
来年度開催される、第49回全国高等学校総合文化祭(2025香川大会)が楽しみですね。
それまで大切に作品を保管していきましょう。
ナル♪校長㉓ 「坂本ですが?」校内聖地巡礼企画スタート!
いよいよ、来週にせまってきました!『佐野菜見展』西宮会場
日時 令和6年10月30日(水)~11月10日(日) 午前10時から午後6時まで
会場 西宮市立市民ギャラリー(第3・第4展示室)
本校、正門外の掲示板でも絶賛広報中です!(第1巻 P44掲載)
この機会に、「坂本ですが?」で描かれた西宮市と鳴尾地域そして、学文高校の舞台となった鳴尾高校の各所を巡ってみませんか?
ということで、次の2つの企画が同時開催されています。
✅SNS投稿キャンペーン by『佐野菜見展』西宮会場
『『佐野菜見展』西宮会場の開催を記念し、「坂本ですが?」の舞台のモデルとなった西宮市9カ所にて、パネル&複製原稿が展示されています。「#佐野菜見展」のハッシュタグをつけて、XもしくはInstagramに「告知パネル」または「告知複製原稿」の写真を投稿すると、西宮会場来場の際に、「坂本ですが?」オールスターキャラ特製ペーパーがプレゼントされるそうです。
そして、本校でも放送部が準備を進めてきたのが、
✅「坂本ですが?」校内聖地巡礼企画 by鳴尾高校放送部
「坂本ですが?」の作品内に登場する学文高校(鳴尾高校)の各場面を紹介した複製原稿が校内6カ所にフォトスポットとして設置されています。タブレットやデジタルカメラで撮影できます。
フォトスポットにあるスタンプラリーで全スタンプをコンプリートすると記念品が贈呈されるのだとか!
10月26日(土)にオープン・ハイスクールで来校させる中学生や保護者の皆さまにも撮影やスタンプラリーを楽しんでいただく予定です♪
(ただし校舎内は立ち入り不可となっております。)