兵庫県立鳴尾高等学校 |
2024年11月の記事一覧
ナル♪校長㉕ 「佐野菜見展」は、...。つづく
『佐野菜見展』西宮会場は終了しましたが、「SNSにて、正門に設置した「笹」に感激したというポストが何件かあり、”佐野菜見ファン”の方にはたまらない演出になった」と主催者の方からお聞きしたので、正門の「笹」は今しばらくそのままにしています。
『佐野菜見展』西宮会場の宣伝として、本校正門横掲示板に設置していたパネルと、「複製原稿付きパネル企画」西宮市内9カ所で実際に使用された複製原稿を共同印刷様のご厚意で本校に提供いただきました。
せっかくなので、校長室に、佐野菜見さんの代表作「坂本ですが?」全4巻、「ミギとダリ」全7巻、新聞記事とともに、メモリアルコーナーを設置しています。
鳴高生のみなさんは、自由に佐野菜見さんの作品を手に取ったり、新聞記事を眺めたりできるコーナーとなっています。併せて、放送部が制作した映像作品も鑑賞できます。
鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、ぜひ校長室をのぞいてみてください♪
ナル♪校長㉔ 鳴尾高校から全国へ!?
先日、【美術部】から紹介があったとおり、第48回兵庫県高等学校総合文化祭美術・工芸部門展に出品していた、美術部2年8組角田さんの作品が、立体造形部門で特選を受賞しました。
【美術部】全国大会出場へ! ←そのブログはこちらをクリック
同じく出品候補者として選ばれた14名のうち、「阪神丹有」からは、なんと1名のみという快挙です!
そこで、角田さんに制作秘話やら、いろいろインタビューしてみました。
中学校から美術部に所属し、鳴高の美術部1年生までは絵画の作品を製作していたそうですが、2年生になり鳴高祭で巨大な恐竜の絵を描いたこと、これまでやっていなかった立体にも挑戦したくなったことがきっかけで、なんと鳴高の廃棄していた段ボールのみを使い今回の作品を制作したのだそうです。
まずは、石粉粘土で原型を作り、段ボールで試作を作るところから。
薄い段ボールを加工しやすいようにたたいたり、丸めたりたり、縛ったりして整形し、恐竜の皮や鱗は厚い段ボールをはいで細部までディティールにこだわり表現しました。
制作にあたっては、2年主任の先生に段ボールアーティストを紹介してもらい、美術部顧問の先生と展覧会に足を運んで情報を集めたのだとか。
そして、実際の作り方はYouTubeを参考にしたのだそうです。いまどきです!
その実物を美術室に観に行くと、ほぼ男子高校生と同じ大きさ!
(美術部部長の2年生 松本さんとともに記念撮影)
正面から観るともちろんすごい!のですが、
背面にもこだわっていて、まさに360度全方向からすごい!
恐竜の卵の中の子恐竜は割箸で固定しているのだそうです!
親恐竜の表情がなんとも豊かで、私には笑っているように見えました♪
あまりの大きさと、細かい所まで一切手を抜かず段ボールのみで表現している様子に関心しながらカメラのシャッターを切っていたら、表彰状と共に写真を撮るのをうっかり忘れるところでした。
来年度開催される、第49回全国高等学校総合文化祭(2025香川大会)が楽しみですね。
それまで大切に作品を保管していきましょう。