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校長室から

ナル♪校長㉖ 高大連携の新しいカタチ

今年度、武庫川女子大学との教育活動に関する連携が6月からスタートし、武庫川女子大学の中央図書館を鳴高生及び本校の教職員が自由に活用させていただけるようになったのを皮切りに、他にはない鳴高オリジナルの高大連携を進めています。

例えば、

✅ 「総合人間Ⅱ」の授業で普通科総合人間類型で学ぶ2年生が武庫川女子大学の中央図書館を訪問

  科目「総合人間Ⅱ」の授業風景についてはこちらをクリック

 ✅ 沖縄修学旅行の事前学習として、武庫川女子大学のメディアホールにて映画「島守の塔」を鑑賞するなど「平和学習」を実施

  「平和学習」の様子についてはこちらをクリック

さらに、部活動において、大学とのコラボ企画がスタートしています!

今年度については、モデル事業として、女子バスケットボール部、野球部から始めています。

【女子バスケットボール部】

▶本校と武庫川女子大学施設の共同利用  

▶武庫川女子大学のトレーニングルームの使用

【野球部】※現在、調整中のものも含む

▶からだ作り(栄養などの食事面)における、武庫川女子大学からの専門家派遣

▶本校野球部生徒に対して、武庫川女子大学によるセミナーの実施

 アスレチックトレーナーの派遣、メンタルトレーニング 等

12月5日(木)には、武庫川女子大学から健康・スポーツ科学部 健康・スポーツ科学科 准教授の中堀 千香子 様とアスレチックトレーナーの方にお越しいただき、野球部の練習を見ていただいた後、本校野球部監督と今後の打合せを行いました。

ナル♪校長㉕ 「佐野菜見展」は、...。つづく

『佐野菜見展』西宮会場は終了しましたが、「SNSにて、正門に設置した「笹」に感激したというポストが何件かあり、”佐野菜見ファン”の方にはたまらない演出になった」と主催者の方からお聞きしたので、正門の「笹」は今しばらくそのままにしています。

『佐野菜見展』西宮会場の宣伝として、本校正門横掲示板に設置していたパネルと、「複製原稿付きパネル企画」西宮市内9カ所で実際に使用された複製原稿を共同印刷様のご厚意で本校に提供いただきました。

せっかくなので、校長室に、佐野菜見さんの代表作「坂本ですが?」全4巻、「ミギとダリ」全7巻、新聞記事とともに、メモリアルコーナーを設置しています。

鳴高生のみなさんは、自由に佐野菜見さんの作品を手に取ったり、新聞記事を眺めたりできるコーナーとなっています。併せて、放送部が制作した映像作品も鑑賞できます。

 

鳴高生のみなさん、保護者の皆さま、ぜひ校長室をのぞいてみてください♪

ナル♪校長㉔ 鳴尾高校から全国へ!?

先日、【美術部】から紹介があったとおり、第48回兵庫県高等学校総合文化祭美術・工芸部門展に出品していた、美術部2年8組角田さんの作品が、立体造形部門で特選を受賞しました。

【美術部】全国大会出場へ! ←そのブログはこちらをクリック

同じく出品候補者として選ばれた14名のうち、「阪神丹有」からは、なんと1名のみという快挙です!

そこで、角田さんに制作秘話やら、いろいろインタビューしてみました。

中学校から美術部に所属し、鳴高の美術部1年生までは絵画の作品を製作していたそうですが、2年生になり鳴高祭で巨大な恐竜の絵を描いたこと、これまでやっていなかった立体にも挑戦したくなったことがきっかけで、なんと鳴高の廃棄していた段ボールのみを使い今回の作品を制作したのだそうです。

まずは、石粉粘土で原型を作り、段ボールで試作を作るところから。

薄い段ボールを加工しやすいようにたたいたり、丸めたりたり、縛ったりして整形し、恐竜の皮や鱗は厚い段ボールをはいで細部までディティールにこだわり表現しました。

制作にあたっては、2年主任の先生に段ボールアーティストを紹介してもらい、美術部顧問の先生と展覧会に足を運んで情報を集めたのだとか。

そして、実際の作り方はYouTubeを参考にしたのだそうです。いまどきです!

その実物を美術室に観に行くと、ほぼ男子高校生と同じ大きさ!

(美術部部長の2年生 松本さんとともに記念撮影)

正面から観るともちろんすごい!のですが、

背面にもこだわっていて、まさに360度全方向からすごい!

恐竜の卵の中の子恐竜は割箸で固定しているのだそうです!

 

 親恐竜の表情がなんとも豊かで、私には笑っているように見えました♪

あまりの大きさと、細かい所まで一切手を抜かず段ボールのみで表現している様子に関心しながらカメラのシャッターを切っていたら、表彰状と共に写真を撮るのをうっかり忘れるところでした。

来年度開催される、第49回全国高等学校総合文化祭(2025香川大会)が楽しみですね。

それまで大切に作品を保管していきましょう。

ナル♪校長㉓ 「坂本ですが?」校内聖地巡礼企画スタート!

いよいよ、来週にせまってきました!『佐野菜見展』西宮会場

日時 令和6年10月30日(水)~11月10日(日) 午前10時から午後6時まで

会場 西宮市立市民ギャラリー(第3・第4展示室)

本校、正門外の掲示板でも絶賛広報中です!(第1巻 P44掲載)

この機会に、「坂本ですが?」で描かれた西宮市と鳴尾地域そして、学文高校の舞台となった鳴尾高校の各所を巡ってみませんか? 

ということで、次の2つの企画が同時開催されています。

✅SNS投稿キャンペーン by『佐野菜見展』西宮会場 

『『佐野菜見展』西宮会場の開催を記念し、「坂本ですが?」の舞台のモデルとなった西宮市9カ所にて、パネル&複製原稿が展示されています。「#佐野菜見展」のハッシュタグをつけて、XもしくはInstagramに「告知パネル」または「告知複製原稿」の写真を投稿すると、西宮会場来場の際に、「坂本ですが?」オールスターキャラ特製ペーパーがプレゼントされるそうです。

詳しくはコチラから

そして、本校でも放送部が準備を進めてきたのが、

✅「坂本ですが?」校内聖地巡礼企画 by鳴尾高校放送部 

「坂本ですが?」の作品内に登場する学文高校(鳴尾高校)の各場面を紹介した複製原稿が校内6カ所にフォトスポットとして設置されています。タブレットやデジタルカメラで撮影できます。

フォトスポットにあるスタンプラリーで全スタンプをコンプリートすると記念品が贈呈されるのだとか!

10月26日(土)にオープン・ハイスクールで来校させる中学生や保護者の皆さまにも撮影やスタンプラリーを楽しんでいただく予定です♪

(ただし校舎内は立ち入り不可となっております。)

ナル♪校長㉒ 「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」に挑戦して

令和6年9月22日(日)  なるお文化ホールで開催された「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」に参加して、鳴高2年生5名のチーム「なぜか半分しましま」のプレゼンを見届けてきました。

思い返せば6月、西宮青年会議所の鈴木様がこの企画の説明に来校されたところからが始まりでした。

設定テーマは「西宮市×観光 ~西宮に観光客を勧誘しよう~」

鳴尾高校でも参加して挑戦してみませんか!と鳴高生の皆さんに呼びかけたところ、ちょうど、2年生の総合的な探究の時間で「地域社会」をテーマに探究活動をしている5名が名乗りを上げてくれて、6月の高校生事前説明会を経て、7月から3カ月にわたる「答えのない問いに挑戦してみないか」がスタートしました。

こちらのブログ「ナル♪校長⑯」参照

7月下旬から8月下旬、夏休み期間に2回、西宮市青年会議所の現役社会人の皆さんが、多数、本校にお越しくださり、作成しているプレゼンについて様々な角度から意見をいただき、検討・協議の機会がありました。

こちらのブログ「ナル♪校長⑱」参照

その後も、西宮商工会議所の方からいただいた意見をもとにプレゼン資料を修正し、当日のプレゼンに向けてリハーサルをして、プレゼン本番に向けて準備をしてきました。

当日は、なるお文化ホールという大舞台で、緊張しながらも、堂々とプレゼンを披露!

審査員の方からの質疑応答↓

西宮市内の公立高校、西宮北高校(2チーム)、鳴尾高校(1チーム)、西宮香風高校(2チーム)、市立西宮高校(1チーム)、西宮今津高校(1チーム)の5校7チームが参加し、最優秀賞は西宮今津高校、優秀賞2校は西宮香風高校2チームという結果でした。

残念ながら入賞はなりませんでしたが、挑戦した2年生5名は、準備をしてきた3カ月、そしてプレゼン本番当日の他校の高校生の発表を見て、やってみなければ分からないたくさんの学びを得たと思います。

西宮市長様から「社会課題をビジネスチャンスにしている。」と講評いただいたように、西宮市北部地域の活性化と保護犬の問題を掛け合わせた「探究」を進めることができました。

(株)Strobolights 代表取締役の羽田様が講評で語られた、

今回の企画では、中身とプレゼンが大事!

①自分たちが何が言いたかったのか? それを意識して伝えることができたか?

②何を課題として×打ち手の関係性、論理的なつながり、その際に数字による検証ができているか?

「高校生の学びは、社会に出てからの地固め」という言葉を、鳴高生のみなさんにも伝えたいと思わずメモしました。

参加した2年生 チーム「なぜか半分しましま」の5名のみなさんには、この経験をこれで終わりにせずに、次に繋げていって欲しい。そして、他の鳴高生、特に普通科のみなさんに伝えていってくれることを期待しています。

プレゼン大会の最後に、この企画の中心となって進めてこられた、西宮市青年会議所の鈴木様から熱い思いと共に閉会の挨拶があった後、6月の高校生事前説明会、7~8月の交流会、9月22日の当日の様子までを写真、動画で振り返る映像が流れ、各校参加者の名前のテロップと共に2年生5名の写真が出てくると、この3か月間の様子が思い返され、校長はぐっとこみ上げるものがありました。

このような機会を創ってくださった、西宮青年会議所の鈴木様はじめ、会員の皆様には感謝の思いでいっぱいです。

これからも、鳴尾高校と何らかのカタチで繋がっていただけたら有難いです。