今日のできごと

カテゴリ:授業の様子

理数探究「一筆書き」

 6月20日(金)、理数探究の授業において、一筆書きをするためには、数学的にどのようにすれば良いか考えました。

一筆書きができる図形とは、各頂点に集まる辺の本数(次数)について、次数が奇数である『奇点』が0~2個である場合の事を言います。※下の図を参照

 一筆書きができる図形、および、できない図形を見つけ、理解した後、一筆書きアートに挑戦しました。

 最初は生徒一人一人が各自で一筆書きアートを作成し、その作品をグループ内でを見せ合いました。その後、黒板全体にお気に入りのものや、今年を象徴するものなど、個性的なキャラクターの一筆書きアートを生徒達は描きこんでいきました。

【生活支援技術】エレベーターの配色を考えよう

6月26日(木)、グループに分かれて、学校に新たに設置されるエレベーターの壁や床、天井、扉などの約10か所の色の配色について考えました。

「利用する人の目に優しいように」「エレベーターに入ったときに明るい気持ちになるように」などエレベーターを利用する人のことを考えながら、「定番の色味ではなく、高校生らしさも取り入れたい」などの様々な意見を出し合い決めていきました。

       

エレベーターの設置までには、まだまだ時間はかかりますが、自分たちが提案した内容をもとに協議されるとのことで、どのような配色になるのか、今から完成が楽しみです。

アントレプレナー プレゼンを実施

6月27日金曜日のアントレプレナーの授業で、大和ハウス工業株式会社とCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)株式会社の方を前に、三木市青山7丁目にできる交流施設の名称をプレゼンしました。

アントレプレナーの授業は起業をイメージしており、授業選択者はグループになり模擬企業で動いています。

各企業(グループ)が考えた名称を、両社の方を前にプレゼン後、三木東高校アントレプレナー代表として1つの案に集約し提案しました。

 

   

 

【生活支援技術】疑似体験授業

生活支援技術では、利用者理解を深めるために授業のなかで様々な演習を行っています。

6月11日(水)は、身動きをとらない状態で床に寝る「寝たきり体験」をしました。数分間でしたが、褥瘡好発部位が赤くなったり、痛みを感じたりすること、退屈な気持ちやさみしさを感じることなど多くの気づきを得ることができました。

       

6月23日(月)は、「片麻痺の方が傾いた状態で車いすに座り食事をしたらどうなるか」、「仙骨座りの方がそのままの状態で食事をしたらどうなるか」を体験しました。

       

体験を通して、正しい姿勢でなかった時の危険性や困りごとについて知り、ポジショニングの大切さについて理解を深めることができました。

理数探究「円と円周率」

 理数探究の授業で、5月30日(金)に、学校内にある丸や円および球の直径や円周を探し、それぞれの円周率がどのような値になるかを計算する活動を行いました。

 2週間後の6月13日(金)では、前回の授業で調べたものおよびそれぞれの円周率の結果発表を行いました。各班とも校舎内にある丸や円および球について3、4種類を調べ、それぞれの円周率を計算しただけでなく、調べたものすべてに対して平均した円周率の値も報告しました。発表までに2週間をかけたので、しっかり考察した発表ができました。

 

中庭にある
「フェニックス」
バスケットボール
から長さを測っています
丸型の掃除機の上蓋
を使って円周率を
求めた発表
木星のオブジェと
マンホールから
円周率を求めた発表

【介護実習】校外実習事前指導

6月13日(金)、来週から始まる校外実習に向けての事前指導として 、社会福祉法人三木市社会福祉協議会 地域福祉センター三木南の小松 様、持永 様をお招きし、デイサービスの1日の流れや実習中の留意点、車いすの操作方法などを教えていただきました。

     

     

また、施設の送迎で利用している福祉車用の操作や、乗り降りの体験、介助の方法なども教えていただきました。

     

来週から始まる実習に向けて、気持ちが高まる体験となりました。今回の学びを活かして実習に臨みたいと思います。

【社会福祉基礎】出前授業②

6月3日(火)、出前授業として神戸医療福祉専門学校三田校の今岡 康人 先生をお招きし、言語聴覚士についての講義をしていただきました。

言語聴覚士は「話す」「聞く」「食べる」「飲み込む」を支える専門職であることや訓練の対象となる障害の種類など、言語聴覚士についてわかりやすく教えていただき、理解を深めることができました。

また、2人ペアになり、失語症の体験を行いました。言葉がうまく表現できなかったり、思った言葉が出てこずに相手に伝えたいことが伝わらないもどかしさを感じることができました。

     

【介護実習】利用者理解を深める特別授業

5月30日(金)、特別非常勤講師活用講座として、神戸医療福祉専門学校中央校の由良 和也 先生をお招きし、介護福祉士と利用者理解について特別授業をしていただきました。

講義では、福祉に関する職種や介護職の仕事内容、役割などについて教えていただきました。「ふくしの仕事」は「頼れる杖になる仕事」であると学びました。

      

      

演習では、嚥下体験やアイマスク体験、腰が曲がった高齢者の疑似体験など様々な体験を行いました。支援の対象となる視覚障害、嚥下障害、高齢者の体験をすることで、相手の困りごとやできることに気づきくことができ、利用者理解を深めることができました。

【介護実習】「その人らしさ」を支える介護の実践

5月23日(金)、特別非常勤講師活用講座として介護老人福祉施設 やまゆりの里の稲葉 夏輝 様、田中 心 様、濱口 依吹 様をお招きし、特別授業をしていただきました。

講話では、稲葉様より施設の様子や様々な取り組み、施設のコンセプトなどについて教えていただきました。また、「その人らしさ」をテーマに田中様より話をしていただきました。利用者さんとのかかわりの中から学んだことや感じたこと、利用者さんの変化の様子、そして自分自身の介護に対する考え方の変化など、映像や写真を交えてお話しいただき、そのリアルなエピソードに涙する生徒もいました。

     

実技では、人の自然な動きを活用し、利用者も介助者も負担なく介助ができる「楽技介護」を教えていただきました。始めは上手くいかないところもありましたが3名の講師の先生方に丁寧に教えていただき、新しい技術を習得することができました。

     

最後に、本校の卒業生である濱口 様(50回生)から、就職を選んだ理由や就職先の選択理由、仕事を始めてからの様子や思いなどを話していただき、これからの進路実選択や実現に向けてイメージを膨らませることができました。

     

アントレプレナー 校外授業

5月23日・30日のアントレプレナーの授業で、ネスタリゾート神戸へ行きました。

ネスタリゾート神戸さんの「お困りごと」を考える授業の一環です。

訪問前に担当の方よりお困りごとの内容を聞き、プールの草が生えない方法を考えた後プールへ行きました。

そして授業選択者でプールの草を抜きました。教室から出て、相談者のお役に立つことがこの授業の大きな魅力です。