学校長挨拶

ご挨拶

 兵庫県立三木東高等学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 本校は、昭和50年に全日制普通科高校として開校され、今年度創立50周年の節目を迎える学校です。また、平成18年度には総合学科に改編され、以来北播地域唯一の総合学科高校として現在に至っています。
 本校では、「自治」「協同」「敬愛」を校訓に、約600名の生徒が、広い敷地と充実した教育施設のもと、生き生きと学んでいます。本校教育の特色としては、総合学科の中でも生徒の科目選択の自由度が非常に高いことが挙げられます。これは、幅広い選択科目の中から生徒自身が自由に選択を行うことで主体的な学習を実現し、自己の進路への自覚を深めキャリア発達を促すことを目標としています。文部科学省の総合学科案内には、「自分でつくろうよ、夢をかなえる時間割」との文言がありますが、この言葉どおり本校では100を超える授業科目から選択によって「自分だけの時間割」を作成し、それに基づいて自分の夢をかなえるための学びが日々実践されています。今後も「学びたいことが学べる学校」としての存在感を高め、「キャリア教育の推進」と「地域との連携」をキーワードに、更なる飛躍を目指して全力で取り組んでまいります。
 さて、既に報道等でご存じの方も多いと思いますが、県立高等学校教育改革第三次実施計画により、本校は同じ市内の三木北高校、吉川高校と来年度(令和7年4月~)発展的に統合され、「三木総合高等学校」となることが既に決定しております。昨年12月には「発展的統合に関する実施計画」が県教育委員会から発表され、三木総合高等学校のスクール・ミッション及びスクール・ポリシー、また、新しい系列等についてお示ししたところです。校舎は、現在の本校の校舎(敷地)がそのまま使用される予定で、具体的なカリキュラムや選抜方法の詳細、学校行事等については、今年度の学校説明会やオープン・ハイスクールにおいて順次説明してまいります。今後は、統合される3校の特色を引き継ぎつつ、各校と協力して、より魅力ある新しい学校づくりに向け着実に準備を進めていく所存です。
 皆さま方におかれましては、引き続き本校へのご理解とご支援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

 令和6年4月1日

兵庫県立三木東高等学校
校 長   児島 義人