みがけ!みかげ力
授業の様子(GSⅠ)【生徒による投稿】
9月4日のGSIでは京都芸術大学の吉田先生を講師としてお招きし、探究活動に関わるプロジェクトの進め方に関する講義をしていただきました。具体的なプロジェクト例に関してアイデアを出し合いつつ、プロジェクトの進め方について教えていただきました。今回の学びを授業やGSIで行う探究活動にも活かしていきたいです。(1年総合人文コース生)
2学期始業式・表彰伝達・近畿大会報告会・近畿大会壮行会
令和5年9月1日(金)2学期始業式、表彰伝達、近畿大会報告会、近畿大会壮行会が体育館にて行われました。
始業式では校長先生から、勉強はもちろん、さまざまな学校行事を大切にして、これから今まで以上に必要になってくる協働性や課題解決力をつけていってほしいというお話がありました。(詳しい内容は、当HP「学校概要」中の、「校長室から」のページ内に掲載しますので、ぜひそちらもご覧ください。)その後、生徒指導保健部長から、校訓である「清く・明るく・正しく・強く」を大切に、物事の"王道"を考えて行動をしてほしいというお話がありました。
この夏休み中も、多くの生徒が様々な分野で活躍し、素晴らしい結果を残してくれました。日々の練習や活動に真摯に取り組み、全国大会や近畿大会、神戸地区の大会の場で御影高校の生徒は活躍してくれています。保護者の方を始め、本校生をサポートしていただいている方々には、改めてお礼もうしあげます。ありがとうございます。
2学期にも、体育祭や校外学習、芸術鑑賞会といった、たくさんの行事が予定されています。短い高校生活、一人ひとりが、自分の得意な分野で活躍し、引き続き充実した生活を送れることを願っています。そして進路実現に向けて、努力を継続していってほしいと思います。引き続き、御影高校を応援よろしくお願いいたします。がんばれ御影生。
第2回オープンハイスクール
令和5年8月18日(金)第2回オープンハイスクールを実施いたしました。保護者の方は御影公会堂、中学3年生の方は御影高校にて、それぞれ学校の説明や部活動の演奏演技、体験授業等を行いました。当日はたくさんの方にご来校いただき誠にありがとうございました。ぜひ、御影高校で自分磨きをしてみませんか。今後も多彩なプログラムの説明会、オープンハイスクールを実施いたしますので、ぜひご参加ください。
令和5年度 神戸地区3校合同防災研修会
去る8月20日(日)に、県立御影高等学校、県立神戸高等学校、県立東灘高等学校の3校合同開催による、「令和5年度 神戸地区3校合同防災研修会」が御影公会堂にて行われました。本校からは生徒会執行部の生徒9名が参加しました。
講師に東北大学非常勤講師の斎藤幸男氏をお招きし、「災間を生きる君たちへ ~ 震災の教訓と人材の育成」というテーマで、ご講演をいただきました。その後のワークショップでは、班ごとに分かれて、災害が発生した場合の対応について話し合いが行われました。3校の生徒に加えて、各校の先生や保護者の方にも班内に加わっていただき、様々な意見の交換がありました。最後に各班による発表が行われました。
今回の講演会の受講に当たって、普段から防災についての意識を持ち、万が一災害が発生した場合の対処法や心のケアなどについても真剣に考えた、実りのある一日となりました。
クリエイション講座 Dコース
クリエイション講座 Dコースは、本校の教育コーディネーターも兼任いただいている竹中敏浩先生をお招きし、地震と防災をテーマとして掲げ、六甲山の麓にある御影高校の立地を活かした活動を軸としたフィールドワークを含む講座を実施しました。
DAY1は、六甲山や阪神淡路大震災に関するレクチャーやそれらに関連する実習を実施しました。御影(みかげ)という名前の由来を学んだ後、六甲山を構成する岩石が花こう岩、いわゆる「御影石」であるため、その地形の成り立ちが地震に関連しているのだということを学びました。
DAY2は、淡路島でのフィールドワークを実施しました。フィールドワークでは、淡路SAより六甲山を臨み、先日学習した六甲山の成り立ちを確認した後、北淡震災記念公園では、野島断層を見学し、実際の地層のずれを見ることができました。また、震災当時消防団に所属されていた総支配人の米山さんから震災当日の被災の様子を直にお聞きすることが出来ました。昼食の後訪れた「うずの丘 大鳴門橋記念館」では、精巧に作られたジオラマでうず潮の原理を学び、地形と月の引力が生み出す現象について考えることができました。
DAY3では、DAY2の振り返りをした後、近隣の石屋川公園へフィールドワークに出かけました。石屋川は天井川であることや、日本で最初の鉄道トンネルが掘られた場所であることを学びました。その後、本校のグラウンドで砂を採取し、採取した砂から、花こう岩の風化を学びました。顕微鏡で見ると、花こう岩の特徴である石英やカリ長石のかけらがはっきりと確認できました。花こう岩は、活断層の多い地域では風化が進み、阪神間で水害を生じさせてきたいうことも実習を通じて理解できました。
この講座を通じて、地形の成り立ちと地震や活断層は関連していること、特に、六甲山と阪神淡路大震災には繋がりがあること、また、この御影の地は、御影石の名の由来となるほど御影石の生産が盛んであったことや、六甲山からもたらされる水が「水害」につながったり、「宮水」として活用されたりするという両側面をもつこと等、様々な新たな発見を得ることができました。