8月17日(月)から22日(金)まで、5泊6日のシンガポール・マレーシア研修旅行を実施しました。現地で見て、人と出会い、体験した6日間を、4つの視点から振り返ります。
① シンガポールの「国づくり」
シンガポールは、近代的な都市国家として発展する一方、限られた国土や資源、食糧などの課題を抱えています。湿地保護区や屋上農園、動物園などを訪れ、自然との共生や食糧問題など、将来を見据えて国全体で明確な数値目標とともに課題に向き合う姿を学びました。
【屋上菜園(水耕栽培)】 【スンゲイブロウ湿地保護区】 【シンガポール動物園(質の高い動物福祉を実践)】
② 人との出会い ―「同じ」と「違う」
ブキパンジャン政府高等学校では、授業や昼食をともにし、国や文化が違っても、同世代だからこそ分かり合えることを実感しました。一方、マレーシアでのホームビジットでは、食事や生活習慣を通して、「自分たちの当たり前」と「相手の当たり前」が違うことを体験しました。共通点を見つけることも、違いを知ることも、相手を理解する第一歩です。
【ブキパンジャン政府高等学校での授業風景】 【マレーシア アヤヒタム村ホームビジット】
③ 一歩を踏み出す「突破力」
シンガポール経営大学(SMU)での英語セッションでは、大学生とのディスカッションや英語でのプレゼンテーションに挑戦しました。そこで学んだのが、「準備する力」とともに「突破する力」を持つことの大切さです。完璧でなくても話してみる、分からなければ尋ねてみる、知らない文化の中へ入ってみる。この旅には、自分の世界を広げる小さな「一歩」がいくつもありました。
【シンガポール経営大学(SMU)での英語ディスカッションなど】
④ 「国際人 "Global Citizen" 」とは
英語が話せることや世界について多くを知ることだけが、「国際人"Global Citizen" 」ではありません。世界に興味を持ち、問い続け、異なる相手を尊重して行動できることも大切です。そのロールモデルが、シンガポール国立大学の三井教授であり、6日間私たちを支えてくださった現地ガイドのマーカスさんでありました。
【三井幹陽教授】 【Mr. Marcus Ong 旅行ガイドさん】
英語を磨くこと、世界に疑問を持ち、知ろうとすること、そして、人としての振る舞いを磨くこと。
この6日間に自分の目で見て、人と出会い、心で感じたことが、生徒たちがこれから世界へ踏み出していくための一歩になればと思います。
生徒の声
・「海外の人とコミュニケーションをとることは難しいけど、変な文法でも会話はできるからもっと自分から積極的に話すべきだと感じたし、異文化交流の楽しさを初めてこんなに実感できたことが本当にいつまでも忘れられない良い経験になりました。」
・「英語だからという理由で伝えることを諦めず、一歩を踏み出すことの大事さを今回の研修を通して学べた。また、外国を知ることで自国愛が少し強くなった気がする。外国に行く前では考えられないほど知見が広がり、物事を見る時の視点が増えた。本当に参加してよかったと思えた5日間だった。」
・「調べれば、日本と海外の違いを知ることはできるけど、知るだけではなくて理解するには、実際に体験するしかないなと改めて今回思いました。実際に食べたり見たり、触ったりしてこそ、その国の文化や伝統の理解を深めることができるとわかりました。この研修でもっと英語が話せたらなと思う場面が数え切れないほどあったので、英語をこれからもっと磨いていこうと思いました。」