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<SSH>2年自然科学科 課題研究中間発表会

課題研究中間発表会

 10月5日(火)、自然科学科2年生の課題研究中間発表会が行われました。

 このコロナ禍の中の時間が制限される中ですが、各班ともに、これまでの研究内容や実験結果、これからの展望など、ポスターにまとめ、発表しました。自然科学科1年生からの質問や、運営指導委員の先生方からのアドバイスを受け、2月の課題研究発表会に向けて、引き続き研究を続けていきます。

班別研究テーマ

2班    打ち水

3班    つけまつ毛の回折の関係

4班    自転車の空気圧と制動距離の関係

5班    ハンドボール投げの記録を伸ばす方法

6班    水中での鉛直方向の音の伝わり方

7班    ドローンとアームについて

8班    カナブンってどんな虫?

9班    防カビと黒カビ除去の研究

10班    脚の形と重心

11班    ザリガニの体色変化

12班    美しいオーロラを作ろう

 

1班    段ボールの強度について2班    打ち水3班    つけまつ毛の回折の関係4班    自転車の空気圧と制動距離の関係5班    ハンドボール投げの記録を伸ばす方法6班    水中での鉛直方向の音の伝わり方7班    ドローンとアームについて9班    防カビと黒カビ除去の研究10班    脚の形と重心11班    ザリガニの体色変化12班    美しいオーロラを作ろう

<SSH>50回生自然科学科 文献調査に関する特別講義 

文献調査に関する特別講義

 

 11月4日(木)、本校SSH運営指導委員の兵庫医療大学薬学部准教授 木下 淳先生を講師としてお招きし、50回生自然科学科対象に文献調査に関する特別講義が行われました。

 課題研究を行う際に必要な文献調査の方法、インターネット上にある情報の信憑性の判断、効率的な検索方法についてや、論文を引用する際の注意事項など、実習を行いながらの講義でした。

 これから本格的に課題研究が始まる自然科学科1年生にとって、非常に有用な内容でした。

 

<SSH>令和3年度科学講演会

令和3年度 科学講演会

 11月12日(金)、大阪工業大学特任教授・工学博士の大須賀美恵子先生を講師にお招きし、「生理心理工学とロボティクス~人を幸せにする工学技術をめざして~」と題し、令和3年度科学講演会を実施しました。

 今年度も昨年度と同様に遠隔会議システムを活用したリモート形式で行い、先生が長年研究されてきたヒューマンセンシングとロボティクスをかけ合わせて、人々を幸せにする技術開発について講演されました。講演の中で、ヒトの様々な生理反応を検知し、AIを用いて被検者のこころとからだの状態を測定し、患者や高齢者が安心に安全に生活できるシステムについて、沢山の事例を紹介されました。

 講演の最後には、「大きな変化にも柔軟に対応できる人」「様々な人と様々な形でコラボレーションできる人」「新しい技術を味方にして自分の能力を拡大できる人」になってほしい、また、AIとの共存・共働を目指してほしいと、これからの社会を担う私たちに未来を託されました。

<SSH>地域連携事業(高丘中学校)

高丘中学校との連携事業

 11月17日(水)、高丘地区小中高連携事業として、高丘中学校2年生のトライやるウィークの取り組みに、本校自然科学科2年生の生徒が参加しました。

 高丘中学校ではトライやるウィークの取り組みとして、「ふるさと明石」について深く知り、明石を愛する心を育み、「ふるさと明石」を知る過程で「明石で生きる人」との交流を図り、この取り組みを通して、学校生活や社会生活で必要な手立てを学ぶ活動を行っています。さらに、小学生・高校生との交流を図り、地域で学ぶ子供たちの繋がりを作ることを目的としています。

 この取り組みの中で本校自然科学科生は、中学生がフィールドワークで集めた資料を動画にまとめる作業の指導と、中学生が高丘東小学校、西小学校の3年生に行う発表の指導を行いました。

 最初はお互いに緊張していましたが、部活動などの高校生活、自分の受験勉強の取り組みなどを話しながら、コミュニケーションをとっていると、すぐに打ち解けあい、活動が終わるころにはどのグループも和気あいあいと活動していました。

 普段の高校生活では、自分たちの取り組みに対し、「指導・助言される」立場でしたが、今回は逆の「指導・助言する」立場として自分たちが学んできたノウハウを中学生に伝え、また、中学生に指導することで「伝える」ことの大切さ、難しさを再確認できました。

 

 

<SSH>1年自然科学科STEAM研修(立杭焼研修)

1年自然科学科STEAM研修(立杭焼研修)

 11月27日(土)STEAM研修のA(芸術)、及びS(科学)、T(技術)の研修として、丹波市にある市野伝一窯で立杭焼実習を行いました。1年生自然科学科生10名が参加し、午前中は市野伝一窯の市野達也さんの指導による立杭焼実習、午後は兵庫陶芸美術館および立杭陶の郷の見学を行いました。

 立杭焼実習では、慣れないろくろやヘラを扱いながら、それぞれのイメージを少しづつ形にしていき、お皿や花瓶、茶碗など、見事な作品を制作しました。この実習の中で、乾燥による粘土の硬さの違いからひび割れが起こることや、焼き上げる工程で大きさが約2割小さくなること、形による収縮率の違いを考慮して粘土をつながなければいけないことなど「陶芸」における「科学」や、その科学に則った「技術」を学ぶことができました。

 兵庫陶芸美術館では、ちょうど「フィンランドデザイン展」が開催されており、北欧の特徴的なデザイン画や織物、陶器などを見学しました。陶の郷では、鎌倉〜江戸時代の「古丹波」に分類される作品や、現代の陶芸家の最新作が展示されており、緑青色をした自然釉の美しさや、赤土部釉、白釉壺など、他に類を見ない独特な魅力ある作品を観賞しました。生徒たちは、釉薬の美しさに魅了されながら、その材料による発色の違いや、そこに係る化学変化に興味を抱いていました。

 約3週間で作品が手元に届きます。どのように仕上がってくるか楽しみです。