2023年4月の記事一覧
5人の先生方からのご講義@ガイダンスキャンプ
ガイダンスキャンプ最後の講座は、来年度2年生時にプロジェクト学習をご指導いただく、人と自然の博物館の5人の研究員の先生方からのご講義でした。タイトルは『私と研究』です。
①高橋先生は魚類生態学等がご専門で、過去に担当くださった本校プロジェクト学習のテーマを通じて、探究活動の意義をお話くださいました。
②鈴木先生は植物分類学等がご専門で、本校生とともに取り組んだダンゴムシの研究や、NHK朝ドラ「らんまん」の主人公 牧野富太郎にまつわる植物学についてお話しくださいました。
③赤澤先生は緑地計画学がご専門で、公園づくり等で大切にされていることや本校でのプロジェクト学習のご経験をお話くださり、生徒の質問にも応えてくださいました。
④廣瀬先生は微古生物学等がご専門で、過去の地球環境を調査する手法等について、SPring8での研究内容等にもふれながらご紹介くださいました。
⑤黒田先生は植物生態学等がご専門で、植群生態研究の内容についてご紹介くださいました。現在台湾で研究しておられ、なんと海外からオンラインでご講義くださいました。
どの先生方も、ご自分の専門分野を中学生にも分かりやすく、そして楽しそうにお話くださるお姿が大変印象的でした。1年後にどのような姿勢で探究学習に臨めばよいか、このガイダンスキャンプで生徒に感じてほしかった極意が散りばめられたご講義、本当にありがとうございました。
樺島君が司会、春名さんが挨拶をする出発式を経て、帰路につきます。1年生の皆さん、学びの多い一泊二日の研修、よくがんばりましたね。
館内見学をしました@ガイダンスキャンプ
4月28日の1年生は、特注セミナーの後、記念撮影とランチタイムを深田公園で行いました。
午後一番の講座は、人と自然の博物館館内見学でした。館内には常設展示の他に、企画展示・トピック展示があり、自由に触れることができる標本や資料も充実しています。
多くの生徒は、丹波の恐竜化石に関心を示すとともに、水中生物の世界・世界の森・生物の歴史・共生の森などの大型展示にも興味津々でした。
人と自然の博物館特注セミナー写真集@ガイダンスキャンプ
特注セミナー参加中@ガイダンスキャンプ
【講座②ピカピカ泥だんごをつくろう】
赤澤主任研究員にご教授いただきます。
【講座③液浸収蔵庫見学】
高橋主任研究員にご教授いただきます。
【講座④タンポポの観察】
鈴木研究員にご教授いただきます、
天文台退所式から人と自然の博物館へ@ガイダンスキャンプ
1年生の4月28日、朝ごはんのあと、8:30から石本さんの司会で天文台退所式を行いました。
昨日より、天文観察の環境整備やご指導をしてくださった研究員の皆さんを代表して来てくださった本田先生に、雲出君がお礼の挨拶をしました。天文学に興味をもったことを具体的にお伝えすることができました。
8:50には天文台を後にして人と自然の博物館へLet' go!
博物館に到着すると、さっそくホロンピアホールで特注セミナーの説明を聞き、希望した4つ講座に分かれました。
【講座①顕微鏡で見つける小さな化石】
廣瀬主任研究員にご教授いただきます。
爽やかな朝です@ガイダンスキャンプ
おはようございます。
4月28日6時30分、1年生のガイダンスキャンプ2日目の朝です。
晴天かつ、空気が澄み切って、大変爽やかな朝です。
本日はこの後、食堂で朝食→天文台退所式→バス乗車→県立人と自然の博物館へ
夜間観望会を楽しみました@ガイダンスキャンプ
4月27日、1年生のメインイベント夜間観望会が始まりました。
一般公開されている望遠鏡としては世界最大級の「なゆた」での星の観察です。
なゆたの周りを1組と2組で何周もまわり、研究員の方の説明を聞きながらレンズをのぞくワクワク感。今夜は快晴で空気も澄んでいるため、どの星もとても美しく、くっきりと見えました。
はじめに火星。赤く輝き暖かそうな惑星ですが、表面はマイナス50度とのこと。次に、月の表面。クレーターの凹凸がとてもシャープに見えてビックリ。そして、カストル、アークトゥルス、かに座Ι(イオタ)、木星状星雲、M3球状星団と、次々と見ることができました。
「なゆた」が入った建物の外でも、研究員の先生が星座の説明をしてくださり、美しい星空に酔いしれました。
夕食後、夜の観望会が始まります@ガイダンスキャンプ
4月27日18時、1年生は昼間の活動を終えて、夕食をとりました。
食事係がしっかり準備をしてくれて、エビフライとアジフライの定食を美味しくいただきました。
食事の後、いよいよお楽しみの夜間観望会が始まります。
宿舎から移動するときに見上げた空には、薄暗さの中に美しく輝く星が!
本日2回目の「私と研究」@ガイダンスキャンプ
1年生が、本日2回目の研究者からの講義を受けました。
講師は、兵庫県立大学西はりま天文台のセンター長の伊藤教授です。
タイトルは「天文学と私」。先生が天文学者になりたいと思ったきっかけに始まり、宇宙のお話、そして天文学の意義等についてお話しくださいました。途中に、実習もありました。オリオン座とその周辺の星々を例に、自分独自の星座を作る実習です。「星座はギリシャ神話に基づかなくても構わない」という伊藤先生からの声かけで、生徒らは思い思いの星座、そして、その星座をめぐる物語を作りました。
最後に伊藤先生から、「附属中学校の普遍性に是非多様性を!」「得意なことを納得いくまでやってみよう」「クラスでナンバーワンになろう」という熱いメッセージをいただきました。
昼の観望会@ガイダンスキャンプ
4月27日の午後、1年生2つ目の講座は、昼間の星の観察実習です。
「昼間の星の観望会&太陽観察」と「小型望遠鏡実習」に取り組みました。
太陽の観察では、本田先生から太陽の黒点やフレアについて説明を受けた後、実際にそれらを専用の望遠鏡で見ました。
太陽の黒点とは、表面を観測した時に黒い点のように見える部分のことです。周囲より弱い光なので黒く見えます。そして、太陽フレアとは、黒点の周辺で起きる大爆発のことです。
太陽観察の後は、60cm望遠鏡で金星を見ました。快晴のため、とてもくっきり見えました。生徒らは金星が見えたことに驚くとともに、天体ドームの開閉や望遠鏡の動きにも興味津々でした。
小型望遠鏡実習では、高山先生のレクチャーを受けながら、実際に班ごとに一台の望遠鏡の操作を行いました。
天文工作@ガイダンスキャンプ
4月27日の1年生の午後は、3つの講座が行われました。
まず、本田先生がご指導くださった「天文工作」です。簡易分光器『にじみえ〜る』を作りました。
私たちが見ている光は、私たちの目によって様々な「色」として認識して見えています。
昼間の太陽光に代表される白色光にも様々な色が含まれていて、それが色彩豊かな世界を作り出している要因となっています。光の色は、波の「波長」に対応しており、「分光」すると波長の順に分けられ、どの色がどの程度強いかを知ることができ、それを「光スペクトル」といいます。
スペクトルを詳しく調べることで、星の動きも調べることができるそうです。
今日作った分光器(星の光を虹に分ける装置)は小さなものですが、なゆた望遠鏡にも分光器がついていて、『にじみえ〜る』よりも、うんと長い虹を作り出せるそうです。
できあがった『にじみえ〜る』で、いろんな光を観察しました。
西はりま天文台に到着しました
1年生は学校を出発し、兵庫県立大学西はりま天文台に到着しました。もちろん、快晴!
まずは、天文台の施設を前に、クラス・学年の記念写真を撮影しました。
その後、スタディルームにて、西さんの進行で入所式を行いました。
伊藤センター長・本田先生・高山先生、これから一泊二日よろしくお願いします!
入所式では、高山先生が作成された天文台紹介動画を視聴しました。附属中学校の先輩方が制作したガイダンスキャンプポスターの場所も教えていただきました。今年の1年生も、キャンプの後に学習内容をまとめたポスターを制作します。
入所式の後は、お楽しみのランチタイム。芝生の上にレジャーシートを広げて、気持ちよく食べました。昼食の後は、5つのチーズケーキをめぐって、じゃんけん大会も行われました。
1年生ガイダンスキャンプが始まりました
4月27日(木)28日(金)は、1年生のガイダンスキャンプです。この行事は、附属中学校に入学して最初に行う、校外での宿泊をともなう集団活動であり、総合的な学習の時間のプロジェクト学習の一環として実施する学習活動です。
生徒が考えたスローガン『Let's enjoy! 〜仲間と協力 笑顔で一丸〜』のとおり、充実した行事になりますように!
さて本日は一日目です。これから、このページで、生徒らの活動を紹介していきます。
昨日までの雨模様が嘘のように、すっきりと晴れた好天に恵まれました。本日は星の観察がメインイベントのため、晴天は嬉しい限り!主任の下田先生に「1年生の普段の行いの賜物」と褒められて、上機嫌の生徒たちです。
8時50分に開始式が始まりました。
午前中に2つの講座を聞いてから、西はりま天文台に移動します。
<講座の紹介>
①「科学を学ぶということ」安西教頭 →『本校のプロジェクト学習の紹介』『実は科学は身近である』をテーマに講義。料理も化学変化の産物という話題から、お気に入りのチーズケーキの味見シーンもありました。
②「私と研究」武尾総長 →学生時代からの研究人生とその内容について語ってくださいました。「工学博士である総長先生のお話は難しい」、という先入観を吹き飛ばす、とても分かりやすい説明に生徒らは聞き入っていました。
本年度のプロジェクト学習が始動!
4月25日(火)に、3年生プロジェクト学習がスタートしました。プロジェクト学習とは、県立大学附置研究所及び各学部等の研究者の指導を受けながらグループ毎に探究学習を行う、本校オリジナルの総合的な学習です。
本学習の目的は、以下のとおりです。
〇 探究的な学習のプロセスの中で、よりよく課題を解決する知識や技能を身に付け、科学的に物事を考えることのよさを理解するとともに、研究者との交流を通して、自らの生き方に結びつく概念を形成し、学びや生活に生かせるものとして理解を深めさせる。(1年次)
〇 探究を深める中で、問題場面に気づき、課題を立て、情報を集め、それぞれのテーマに応じた方法で整理・分析したり、判断したりすることを通して探究の手法を身につけるとともに、必要な言葉を選び、情報を的確に伝えたり、受け取ったりする表現力を育成する。(2・3年次)
〇 研究者とのかかわりの中で、探究の目的を繰り返し確認したり、探究の価値を考えたりするとともに、他者と協働的に学習に取り組む中で、学んだ内容や自分のよさに気づき、それを生かして自らの将来につなげていこうとする態度を育成する。(1・2・3年次)
本年度の3年生の探究テーマは、昨年度に引き続き、次のとおりです。
本日は2年目の探究テーマを話し合ってから、さっそく、実験・観察・実習などにはいる班が多かったです。
研究者の先生方に支援していただきながら、生徒には、知的好奇心旺盛に、主体的な取組ができることを願っています。
情報モラル講演会を行いました
4月21日(金)に、兵庫県立大学環境人間学部の竹内和雄教授をお招きして、情報モラル講演会を行いました。
前半は事前のアンケート調査をもとに、附属中学校生のスマホ・ネット等に関する利用状況の実態や、それに対する今後の心構えなどについて学びました。特にネットの長時間利用に関する調査では、勉強への自信と負の相関関係にあることが分かり、改めてネットへの向き合い方を考えるきっかけとなりました。
講演会の後半は、実際の事例をもとに、フェイクニュースやネット詐欺の見破り方について、実践を交えて学びました。全ての嘘情報を見つけることは難しく、生徒たちは周囲とコミュニケーションをとりながら、事例について何度も検討を重ねました。この実践をとおして、生徒たちは、身近に潜むフェイクの危険や、それに対応するネットリテラシーについて、自分事として考えることができました。
今回の講演を通じて、改めて情報通信・インターネットの便利さと、そこに潜む危険性について考えることができました。
新入生歓迎行事「てくてくテクノ」を開催しました。
4月19日(水)、4・5・6時間目に新入生歓迎行事として「てくてくテクノ」を開催しました。あいにくの荒天に伴い、ウォークラリー開催地を光都プラザ周辺から学校内へと変更することとなりましたが、縦割りの24班が、班員でお互いに協力しながら、校内のチェックポイントで、クイズやジェスチャーゲームなどの様々なお題に挑戦することができました。
そして、ウォークラリー終了後は、天候の回復に伴い、テクノ中央公園の芝生広場まで徒歩で移動し、生徒会役員の崔さんによるジャンケン大会が行われました。その後、チューリップ畑へ移動し、各クラス記念撮影を行った後、本校へと戻り、無事「てくてくテクノ」を終えることができました。
1・2・3年生の縦割り班での活動によって、他クラスや別学年の生徒たちとのコミュニケーションの場が作られ、様々な形で生徒同士の交流が行われました。そこでは、雨雲を吹き飛ばすような笑顔や元気、やる気なども感じられ、多くの生徒たちにとって非常に良い刺激となる行事となりました。
そして、そのような歓迎行事を開催すべく尽力してくれた生徒会執行部や、新入生を全力で歓迎し、楽しい班活動を支えてくれた2・3年生など、多くの生徒たちがこの行事を成功させるべく活躍してくれました。改めて、ありがとうございました。
〈昼食・ウォークラリー〉
〈移動・じゃんけん大会〉
〈集合写真〉
部活動紹介を実施しました
4月17日(月)の5、6時間目に1年生に向けて部活動紹介を実施しました。持ち時間5分の制限のなか、各部の代表者数名の生徒が、実演や写真・動画紹介、ユニフォーム紹介など、趣向を凝らした部活動紹介を行いました。
各部の熱意や、1年生の真剣な眼差しに、これから始まる部活動生活への希望が感じられる瞬間となりました。
入部を希望する1,2,3年生は、部活動体験期間を上手に利用して、自分にあった部活動を見つけてください!
対面式を行いました
4月11日(火)に新入生が2・3年生と出会う対面式、そして、中学生が高校生に出会う対面式を行いました。
中学校の対面式では、夢創館講堂に作られた花のアーチをくぐって、新入生が入場しました。1年2組吉田悠人さんが、堂々と宣誓文を読み上げた後、生徒会執行部より、歓迎の言葉や学校生活の紹介スライド等が披露されました。
歓迎の言葉では嶋津生徒会副会長が、「僕たちは新入生の味方です」との心強い呼びかけがありました。また、学校生活を紹介するスライドには、楽しい動画も含まれており、全校生に笑みがあふれる楽しい時間を過ごすことができました。
安西教頭からは、生徒会のスローガンの由来でもある「Listen」「Open」「Voice」「Enjoy」を引き合いに、人付き合いのコツについてお話がありました。
対面式の後は、芝生広場に出て、ドローンによる全校生の動画撮影も行いました。
高校生との対面式では、それぞれの校種の生徒会長よりエールの言葉が述べられ、700人近い人の顔合わせに圧倒されました。
これから始まる学校生活への期待が膨らんだ瞬間でした。