情報モラル研究会
スマホサミット in ひょうご2021 に参加しました
令和3年12月19日、兵庫県民会館にて「スマホサミット in ひょうご2021」が開催され、本校から情報モラル委員会のメンバー2人が参加しました。
午前は、県立大学准教授の竹内和雄先生のご指導の下でワークショップが行われました。
準備していただいたデータやテーマについて8校の生徒が6グループに分かれて議論しました。
(1)小1~高3まで、各学年ごとの携帯所持率
学年が上がるにしたがって所持率も上がることは容易に想像がつくが、何と小3ですでに 50%超えになっている現状には驚きました。
(2)家庭で一番することは?(ネット、テレビ、遊び、勉強 の4択)
小学校低学年では「勉強」が一番多かったのですが、高2では「勉強」と答えた生徒はわずか4.5%…恐ろしい現実を目の当たりにしました。さすがに高3では21.1%まで上昇しますが、それでも少ない!!)
(3)1日に4時間以上ネットをする人
高校生はどの学年も約25% 昔で言う、「ながら勉強」も含んでいることを願うが、どうも「ながら勉強」は勉強に含んでいるらしい。
(4)年齢別ネット使用率
5歳で既に80%超え…親の使用率が高い家庭ほど子どももよく使う傾向がみられるようです。
これらの考察の後、午後のサミットで発表する提言を、「親へ」「先生へ」「企業へ」「自治体へ」「自分たちへ」の5分野に分けてまとめました。
午後のスマホサミット in ひょうご 2021 では、
(1)午前中のワークショップのまとめ発表
(2)参加各校の取り組み報告
本校は、NHK Eテレ「バリューの真実」の取材協力、「動画フェスティバル」応募 等の取り組みについて報告した。
(3)午前中のまとめや提言についてのディスカッション
「親へ」の中で、「家族だんらんを増やして」、「家族で「食事中は見ない」などのルールを決めたい」という提言がありました。食事しながらスマホを触り、会話なしに食事している家庭も結構あるらしく、生徒たちは家族だんらんを求めていることがわかりました。親をうっとうしいと感じる生徒が多いのかと思いきや、だんらんを求めているとは嬉しいことです。
なお、「スマホサミット in ひょうご 2021 」の様子はYoutubeでライブ配信されました。
▲ワークショップの様子(右端で指導されているのが竹内先生)
▲ワークショップの様子
▲ワークショップの様子
▲取り組み状況の発表の様子
▲取り組み状況の発表の様子
▲スマホサミット会場の様子
▲最後に参加者全員で記念撮影