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本校は、西宮市の北東部に位置し、東には武庫川が流れ、西には六甲山系を仰ぎ見ることができます。昭和40年5月1日に尼崎市立尼崎第二養護学校として、知的障害のある子どもたちを対象にした学校としては県内で2番目に開校しました。その後、昭和47年4月1日に阪神養護学校組合立阪神養護学校となり、昭和50年1月1日に県立移管されました。
県立こやの里特別支援学校が開設されるまでは、阪神地域の6市1町の子どもたちが就学していました。グラウンドには、くすのき、さくら、まつなど、6市1町の木が植えられ、子どもたちの成長を見守っています。
また、平成27年4月1日に、県立武庫荘総合高校内に分教室を設置しました。共生社会の実現に向け、高等学校との交流や地域住民との交流を進めるとともに、ものづくりやビルクリーニング、喫茶サービス、パソコンなどを通して、社会的自立、職業自立を目指し、切磋琢磨しながら学びを重ねています。
令和7(2025)年4月現在の児童生徒数は、小学部121名、中学部96名、高等部204名(訪問学級1名、分教室47名を含む)合計421名です。通学区域は尼崎市と「ななくさ学園」で、一部自力通学生を除きスクールバスで登校しています。
本校の校訓は「明るく たくましく 心ゆたかに 活気ある学校」です。学校教育目標は「児童生徒一人一人が、自立と社会参加を目指し、主体的に行動する力を身につけられるよう必要な知識・技能・態度及び習慣を養う」ことです。
昨年度、創立60年、分教室開設10年の節目を迎えました。これからも「地域とともに歩む学校」として、さらに教育を充実させ、本校の子どもたちが阪神地域の光となるよう一層尽力してまいります。
保護者の皆様や関係機関の皆様には、子どもたちを中心に据えた切れ目ない支援について、引き続きご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7(2025)年4月 県立阪神特別支援学校長 榎本 好子